仲田 晋 教授
- 教員データベース
- コンピュータグラフィックス第2研究室
- 所属学部
- 情報理工学部
- 職位
- 教授
- 専門
- コンピュータグラフィックス・シミュレーション
- 担当コース
- メディア情報コース
- 主な担当科目
- 画像情報処理2、数値解析
- 研究分野・テーマ
- コンピュータグラフィックス、計算機シミュレーション
- 過去の部活動
- 卓球部
- 得意な科目
- 数学
- 苦手な科目
- 音楽、美術
- おすすめの書籍
インドの衝撃NHKスペシャル取材班 文藝春秋
Message
情報理工学の魅力・面白さとは、どのような点にあると思われますか?
自分が想像したことをコンピュータで実現する。これが情報理工学の大きな魅力と考えています。私がコンピュータの勉強を始めたころには自分で考えた簡単なゲームを作ったことがありますが、思い通りに動いてとても興奮したことを覚えています。最近のCGの映画やゲームでも製作者の思い描いた架空の世界が表現されていますよね。現実にとらわれずに自由に表現できるところがコンピュータの醍醐味だと思います。
卒業後、情報理工学部で学んだことはどのように役立つでしょうか?
情報理工に関連する技術は目まぐるしく変化していますし、それに合わせて社会も変わってきています。例えばスマホの普及。仲間とのコミュニケーションはもちろん、不特定多数の人とのコミュニケーションも当たり前のように行われています。10年、20年後にはまた違ったコミュニケーションツールが使われているかもしれません。次々に登場する新しい技術を的確に見極めて、時代の変化に柔軟に対応する。そのためには情報理工学の知識が不可欠です。時代に即した技術や製品を生み出す力を、情報理工学部での学びを通して身に着けてほしいです。
先生の代表的な研究・活動内容、現在の研究テーマについて、教えてください。
専門はCGとシミュレーションです。CGの技術を使って現実の様々な現象をコンピュータ上で再現することを目指しています。たとえばゴムが変形する、水が流れる、光が空間に広がっていくといった現象は自然法則によってその振る舞いが決まります。この自然現象をコンピュータで正しく計算することで、自然なCGの映像を作るだけでなく、新しい材料の分析や機械設計といった工業分野に広く役立つ技術を提供したいと考えています。
これから入学する学生に、どんなことを期待されますか?どう成長してもらいたいですか?
高校での勉強は問題の解き方に主眼が置かれていると思いますが、社会では自ら問題を発見する力も同時に求められます。問題を発見するためには様々な事柄に進んで取り組むことが大事です。ぜひ情報理工学部での学習を通していろいろなことに興味や疑問を持って、問題を発見する力を身に着けてほしいと思います。