KIMURA Asako

木村 朝子 教授

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所属学部
情報理工学部
職位
教授
専門
ヒューマンインタフェース
担当コース
実世界情報コース
主な担当科目
インタラクションデザイン論、ヒューマンインタフェース
研究分野・テーマ
実世界指向インタフェース、バーチャルリアリティ、複合現実感
過去の部活動
美術部、ESS
得意な科目
数学、物理、美術
苦手な科目
国語、社会
おすすめの書籍

脳が認める勉強法ベネディクト・キャリー他 ダイヤモンド社

Message

情報理工学の魅力・面白さとは、どのような点にあると思われますか?

情報理工学の魅力・面白さは、この分野の応用の広さ、多様性にあると思います。同じ学部の中に、コンピュータのしくみから、ネットワーク、通信、Web、スマートフォン、セキュリティ、人工知能、脳科学、ゲーム、ロボット、映像、コンピュータグラフィックス、画像処理、音、バーチャルリアリティ、ヒューマンインタフェース、社会システムなどなど、本当に沢山の専門家(その分野のトップ研究者たち)が集まって、教育・研究を行っています。人間的にも、研究面でも、みなさん本当に魅力的な先生方なので、そんな先生たちと一緒に議論したり、研究したりするのはとても刺激的で楽しいです。

立命館大学の情報理工学部は、他大学の同系学部とどのように異なるでしょうか?

立命館大学の情報理工学部は、国内で1、2を争う大規模な情報系学部なので、情報に関連する分野の先生方が、それこそ国内で1、2を争う人数おられます。Q1でも述べたように、ここまで広い分野の情報系の研究者が揃っている大学はあまりないと思います。受験生の皆さんにとっては、沢山の先生や授業と出会う中で、自分が本当に面白いと思うことを見つけられるという魅力があります!

先生の代表的な研究・活動内容、現在の研究テーマについて、教えてください。

ITの飛躍的な進歩によりサイバースペースから膨大な情報が溢れ出る時代に、Real Worldで、Real Timeに、Reality高くコミュニケーションできるメディア技術の研究開発を目標として研究しています。具体的には、仮想と現実を融合する「複合現実感(Mixed Reality;MR)」と触力覚を活かした「タンジブルインタフェース (Tangible User Interface; TUI)」の研究を行っています。MRとは、現実世界と人工的に造られた仮想世界を、分け隔てなく利用者に提示することを目指した技術です。例えば、コンピュータグラフィックス (CG) で描かれた昆虫を自分の手の上に載せて眺めるといったことが可能になります。またTUIの研究では、コンピュータ画面の中だけで情報を操作・閲覧するのではなく、情報に直接触れることができるようにした、より実体感のあるインタフェースについて研究を行っています。http://www.rm.is.ritsumei.ac.jp/research.html

これから入学する学生に、どんなことを期待されますか?どう成長してもらいたいですか?

色々なことに自ら積極的にチャレンジできる人になってもらいたいです。そして、信頼できる友達(先輩や後輩も)を沢山作って卒業してください!!みなさんのこれからの人生の大きな財産になると思います。

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