ニュース
2016.05.10
ダゴン大学(ミャンマー連邦共和国)との包括協力協定を締結しました
立命館大学 国際関係学部・国際関係研究科は 2016年5 月 3 日(火)にダゴン大学(ミャンマー連邦共和国)と包括協力協定を締結しました。
今後は、立命館大学 国際関係学部・国際関係研究科とダゴン大学が、国際関係学を軸にした共同研究、研究者交流、教員・学生交換などを進めていきます。今回の包括協力協定は、立命館大学にとってミャンマーの大学とは共に初めての協力協定を締結することとなります。
これまで立命館大学の教員がダゴン大学を訪問し、ダゴン大学の国際関係学部をはじめとする教員や学生と緊密な交流を行っており、例えば、ダゴン大学からのミャンマー人留学生の受け入れや、両大学の学生も参加した日緬学生会議がIDFC(International Development Field Camp for Myanmar and Japan Youth Leaders)により開催されました。
今般の両大学間の研究・教育面における協力関係について、今後の発展可能性を協議した結果、このような連携を一層強化するため、立命館大学国際関係学部・国際関係研究科とダゴン大学との協力協定を締結するに至りました。
ミャンマーは2011年の民政移管や先の大統領選挙を境に大きく変化し、急速な経済発展を遂げようとしています。そのような中、立命館大学 国際関係学部・国際関係研究科ではミャンマーを連携重点強化地域の一つとして考えおり、今回の協定によって、両者の産官学交流の進展に寄与でき、研究、教育への様々な波及効果が見込まれます。立命館大学 国際関係学部・国際関係研究科は、今後もミャンマーを含む東南アジア地域との連携協力を更に積極的に展開していく予定です。
<ダゴン大学(Dagon University)>
ヤンゴン市郊外に位置する、国際関係学部を含む計21のDepartmentから成り(人文社会系12、自然科学系9)、54,000名を超える学生が学ぶミャンマー最大級の国立大学である(通信教育課程の学生が約32,000名)。教員は1067名(内442名がPh.D取得)、職員は594名である。設立は1993年である。
2016.05.02
Research Training Workshop; Applying Do No Harm to Research: How to Gather Actual Data in Complex Conflict-Affected Community.
Guest Speaker: Megumi Kagawa, Former Assistant Professor, Graduate School of Social Sciences, Hiroshima University –Ph.D. Candidate, Osaka School of International Public Policy, Osaka University
The workshop was held in Ritsumeikan University Kinugasa Campus, on April 28, 2016, hosted by Ritsumeikan University's Graduate School of International Relations and the Ritsumeikan Global Innovation Research Organization (R-GIRO). Approximately 20 participants attended the workshop.
The workshop identifies the researcher outlook on doing the research in conflicted region based on the five years first-hand experiences of the field works in Mindanao, the Philippines. The workshop reviews the multimethod investigations which may be used in the way to gain the data and to figure out the ‘map of the conflict in the community. In the end, the participants were expected to grasp the meaning and the challenges in conducting research in the conflicted zone. The most valuable information of the workshop is understanding that the process of building trust and relationship with local people require long and patient efforts to do so. Above all, the goals of doing research in the disputed areas are not only designed for a solely academic outcome but also for peace and humanity.
2016.04.11
4/21(木) 宋 基榮 氏 博士論文公開審査会
2016.04.07
4/28(木) 朴 貞憙 氏 博士論文公開審査会
2016.03.23
2015年度 秋期卒業式・修了式を開催
立命館大学では3月20日、2015年度秋期卒業式・学位授与式を開催し、国際関係学部から272名、国際関係研究科から23名が卒業・修了しました。大学全体の学位授与式では、
国際関係学部 浅野舜也さん、橋本悠さんが学長表彰を受賞しました。研究科・学部別学位授与式では国際関係学専攻を代表して杉山隆平さん、グローバル・スタディーズ専攻を代表して浅野舜也さん、国際関係研究科 若林慧さんが挨拶を行いました。学位授与式には、修了生・卒業生に加え、多くの家族・友人、教職員が参加し、ともに修了・卒業を祝いました。
卒業・修了生は、立命館大学で学んだことを糧に、今後、日本各地・世界各国で新たなキャリアをスタートします。
2016.03.04
世界銀行キャリアセミナー:国際機関で働く
2016.01.26
1/29(金) SIN Hyunoh 氏 博士論文公開審査会
2016.01.14
1/25(月) 菖蒲 誠 氏 博士論文公開審査会
2016.01.12
1/23(土) 松井 信之 氏 博士論文公開審査会
2016.01.12
1/23(土) 山川 卓 氏 博士論文公開審査会
2015.12.24
[ニュース] 講演会「国際機関で働くには」を開催
12月10日(木)、衣笠キャンパスにおいて、国際機関等でのキャリアを目指す在学生を対象に、講演会「国際機関で働くには」(国際関係学部「IR-DR103 国際連合入門」公開講座)を開催しました。
講演会では、外務省総合外交政策局 国際機関人事センターから萩野敦年氏を講師に迎え、なぜ今、グローバル人材なのかを考え、その中で、国際機関で働くという選択肢を提示いただきました。採用制度など国際機関就職への基礎知識に加えて、国際機関で働くための「グローバル人材」の要件として異文化理解(「他人の気持ちが分かること」の積み重ね)ができること、専門家(環境、平和構築、貧困削減、難民、人権・人道、ジェンダー問題等)であること、英語ができることの3つの条件をあげ、1つの専門性を深め、その専門性をとおしたキャリアを積むことの重要性をお話いただきました。
国際機関で活躍するには早い段階から目的を明確にし、準備することが重要ですが、現在国際機関で働いている日本人が大学卒業後にどのようにキャリアをつみ、国際機関への就職につながったのかという具体的なモデルを紹介いただくことで、授業終了後の受講生アンケートでは、「将来の就職先の選択肢として魅力を感じた」、「国際機関への就職がより具体的なものとなった」などの回答がよせられるなど、参加者は国際機関に対する理解を深めることができました。
「IR-DR103 国際連合入門」は国際関係学部の正規科目であると同時に、立命館高等学校(長岡京)の3年生が受講できる高大連携アドバンスト・プレイスメント(AP)科目で、当日は大学生だけではなく、多くの高校生が授業に参加しました。
立命館大学では、国連寄託図書館を京都で唯一運営するほか、国際関係学部・研究科、立命館高等学校等でも国際機関、国際協力分野での教育・人材育成に積極的に取組んでいます。
外務省 国際機関人事センター
http://www.mofa-irc.go.jp/
2015.12.09