文学研究科の特徴

01海外大学との連携(Dual Master's Degree Program(DMDP))

国を越えた2つの修士学位を取得

文学研究科は、海外との研究交流などの国際化を重要課題と位置づけ、大学院生にグローバルな視点での学修を可能とするために、海外の大学との間でDual Master’s Degree Program (DMDP)を実施しています。このプログラムは、グローバル化する国際社会で活躍する人材を育てることを目的として発足したもので、2年間の博士課程前期課程在学中に海外の大学院に正規留学することによって、最短2年で両大学の大学院から修士号を取得できる画期的な制度です。文学研究科は中国の広東外語外貿大学、韓国高麗大学校、韓国東西大学校とDMDPの協定を締結しています。DMDPに参加する本学文学研究科院生は本学に授業料を納付し、留学先の試験料、入学金、授業料は免除されます。また本学文学研究科院生には「立命館大学大学院留学協定等にもとづく留学プログラムに対する奨学金規程」にもとづき、奨学金が支給されます。

M1春学期 M1秋学期 M2春学期 M2秋学期
留学先
大学院学
学 修 学 修
立命館大学 学 修 学 修

さらにDMDPとは別に、立命館大学が実施する各種の海外留学プログラムには大学院生が参加できるものがあります。詳細は本学海外留学ホームページを参照してください。

02大学院進学プログラム・大学院科目早期履修制度(立命館大学文学部生対象)

文学研究科には学部生時に早期に大学院の授業を履修することができる「大学院進学プログラム」と「大学院科目早期履修制度」があります。「大学院進学プログラム」では、立命館大学文学部の3回生時に「大学院進学プログラム」に出願し、合格すると、4回生時に1年間文学研究科の科目を受講することができます(上限15単位)。その後、文学研究科に入学すると4回生時に取得した大学院科目の単位を認定することができます(入学には「学内進学入学試験」を受験し、合格する必要があります)。この制度を利用すれば、4回生時に大学院の高度な授業に参加し、今後の研究に活かすことができるとともに、4回生時に取得した単位を、文学研究科への入学後、文学研究科が定める単位数を限度として、前期課程修了に必要な単位に含めることができます。それにより、残りの修了に必要な単位の取得、および修士論文審査に合格するなどの早期修了の要件を満たすことができれば、最短1年間での修了が可能です。「大学院科目早期履修制度」は、立命館大学文学部の4回生以上が対象です。出願の上、許可された場合は、4回生秋学期に大学院の科目を履修することができます(上限6単位)。「学内進学入学試験」を受験し、立命館大学文学研究科に入学した場合は、「大学院進学プログラム」と同様に、4回生時に取得した大学院科目の単位を認定することができ、文学研究科が定める単位数を限度として、前期課程修了に必要な単位に含めることができます。


大学院進学プログラム[立命館大学文学部3回生対象]

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※1年もしくは1年半で修了するには早期修了の要件を満たす必要があります。


大学院科目早期履修制度[立命館大学文学部4回生対象]

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03充実した研究施設

大学院の講義が主に行われる「清心館(文学部棟)」が2020年に全面リニューアルされました。
清心館1階にラーニング・コモンズを配置することにより、専門的な研究の場となる共同研究室と相互補完的な関係を持たせつつ、専修を超えて学生が学び、つながる環境を作り出すことを目指します。地階にある光庭も、思索スペースとして生まれ変わりました。
また大学院生専用の3階建ての研究棟「究論館」は、個々人が研究に集中できる大学院生共同研究室から、グループディスカッションや共同研究、研究成果の発信・共有を促進する充実したリサーチコモンズを備えた「知」の創造の場となっています。

さらに本学のアカデミックシンボルとなる「平井嘉一郎記念図書館」は、学術情報の拠点として最先端のICT 環境を備え、従来の図書や学術雑誌に加えて各種DBや電子ジャーナル等の電子資料を活用した高度な学習・研究活動を可能としています。
館内には主体的に活動し新たな学びを開拓できるラーニングコモンズ「ぴあら」をはじめ、大学院生が静謐な環境で集中して個人研究が行えるようなキャレルデスク等を設置するとともに、研究成果の発信の場としてプレゼンルーム、カンファレンスルーム、さらにミニシアター等も活用いただけます。また図書館内にはカフェを設置、最先端の学習・研究環境とともに、ゆとりと快適性を備えた長期滞在型の図書館です。

◆ 平井嘉一郎記念図書館
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◆ 修学館リサーチライブラリー

修学館リサーチライブラリーは、社会科学分野と外国語関係の研究資料を所蔵しています。また、研究者向けにデータベース等IT化に対応したレファレンスサービスを提供しています。

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