SHINODA Hiroyuki
篠田 博之 教授
- 教員データベース
- ヒューマンビジョン研究室
- 所属学部
- 情報理工学部
- 職位
- 教授
- 専門
- 視覚情報処理
- 担当コース
- 知能情報コース
- 主な担当科目
- 心理物理学、色彩工学
- 研究分野・テーマ
- 視覚情報処理、色彩工学、心理物理学
- 過去の部活動
- バスケットボール
- 得意な科目
- 歴史(中学)、物理(高校)
- 苦手な科目
- 国語
- おすすめの書籍
夜と霧V. E. フランクル著 みすず書房それでも人生にイエスと言うV. E. フランクル著 春秋社「聖書」とくに旧約聖書の「創世記」、「ヨブ記」、「ヨナ書」
Message
情報理工学の魅力・面白さとは、どのような点にあると思われますか?
inclusive(インクルーシブ):分野が多様で国際性豊かなのに、排他的(exclusive)ではなく、すべてを受け入れる。
卒業後、情報理工学部で学んだことはどのように役立つでしょうか?
未知の世界に対するときに必要な「姿勢」と「学び方」を身につけることになるでしょう。大学で学ぶ知識や内容自体が活きることはそれほど多くありません。大事なのは、どんな問題に対してもひるまない姿勢と、常に新しいことを学び続けるためのその方法論です。
先生の代表的な研究・活動内容、現在の研究テーマについて、教えてください。
心理物理学*を用いて人間の視覚系の特性を調べます。得た知見を人にとって快適で機能的な環境デザインやモノづくりに活用します。例えば、新しい照明デザイン、ディスプレイの見えの評価指標、VRの臨場感と映像酔い、高齢者の視環境、カラーユニバーサルデザインなど。
(心理物理学*:視覚入力の光(物理)と最終的な知覚(心理)の間を結ぶ研究手法や学問分野のこと)
今、注目している技術・テクノロジーについて教えてください
人にまつわる技術やテクノロジーのすべて。とくに人の感性や知覚を定量的に測定する手法など。ただし場当たり的な問題解決ではなく、人の特性の基礎から発想した新しい価値創造が重要。