教員紹介

山田 貴子

Takako YAMADA 山田 貴子 助教

  • 専門分野経営戦略論,オープン・イノベーション論,産学官地域連携のイノベーション・エコシステム論,イノベーション,新規事業企画・開発
  • 所属学会研究・イノベーション学会,国際ビジネス研究学会,日本経営学会,
    関西ベンチャー学会

これまでの研究の概要

急速に変化する社会・産業環境において,企業が柔軟に適応し生き残るために,経済的価値と社会的価値の両立を志向するオープン・イノベーション 2.0(両立型 OI 2.0)を推進する「企業内の個」に着目している。OI 2.0 は,2013年に欧州委員会が提示した,産学官市民連携により両立価値の創出を志向するイノベーション・エコシステムである。両立型 OI 2.0 の駆動主体として,制度や組織の論理を横断的に翻訳・媒介し,共創を誘発・調整しつつ経済的・社会的成果を統合的に創出する存在を「人際(じんざい)」と定義し,その人的資質・行動様式・存立要件の相互作用メカニズムを,理論と実践の両面から提示している。関連実践は,グッドデザイン賞 2024 他多数受賞。

食マネジメント学部における今後の研究の方向性

次世代モビリティ社会における持続可能な共創モデルの実現を目指し,「経営戦略×食×産学官地域連携」,「モビリティ社会×食」を軸に研究を展開する。経営学の学術的知見とトヨタ自動車での26年間の実務経験を基盤に,理論と実践を往還する研究を進める。保有資格:博士(経営学),MBA,保育士国家資格,中学校教諭免許。

主な研究業績

  • 山田貴子(2026) 「Repositioning the Individual in Co-Creation and Ecosystem Research:Through the Lens of Open Innovation 2.0」 、 『Journal of the Asia-Japan Research Institute of Ritsumeikan University』 、The Asia-Japan Research Institute of Ritsumeikan University、Vol.8(査読あり,掲載決定) 。
  • 山田貴子(2025) 「地域モビリティ事業における社会的価値と経済的価値の両立―オープンイノベーション 2.0 の視点からの「チョイソコ」事例分析―」 , 『赤門マネジメント・レビュー』 ,東京大学大学院経済学研究科 赤門マネジメント・レビュー編集委員会, Vol.24(6), pp.129-148, DOI:10.14955/amr.0251006a(査読あり)
  • 山田貴子(2025) 「産学官地域連携による PBL 実践 3:SNS に起因する子どもの性被害低減に向けた社会実装のプロセスと社会的インパクトの測定」 , 『デザイン科学研究』, 立命館大学デザイン科学研究所,Vol.5,pp.239-263。