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立命館大学国際言語文化研究所 連続講座  「西川長夫 業績とその批判的検討」

本テキストは研究科の旧ホームページに載せられたもので、ここにアーカイブとして残しています。なお、もとのページに表示された画像やリンクについて、一部表示されない可能性があります。ご了承ください。本テキストは2014-09-08にポストされたものです。

立命館大学国際言語文化研究所 連続講座 西川長夫 業績とその批判的検討

西川長夫 業績とその批判的検討
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  立命館大学名誉教授の西川長夫氏が2013年10月28日に79歳で亡くなりました。1966年に着任してからほぼ40年にわたって立命館大学で教鞭をとられた西川氏は、国際言語文化研究所の所長を5年間勤め上げ、その間にプロジェクト研究だけではなく、1994年からは連続講座『国民国家と多文化主義』を開始し、それにもとづいて数多くの論文集を編集しています。氏はこのような活動を通して現在の国際言語文化研究所の基礎を築きあげ、自らも多数の著作・論文を公表してきましたが、そのような研究の源流には現在社会に対する鋭く批判的なまなざしが存在したことは言うまでもありません。「国民国家」論や「新植民地主義」論は、人間の社会に分断と極端な格差をもたらし、その生を管理あるいは廃棄し、その歴史を血に染めつづけている現代社会の根本問題に対する根源的な問いかけであるといってよいでしょう。したがって、氏の訃報を前にして私たちがなすべきは、たんに氏の生前を語り、その業績をたたえるだけではなく、氏が提起していた政治的・社会的・学術的問題を批判的に検討し、その問題とそれにもとづいた氏の研究の意味を再検討することで、私たちが受け継ぐべき課題を認識することでしょう。まさにこのことを目的として、この連続講座を開催いたします。

開催概要

日時 2014年10月3日・10日・17日・24日・31日(毎週金曜日)17:30~19:30
場所 立命館大学 衣笠キャンパス 創思館カンファレンスルーム ※10/10のみ末川記念会館第3会議室 (http://www.ritsumei.jp/campusmap/map_kinugasa_j.html) 阪急西院駅からバスで(衣笠校前まで)20分 JR京都駅からバスで(衣笠校前まで)40分

プログラム

【第1回】 10/3(金) 「戦後日本文学と国民国家論 -廃墟の光を求めて-」 報告者:ブレット・ド・バリー(コーネル大学) 林淑美(立教大学) 内藤由直(龍谷大学) 司 会:中川成美(立命館大学) 【第2回】 10/10(金) ※場所は末川記念会館第3会議室となります 「国家イデオロギー装置としての大学-そこで研究・教育するということ」 報告者:今野晃(東京女子大学) コメント:橋口昌治(立命館大学) 番匠健一(立命館大学) 司 会:高橋秀寿(立命館大学) 【第3回】 10/17(金) 「韓国における国民国家論」 報告者:金杭(延世大学) コメント:沈煕燦(立命館大学) 原佑介(日本学術振興会特別研究員) 司 会:高橋秀寿(立命館大学) 【第4回】 10/24(金) 「国民国家論の越え方」 報告者:松塚俊三(福岡大学) 加藤千香子(横浜国立大学) コメント:長志珠絵(神戸大学) 崔博憲(広島国際学院大学) 司会:中本真生子(立命館大学) 【第5回】 10/31(金) 「新植民地主義論の射程」 報告者:平野千果子(武蔵大学) 中村隆之(大東文化大学) 原口剛(神戸大学) 大野光明(大阪大学) 司会:西成彦(立命館大学)

主催

立命館大学国際言語文化研究所

共催

立命館大学文学部・国際関係学部・先端総合学術研究科