園田 耕平 助教
- 所属学部
- 情報理工学部
- 職位
- 助教
- 専門
- 複雑系科学
- 担当コース
- 知能情報コース
- 主な担当科目
- 情報理論
- 研究分野・テーマ
- 複雑系科学、動物行動、認知科学
- 過去の部活動
- バスケットボール部
- おすすめの書籍
群れは意識をもつ 個の自由と集団の秩序郡司ペギオ幸夫 PHP研究所 モノに心はあるのか: 動物行動学から考える「世界の仕組み」森山徹 新潮社 ドン・キホーテセルバンテス(著) 牛島信明(役) 岩波書店
Message
情報理工学の魅力・面白さとは、どのような点にあると思われますか?
いろいろな学問がつまっている点(多様性)だと思います。ぼくは物理学科出身だったので、情報理工学部にきて内容の豊富さに驚きました。プログラミング、ロボット、自動運転、人工知能、生体計測、脳科学とてんこ盛りで、何がやりたいかいろいろ試せそう。今の時代にあった学部だと思います。
先生の代表的な研究・活動内容、現在の研究テーマについて、教えてください。
ぼくは沖縄の西表島にいって、オカヤドカリやミナミコメツキガニ(群れるカニ)と戯れていました。今は「動物の群れ」が中心テーマで、リアルの動物を相手にするだけでなく、コンピューターをつかったシミュレーション研究をしています。また、もともと「生命とは何か?」が興味の中心にあるので、「複雑系」「生命システム」「知能情報」といったキーワードにひっかかれば、分野にとらわれず幅広く研究します。
これから入学する学生に、どんなことを期待されますか?どう成長してもらいたいですか?
ありがちですが、「好きなこと」をぜひ見つけてほしい。「役に立つ/立たない」という判断基準は仕事をする上では大事ですが、人工知能の急激な発展もあって、その基準だけだと将来的には厳しい気がします…。なので、大学4年間で「ハマれること」を1つでも見つけられるとハッピーじゃないかと。どんな状況になっても楽しく生きていける人になってほしいです。
今、注目している技術・テクノロジーについて教えてください
動画配信プラットフォームです。娯楽だけでなく、教育系コンテンツも充実し始めていて注目しています。教育にお金がかからなくなる方向に動いていて、いろいろな人の可能性が広がるのではと期待できます。また、気軽に、自分の生活圏の外の情報にアクセスできて、人生観が変わるキッカケにもなるかもしれません。ぼくは毎日YouTubeで沖縄の食堂めぐりの動画をみていて、沖縄に住もうかなと思い始めました…。