教員紹介

保井 智香子

Chikako YASUI 保井 智香子 教授

  • 専門分野応用健康科学、スポーツ栄養学、健康教育
  • 所属学会日本スポーツ栄養学会、日本スポーツ心理学会、内田クレペリン精神検査研究会、
    日本栄養改善学会、日本健康体力栄養学会、日本武道学会

これまでの研究の概要

【スポーツと栄養に関する研究】
・運動部所属の女子中学生の貧血予防教育を行う際には、体格に左右されず、身体活動量に見合った食事量の確保が重要であることを提示
・社会人女子ラクロス選手のアジリティ・持久的運動能力の高い者は炭水化物エネルギー比率が高く、運動能力の向上に影響を与えている可能性を提示

【健康増進に関する研究】
・朝食摂取をしている者が朝食を欠食することで精神健康度が低下し,集中力や意欲の低下が認められた。
・中高齢女性の健康の維持増進を目的とした体重管理の目標を提示
・適正体重を目標とする場合の高精神健康を目指す栄養指導の重要性を提示

身体計測,食事や食習慣の調査、内田クレペリン検査などを用い、心身ともに健康でよりよい身体づくりを提案するための研究を行っています。

食マネジメント学部における今後の研究の方向性

生産・加工・流通・小売や販売など食に関わる職種は数多くあります。その職業に関わる方への栄養教育や生産物や食品、商品に対して栄養に関する情報を付加価値として加えることができれば、健康増進を目的としたよりよい食環境が整備されると考えています。

主な研究業績

  • 保井智香子,石﨑昌和,山下歩,東山明子:朝食欠食による人柄類型別精神的健康と曲線変化~内田クレペリン検査を用いた検討~,内田クレペリン精神検査研究会誌,13,21-34,2025
  • 保井智香子,福田典子,中村富予:社会人女子ラクロス選手の身体組成・栄養素等摂取量と運動能力との関連,日本スポーツ栄養研究誌,15,42-53,2022
  • 保井智香子,吉村瑞紀,中村富予:社会人女子ラクロス選手の練習日と勤務日の栄養素等摂取量の状況,栄養学雑誌,78(1),37-46,2020