概要
渡邉 松男
立命館大学大学院
国際関係研究科長

本研究科のプログラムは、日本における代表的な国際関係大学院の一つとして、高度な分析力、深い理論的知識、実践的経験を身につけることで、より平和で豊かな世界の形成に貢献できるよう設計されています。
本研究科では、国際関係学の学際的な性質を踏まえ、グローバル安全保障、国際開発、環境政策、文化、社会、メディアなど各専門分野を深く掘り下げることができるクラスターを提供しています。この学際的なアプローチにより、国際関係に対する全体的な理解が深まり、現代社会の多様な課題に対応できる能力を養います。
また海外の著名な大学との共同修士学位プログラムも提供しています。このプログラムでは、学問的視野を広げ、比較的視点から多様な文化的および学術的環境に対応する能力を強化します。二つの大学の学位を取得することで、グローバルな舞台でのキャリア形成に繋げることができます。
本研究科の特徴として、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、アメリカをはじめとする30カ国以上からの学生で構成される豊かな多様性をあげることができます。異なる経験や視点を持つ仲間と交流し、グローバルな課題に対する多様な視点を共有することで皆さんの学習経験が豊かになる、それが私たちの最大の強みの一つだと考えています。
また、教員陣も多様で、国際関係学のさまざまな分野において豊富な専門知識を備えています。各分野の最先端の研究を行う学者でもあり、献身的に次世代の学者や専門家を育成することにも力を注いでいます。少人数制の授業、共同研究プロジェクト、個別指導等は、あなた自身のキャリア形成に役立つことでしょう。本研究科の卒業生は、学術界をはじめ、政府機関、国際機関、そして様々な民間セクターなど、グローバルな舞台で素晴らしい成功を収めており、世界規模の課題に取り組む重要な役割を果たしています。
立命館大学大学院国際関係研究科は、この京都の地で国際関係の研究に取り組む良い環境を提供できるものと確信しています。皆さんを私たちのコミュニティにお迎えし、学問探求の旅をサポートできることを楽しみにしています。
出版物
「立命館国際研究」および 「Ritsumeikan Annual Review of International Studies(RARIS)」、「Working Paper Series」、「国際関係論集」は立命館大学国際関係学会が発行しています。掲載論文の著作権は立命館大学国際関係学会及び執筆者に帰属しています。これらの出版物は全て、著作権法により保護されており、これら掲載事項の無許可の転載を禁止します。論文引用の際は著作権法に従ってください。
立命館国際研究
立命館国際関係論集
Ritsumeikan Annual Review of International Studies(RARIS)
立命館大学国際関係学会員の教員・院生による英文の研究成果を収録するジャーナル。論説、研究ノート、書評等を掲載。2002年創刊。年1回発行。
Ritsumeikan Annual Review of International Studies(RARIS)
Working paper series
立命館大学国際関係学会の教員・院生によるWorking Paper。基礎的・学術的最先端の研究成果をとりまとめ、これを迅速に公表することにより、国内外の研究者等からの幅広いコメントを受けることを目的に随時発行。