教員紹介

宇佐美 彰規

Akinori USAMI 宇佐美 彰規 准教授

  • 専門分野英語教育学、ESP(English for Specific Purpose)、
    応用言語学
  • 所属学会大学英語教育学会、リメディアル教育学会、
    外国語教育メディア学会

これまでの研究の概要

グローバル化が進むビジネス活動では、多様な文化や価値観を持つ非英語母語話者同士が、英語を共通言語として使用しています。これまでは、言語や文化背景が異なる者同士が使用する国際共通としての英語の役割、そして海外のビジネス現場で起こり得るコミュニケーション上の問題の研究に携わってきました。また、文化的要素や習慣の違いから直面する問題や問題解決のニーズを英語授業に取り入れてきました。現在は、中小企業の国際事業に焦点を当て、ものづくり企業を対象とした調査と会議等のデータの分析を通して、ビジネス英語教育モデルの試作と実践・評価を目指しています。

食マネジメント学部における今後の研究の方向性

コミュニケーションの手段として英語を学ぶ過程では、インプットだけでなく、意識的に使う視点とアウトプットが重要です。「食」は全世界の共通の話題であり、食にまつわる様々な問題や経験を双方向で共有し、多くの情報や考えを発信していく英語コミュニケーション力を高める授業実践と研究に取り組んでいく所存です。

主な研究業績

  • Usami, A. (2018). The Effectiveness of Minute Paper to Create a Positive Learning Community. Mukogawa Literary Review, No.55 pp.21-34
  • 自律学習eラーニングの英語学習と学習習慣に関する調査,宇佐美彰規,情報教育研究センター紀要, Vol.25,P.4-7,2017
  • Yamamoto,Y and Usami,A. (2015). Exploring Learners' Patterns of Using the Online Course Tool in the University Classes. The IAFOR Journal of Education,Vol.3, No.7, pp.54-66