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企画趣旨
本シンポジウムは、東日本大震災直後の福島市でおこなわれた《プロジェクトFUKUSHIMA!》の映像記録を、制作に関わった大友・藤井両氏とともに10年後の現在に見直し、「災害/緊急事態とアート」という喫緊の課題、さらに「出来事とアート」という普遍的な問題を思考します。 なぜなら、放射能であれパンデミックであれ、人びとを生物としての生へと縮減しようとする諸力への抵抗であり、その抵抗が残す爪痕がアートだからです。 しかし、10年前の東日本大震災を現在のコロナ禍と重ね合わせるとき、「災後」という視点からの相対化、つまり出来事と時間という歴史をめぐる問題を明示的に導入する必要性に私たちは思い至りました。 そこで、この映像作品の宛先である「100年後の未来」を起点にメディア研究者とともに振り返ることで、震災から10年を経た現在を見直し、災害の記憶・継承、そして忘却をめぐってアーティストと研究者が討論を行います。アートに関する議論と同時に、メディアを通じて何が継承され何が忘却されるかの集合的記憶の力学も扱うことで、新たな視界が開かれるでしょう。 それは、生物としての生に縮減されない生存のあり方と技法を発明することでもあるはずです。日時・場所
日時:2021年3月17日(水) 14:30開場 15:00開始 18:00終了予定 詳細はこちら:https://www.ritsumei-arsvi.org/news/news-3484/ お申し込みはこちらから:https://bit.ly/2ZkEUS9 会場:オンライン(zoom) 参加費:無料 *情報保障が必要な方のために文字通訳が入ります主催等
主催:立命館大学東日本大震災シンポジウム実行委員会2021 共催:立命館大学生存学研究所 後援:立命館大学大学院先端総合学術研究科 協力:DELTA / KYOTOGRAPHIE Permanent Space司会
美馬達哉 立命館大学大学院先端総合学術研究科 教授 マーティン・ロート 立命館大学大学院先端総合学術研究科 准教授 有馬恵子 立命館大学大学院先端総合学術研究科 博士課程プログラム
- 15:00- 第1部 大友良英・藤井光対談 「災害/緊急事態とアート――東日本大震災から10年を経て」
- 16:05- 第2部 講演 水出幸輝 「災害の来し方、行く末」 飯田豊 「コミュニティメディアの考古学――初期ビデオアート、CATV、災害の記録」 藤井光 「想起の技術」
- 17:30- 第3部 全体討議と質疑応答
- 18:00- 終了予定