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2023年12月のニュース

2023.12.26

呼吸循環生理学において国際的に著名なニュージーランドのオークランド大学准教授のJames Fisher博士を招聘し、研究会を開催しました。

 今月、呼吸循環生理学において国際的に著名なニュージーランドのオークランド大学准教授のJames Fisher博士を招聘し、研究会を開催しました。
https://www.researchgate.net/profile/James-Fisher-17

https://profiles.auckland.ac.nz/jp-fisher

 Hashimoto Labの大学院生や学部生が、自身の研究成果をポスター発表形式で発表し、活発な質疑応答を実施しました。
1226_1研究会① 1226_2研究会
 






1226_3研究会1226_4研究会








1226_5研究会

 Fisher博士からの鋭い質問に対する応答といったトレーニングや、とても建設的なコメントをもらうなど、貴重な機会となりました。また、学部低回生からも活発な質問が飛び交い、大変有意義な研究会となりました。

1226_6研究会

 これからもこのような国際交流の機会をどんどん提供できればと思います。

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2023.12.25

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2023.12.25

2023/12/25(月)~博士課程前期課程および博士課程後期課程入学試験(2月入試)の出願を開始します

博士課程前期課程および博士課程後期課程
(2024年2月実施)入学試験の出願開始についてお知らせ致します。

試験日 :2024年2月4日(日)
出願開始:2023年12月25日(木)~2024年1月18日(木)
※出願は「Ritsu-Mate」を登録の上、出願書類の提出(郵送のみ)が必要です。
※出願書類の提出は、郵送に限ります。
 日本国内からの郵送に限り、出願期間最終日の消印有効です。
 日本国外からの郵送の場合は、出願期間最終日必着で出願書類の郵送手配を行ってください。
 日本国内および日本国外からの郵送について、やむを得ない事情(自然災害、紛争、テロ等)により、
 出願期間における郵送が困難である際、必ず事前にスポーツ健康科学部事務室まで相談ください。
詳細  :立命館大学大学院入試情報サイト外部リンク (入試要項および過去問題等が確認できます)
お問合せ: 立命館大学スポーツ健康科学部事務室(研究科担当)spoken3@st.ritsumei.ac.jp  

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2023.12.25

立命館大学スポーツ健康科学研究科修了生の道羅絢斗さん(現在東洋大学理工学研究科博士後期課程2回生)が、立命館大学スポーツ健康科学部教授・橋本健志先生、味の素株式会社らと共に取り組まれた共同研究が 「Scientific Reports」 に原著論文として掲載されました。

 立命館大学スポーツ健康科学研究科修了生の道羅絢斗さん(現在東洋大学理工学研究科博士後期課程2回生)が、立命館大学スポーツ健康科学部教授・橋本健志先生、味の素株式会社らと共に取り組まれた共同研究 「Essential amino acid supplements ingestion has a positive effect on executive function after moderate-intensity aerobic exercise」 が 「Scientific Reports」 に原著論文として掲載されました。

 有酸素性運動は認知機能を改善することが明らかにされています。また、骨格筋に対して好適な効果を有する分岐鎖アミノ酸(BCAA)の摂取は、認知機能を亢進します。したがって、有酸素性運動前のBCAA摂取は、骨格筋のみならず認知機能に対する運動効果も高める可能性があります。そこで、我々は、主にBCAAで構成された必須アミノ酸(EAA)サプリメントの摂取が、有酸素運動後の認知機能の亢進効果を高めるか否かについて検討しました。
 その結果、プラセボを摂取した条件に比べて、EAAサプリメントを摂取した場合、有酸素性運動後の認知機能の亢進がより高まることが明らかになりました。また、運動後の認知機能の亢進は、脳内で神経伝達物質を合成する基質となるアミノ酸(ロイシン、イソロイシン、バリン、リジン、フェニルアラニンなど)の増加と有意な相関関係が認められました。骨格筋量や筋力の低下および認知機能の低下は相互に作用することで、生活の質の低下を加速させます。従って、有酸素性運動とEAAサプリメント摂取の併用は、骨格筋および認知機能の双方を維持・向上することで、健康増進を効果的に推し進める運動・栄養処方となる可能性があります。

Essential amino acid supplements ingestion has a positive effect on executive function after moderate-intensity aerobic exercise
Kento Dora, Hayato Tsukamoto, Tadashi Suga, Keigo Tomoo, Asuka Suzuki, Yusuke Adachi, Masamichi Takeshita, Yumiko Kato, Mika Kawasaki, Wataru Sato, Akira Imaizumi, Sachise Karakawa, Hirohisa Uchida & Takeshi Hashimoto
1225_2論文掲載

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2023.12.18

2023/12/13 本学部3回生 木下百花さんと助教 前大純朗先生の研究が「Frontiers in Physiology」に掲載されました。

 本学部3回生 木下百花さんと助教 前大純朗先生が共同筆頭著者として、本学部教授 伊坂忠夫先生、本研究科博士課程後期課程1回生 永原悠利さん、博士課程前期課程2回生 小林友都さん、博士課程前期課程 修了生 小野宗隆さん、佐藤真人さん、本学総合科学技術研究機構助教 杉山敬先生、鹿屋体育大学学長 金久博昭先生と取り組まれた研究「Triceps surae muscle hypertrophy is greater after standing versus seated calf-raise training」が、「Frontiers in Physiology」に掲載されました。
1218_1論文掲載③

 下腿後部に位置する下腿三頭筋のうち、腓腹筋内側・外側頭は膝関節と足関節をまたぐ二関節筋であり、膝関節伸展位でより伸ばされます。本研究では、下腿三頭筋の筋長と膝関節の角度との関係に着目し、腓腹筋がより伸ばされる立位姿勢での足関節底屈トレーニング(通称:カーフレイズトレーニング)は、座位姿勢で行う場合と比較して、下腿三頭筋全体の筋肥大の程度がおよそ2.7倍大きいことを明らかにしました。抗重力筋である下腿三頭筋は、他の筋と比べ、トレーニングをしても肥大しづらいことや、不活動による筋萎縮の程度が大きいことが報告されています。これらを踏まえたうえで、本研究の結果は、下腿三頭筋を効果的に鍛える方法の提案として、スポーツ現場でのトレーニングやリハビリテーション、さらには日常生活での隙間時間に行うトレーニング方法など、多様な場面で活用されるものになると考えられます。

Journal website:
https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fphys.2023.1272106/full

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2023.12.11

エグゼクティブレクチャーⅠでミズノ株式会社の山田先生・柴田先生に3週連続の講義をして頂きました。

 エグゼクティブレクチャーⅠでミズノ株式会社の山田先生・柴田先生に3週連続の講義をして頂きました。

 新規の商品・事業開発を想定し、グループワークを通してアイディアを練り、プレゼンテーションを行うという流れで3週間の授業を行って頂きました。山田先生・柴田先生が取り組まれている最先端のトピックについてもお話しをして頂きました。

 スポーツ建康科学研究科・スポーツ建康科学部の学生さんの多くが、将来スポーツメーカーの研究開発職に就きたいという希望を持ったことがあるのではないでしょうか。その分野の最前線にいらっしゃるお二人から多くを学ばせて頂く事ができたと思います。

 山田先生、柴田先生、誠に有難うございました。

1211_2エグゼクティブレクチャー

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