KATO Jien

加藤 ジェーン 教授

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所属学部
情報理工学部
職位
教授
専門
映像・画像の内容理解
担当コース
メディア情報コース
主な担当科目
デジタル信号処理
研究分野・テーマ
機械学習、物体検知、画像詳細認識、行動認識
過去の部活動
卓球、美術
得意な科目
数学、物理、国語
苦手な科目
化学
おすすめの書籍

Sapiens: A Brief History of HumankindYuval Noah Harari,Harper Collins Publishers.

Message

情報理工学の魅力・面白さとは、どのような点にあると思われますか?

情報理工学は、いまや情報化社会のあらゆる部分に関わっています。なので、新たな情報システムの実現や新技術の開発を通して、人にやさしい高度情報化社会を自ら創っていくことができるところが魅力と思います。

先生の代表的な研究・活動内容、現在の研究テーマについて、教えてください。

人に優しく、人との親和性が高い情報社会の実現をめざして、コンピュータが画像や映像の内容を理解したり、画像や映像から自動で知識を獲得するための技術と、これらの技術の実践的な活用について、研究しています。
特に、最先端の技術であるディープラーニングに基づいた機械学習を用いて、画像中の人物の自動検出や照合、属性(年齢層、服装、体格、所持品など)による詳細分類、行動の自動認識を実現する手法や、それらをもとに画像中の出来事を高度に解析・認識・予測する手法を研究しています。

これから入学する学生に、どんなことを期待されますか?どう成長してもらいたいですか?

主体的に学ぶことを期待します。そのことが、将来にわたって学ぶ力と、社会で活躍するための力を身につけることになります。
また、多様なバックグラウンド(専攻、年代、性別、国籍等)の人たちと交流をもち、ともに議論したりレジャーを楽しむことで、見聞を広げてほしいです。常識(と思っていること)に捉われない、独創的な発想を生むヒントがたくさん見つかります。

今、注目している技術・テクノロジーについて教えてください

やはり、ディープラーニングに基づいた機械学習に注目しています。従来の機械学習では、知識を定式化してコンピューターに与える必要がありましたが、ディープラーニングを用いると、データの中に存在している知識を自動で学習できるのです。画期的な機械学習といえます。

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