福森 隆寛 講師
- 所属学部
- 情報理工学部
- 職位
- 講師
- 専門
- 音響信号処理
- 担当コース
- メディア情報コース
- 主な担当科目
- メディア情報学実験
- 研究分野・テーマ
- 音声・音響信号処理、音声認識、騒音抑圧
- 過去の部活動
- バドミントン、野球
- 得意な科目
- 数学、体育
- 苦手な科目
- 国語、生物
- おすすめの書籍
決断力羽生善治 角川書店
Message
情報理工学の魅力・面白さとは、どのような点にあると思われますか?
手元にコンピュータがあれば、頭の中に思い描いていることを手軽に体現できるところに情報理工学の面白さがあります。近年、ソフトウェアの利便性が格段に向上したことによって、複雑で膨大なデータを容易に処理できるようになり、これまで以上に革新的な情報科学技術を生み出す土壌が整いつつあります。また、このような情報科学技術は、製造・医療・サービス・インフラなど、多岐にわたる業界にも応用できます。立命館大学の情報理工学部には、そんな情報理工学の魅力を体験できるチャンスで溢れています。
立命館大学の情報理工学部は、他大学の同系学部とどのように異なるでしょうか?
「常に世界へ目を向けていること」と「学生への支援が手厚いこと」です。立命館大学の情報理工学部は、英語を使った専門講義や海外IT研修プログラムといった学生の国際力を強化する環境が充実しています。その他にも専門的な講義やプログラミングに関する理解を深められるように、授業時間外に教員らが丁寧に学生をサポートする独自の学習支援体制も整っています。将来、世界に通用するグローバルIT人材へと成長できるように情報理工学部の教職員は他の誰よりも根気強く学生の皆さんを応援します。
先生の代表的な研究・活動内容、現在の研究テーマについて、教えてください。
私がこの情報理工学部で学生生活を過ごしていたときから「周囲の状況を音で理解する研究」を進めています。人間は、誰かと会話するときに、その場所が騒がしければ無意識に周囲の雑音を取り除いて目的の声だけに集中しようとします。他にも、近くで叫び声が聞こえると、危険なことが起こっていると察知します。私は、このような人間の聴覚機能をコンピュータで実現することに挑戦しています。将来的には人間の聴覚よりも優れたロボット聴覚を開発することが私の大きな目標です。
これから入学する学生に、どんなことを期待されますか?どう成長してもらいたいですか?
これまでも、そしてこれからも情報科学技術は驚異的な速さで進化を遂げていきます。また一見して関係の無いように思える知識や経験を情報科学分野に大きく役立てられる場面が突然やってくることもあります。絶えず目まぐるしく変化し続けるこの世界でも柔軟に対応できる人材となれるように、どのようなことにも、感受性豊かに、貪欲に、スピード感を持って挑戦し続けられる学生に成長してもらえることを強く期待しています。