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日本人の視点を大切に
グローバル社会へ羽ばたく
2回生山内 美乃さん

Episode01 入学前

2つの国で学び、
国際感覚を磨くために

幼少期をアメリカで過ごし、帰国後はインターナショナルスクールに通っていました。比較的グローバルな環境に身を置いてきたつもりでしたが、異文化の人と交流した経験が多くなかった私は、国際感覚を思うように磨くことができずにいました。大学への進学を機に、さまざまな価値観に触れ、視野を広げられる環境に飛び込もうと考え、JDPへの入学を決意しました。

もちろん、日本の大学に籍を置きながら一定期間留学をするか、初めから国外の大学に進学するという選択肢もありました。しかし、インターナショナルスクールという日本でも海外でもない環境で過ごした経験から、日本の大学で自国の視点から学んだ上で国外に拠点を移し、腰を据えて異文化に触れたいという想いがありました。それを実現できるのはJDPしかない、JDPでの特別な経験は必ず私の将来に役立つはずだと直感し、この道を選びました。

Episode02 JDP在学中

日本の学生として、
国際社会に何ができるのか

立命館大学で学んだ約1年半で、国際関係学とは、グローバルなことだけではなく、日本についても徹底的に学ぶ学問だと感じました。授業では、日本の歴史や社会、政治、経済などについて国外からの視点を交えながら学びます。そうして得られた、日本人だからこそ共感できる考え方や文化を大切にしながら、国外のさまざまなテーマ・課題についても掘り下げていきます。これまでの学びの中で、JDPの学生として、また日本人として、日本と諸外国の関係性の構築や国際社会に対してどう貢献できるのかを考えるようになりました。

高校ではインターナショナルスクールに通っていたこともあり、国際関係学部やJDPの特殊な環境に大きな不安はありませんでした。しかし、実際に入学してみると、授業のレベルや質の高さに驚きました。授業の中でわからないことは、同級生の意見を聞いたり、先生に質問したりしますが、誰もが親身になってサポートをしてくれます。先輩・後輩の縦の繋がりも強く、上級生にワシントンでの生活のことや将来のキャリアについて相談することも多々あります。実際に海外を経験した人から貴重なお話を聞けるため、大変ありがたく感じています。

文化の街・京都から 政治の中心・ワシントンへ

アメリカへの渡航まで1か月を切った今、英語力の強化を図ったり、アメリカの政治や文化を調べたりして、現地での生活に備えています。英語でハイレベルな国際関係学を学ぶことに不安もありますが、アメリカン大学・立命館大学双方のスタッフ・アドバイザーからサポートを受けられるので、心強いです。渡航の準備や奨学金についても複雑な手続きが多かったのですが、一つひとつ丁寧に教えていただき安心しました。

まずは現地の生活に慣れるところからスタートですが、いずれは現地企業のインターンシップに参加するのが目標です。アメリカだからこそ、ワシントンD.C.だからこそできる経験をたくさん積んで、視野を広げていきたいと思います。

COLUMN

サポート体制 Japanese Culture

JDPでは、一人ひとりの学生が日米両大学での4年間を計画的に過ごせるよう、各学生にアカデミック・アドバイザーを配置。受講科目の選択や受講登録のサポート、英語能力向上といった学修面のアドバイスだけでなく、健康管理やキャリア支援、インターンシップや学費・奨学金などについてもサポートを行う。両大学のアドバイザーは学生の履修状況の情報共有を密に行っているため、学生の渡航後も立命館大学で実施してきたアドバイジング内容をアメリカン大学のアドバイザーが引き継ぎ、サポートを継続でしていく。こうした両大学がジョイントして1人の学生をサポートしていく体制もJDPならではであるといえる。

Episode03 将来

グローバルなフィールドで
活躍したい

卒業後は、海外の人と関わる仕事がしたいので、国際機関やグローバル企業などへの就職を考えています。立命館大学とアメリカン大学で学んだことをうまく活かせるような環境が理想です。JDPや国際関係学部の友人と将来について話すこともありますが、多くの学生が国際的な視点から多彩なテーマを学んだ経験を活かした仕事に就きたいと考えていると思います。

2年間をアメリカで過ごすJDP。国外で就職するという選択肢も自然と出てくるでしょう。両大学で学ぶことで、幅広い知見や視野が身につくだけでなく、将来の可能性も広がるのではないかと感じています。アメリカでの生活や学びに関心がある人や、国際的な感覚を重視した仕事に就きたいと考えている人にとって、JDPは挑戦する価値が必ずあると思います。

2021年7月28日取材