高田 秀志 教授
- 所属学部
- 情報理工学部
- 職位
- 教授
- 専門
- 分散システム、協調作業支援システム、学習支援システム
- 担当コース
- システムアーキテクトコース
- 主な担当科目
- データベース、分散システム
- 研究分野・テーマ
- 協調学習・協調作業支援、分散システム、ネットワークサービス、データベース
- 得意な科目
- 英語、物理、数学
- 苦手な科目
- 体育、社会、国語
- おすすめの書籍
考える脳 偶然を幸福に変えるヒント150茂木健一郎 PHP研究所独創はひらめかない―「素人発想、玄人実行」の法則金出 武雄 日本経済新聞出版社最後の授業 ぼくの命があるうちにランディ・パウシュ SBクリエイティブ
Message
情報理工学の魅力・面白さとは、どのような点にあると思われますか?
情報理工学が対象としているソフトウェアに関しては、自分で試行錯誤しながら自由に作ることができること、失敗したとしてもいろんなものが壊れたりしないこと、さらに最近では、自分の作ったものを世界中の人に使ってもらえるチャンスが広がっていること、だと思います。
立命館大学の情報理工学部は、他大学の同系学部とどのように異なるでしょうか?
「普通に卒業するだけではもったいない」海外留学・海外インターンシッププログラムなどの他、外部資金に裏付けされた多様な研究の機会(先駆的な研究、海外での研究発表など)、単に単位を取って卒業するということだけに留まらない、活かそうと思えばいくらでも可能性が広がる環境が用意されているところが特長だと思います。
先生の代表的な研究・活動内容、現在の研究テーマについて、教えてください。
人間の行う情報共有や創作活動をコンピュータでいかに支援するかに興味を持っています。例えば、スマフォやタブレットが普及してはいますが、どうすれば紙の資料を共有するみたいに「サッと」他の人に情報が渡せるのか、より自然なユーザインタフェースや情報を受け渡すコンピュータネットワークの面から検討しています。また、子ども達がプログラミングによるモノづくりをすることによって学ぶ機会を充実させるために、プログラミングを理解する過程の解明や、協同学習を促進するようなシステムの構築などを行っています。
これから入学する学生に、どんなことを期待されますか?どう成長してもらいたいですか?
モノを消費する立場で考えるのではなく、常に生み出す立場で考えられるような人材に成長して欲しいと思います。例えば、ゲームをして単に楽しむだけはなく、いまやっているゲームをヒントにして独自のものを作り出せないか、そのゲームには限界はないか、その限界を越えようとすれば何が必要か、などを無意識のうちに考えられるようになれば、革新的なモノやサービスを生み出すことのできる人材になれると思います。