KASHIHARA Koji
柏原 考爾 教授
- 所属学部
- 情報理工学部
- 職位
- 教授
- 専門
- 生体情報工学
- 担当コース
- 知能情報コース
- 主な担当科目
- 知能情報基礎演習
- 研究分野・テーマ
- 生体情報工学、人間医工学、脳神経科学
- 過去の部活動
- バレーボール
- 得意な科目
- 数学
- 苦手な科目
- 古文
- おすすめの書籍
SYNCスティーヴン・ストロガッツ 早川書房ご冗談でしょう、ファインマンさんリチャード P. ファインマン 岩波現代文庫
Message
情報理工学の魅力・面白さとは、どのような点にあると思われますか?
情報理工学は、あらゆるシステムの中で、人間と機械を結びつける中心的なコミュニケーション手段として活用されており、今まで見えてこなかった新たな視点や利便性を与えてくれる点が魅力です。
卒業後、情報理工学部で学んだことはどのように役立つでしょうか?
高度情報化社会の中、今後、どの様な環境に身を置かれたとしても、情報処理技術をなくして問題解決を図ることは難しいと思います。情報理工学部で学んできた専門知識やプロセスは、情報過多となる膨大なデータ(もしくは、情報量不足の僅かなデータ)から、問題解決のために真に必要なものを効率的に見つけ出し、置かれた環境のさらなる改善や効率化に役立てられると思います。
先生の代表的な研究・活動内容、現在の研究テーマについて、教えてください。
高次脳機能や自律神経活動等の生体信号を計測することで、病気の早期発見や健康促進に繋げる研究を進めています。特に、脳波・眼球活動・心電図等から特徴的な生体リズムを抽出し、人工知能や知的画像処理に基づくデータ解析を行っています。また、認知心理実験に基づく生体計測により、人間の行動心理や感情に特有な信号パターンを検出することで、個人の特性に合わせたヒューマンインタフェースの構築を目指しています。
これから入学する学生に、どんなことを期待されますか?どう成長してもらいたいですか?
高度情報化社会の中で必要とされる基礎的なスキルのみならず、多種多様な人達との交流を通して、国際化社会で求められる語学力・リーダーシップ・コミュニケーション能力を身に着けられるよう、自ら積極的に学問に取り組むことを期待します。