国際機関で働く夢を現実に
ーバンコク国際機関研修で見えた将来への道と自分の現在地ー
吉村 太希 さん
国際関係学専攻 1回生
学部独自の海外プログラム「タイ・バンコク国際機関研修」に1回生で参加された吉村さんに、研修での学びや印象に残ったことについてお話を伺いました。
国際関係学部を志望した理由を教えてください。
吉村高校1年生の時にフィリピンでのボランティア研修があり、「世界の裏側を見てみたい」と思い、参加しました。研修では実際にスラム街を訪れる機会もあり、自分と同じ年齢であるにもかかわらず、置かれている環境が違うだけで、生活や夢、そして人生までもがこんなにも変わってしまうのだということを、心の底から実感しました。帰国後は、それまで自分の中にあった価値観が大きく変わりましたし、将来、そのような人たちの生活環境をより良くすることのできる職業に就きたいと思うようになりました。
こうした経験から、貧困層の人たちを助けるための知識や経験を積みたいと考え、そうした分野を学ぶことができる立命館大学 国際関係学部を志望しました。
学部ではどのようなことに関心を持たれて学ばれていますか?
吉村国際開発学、国際経済学に関心があります。特に最近は、インフォーマル経済について学びたいと思っています。1回生だからといって授業を聞くだけではなく、自分から積極的に学びに行きたいと考えており、夏休みに行われる「バンコク国際機関研修」に入学してすぐに応募しました。

「バンコク国際機関研修」に応募された理由を教えてください。
吉村将来、UNDPの職員になりたいと考えています。それに加えて、石川幸子先生の「Introduction to the United Nations」という科目を入学して最初のセメスターから受講しており、授業で知識を学ぶだけではなく、実際に自分の感覚で「国連で働くとはどういうことなのか」を実感したいと思ったため、国際関係学部独自のプログラムであるこの研修に応募しました。

研修を通して学んだことや印象的だったことをお聞かせください。
吉村研修では、UNHCR、UNICEF、ESCAP、UNESCO、JICAなど、バンコクにあるたくさんの国際機関を訪問することができました。訪問した各機関の方から各組織の役割や取り組みについて説明をしていただいたのですが、説明後の質疑応答の時間だけでなく、昼食中や休憩中にも職員の方とお話しする機会が研修中に数多くありました。様々な職員の方と直接お話をすることで、授業では教わることのできない、実際にその機関で働いている方ならではの事情を伺うことができたり、自分の将来について相談させていただくことができたりと、大変貴重な機会となりました。
こうした経験を通じて、国際機関で働くということを、より具体的にイメージすることができるようになりました。
吉村また、国際機関で働くためには、英語力だけでなく、自分自身の専門性を高めることが重要であるということを教えていただきました。1回生である現在の自分は、「自分にはこの専門性がある」と自信を持って言える経験や専門知識をまだ持っていません。「自分はどの分野の専門性を今後身につけたいのか」「自分は将来何をしたいのか」ということを改めて考え直す機会になりました。
この研修は、国際機関について知識を深めるだけではなく、今の自分に何が足りないのか、そしてこれから何を学んでいく必要があるのかを考えさせられる研修だったと思います。

研修で経験したことはご自身の今後にどのようにつながるとお考えですか。
吉村研修に参加したことで、自分の「夢」がリアルにイメージできるようになったことが大きいと思っています。普段は紙やパソコンを通して見ていた「国連」というものが、この研修に参加することで、実際の雰囲気を感じられる身近なものになりました。
また、自分の勉強に対するモチベーションが高まっただけでなく、「自分は何のために勉強をしているのか」を明確に言える状態になれたと感じています。

2026年9月更新
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