教員紹介
TAKANO Ryo
髙野 諒
- 所属学部
- 情報理工学部
- 職位
- 助教
- 専門
- 最適化・進化計算
- 担当コース
- 主な担当科目
- 知能情報処理演習
- 研究分野・テーマ
- 群知能、進化計算、最適化
- 過去の部活動
- 弓道部
- 得意な科目
- 国語・数学
- 苦手な科目
- 化学
- おすすめの書籍
一万年の旅路ポーラ・アンダーウッド 翔泳社
情報理工学の魅力・面白さとは、どのような点にあると思われますか?
世の中のあらゆる情報を研究対象とすることができるため、非常に幅広い研究分野があること。そして、同じ情報でも捉え方や扱い方によって様々な活用方法があり、同じような対象を研究していても人によって全く違う答えがでてくること。つまり、千差万別・多種多様な研究ができることです。
卒業後、情報理工学部で学んだことはどのように役立つでしょうか?
現在、世界中の様々な産業分野において人工知能やIoTなどの情報技術の活用が期待されています。情報理工学部では情報技術への深い知識を得て、それを多くの分野に広く応用する経験を積むことで世界の最前線で活躍できるスペシャリストになれます。
先生の代表的な研究・活動内容、現在の研究テーマについて、教えてください。
アリやハチ、魚や鳥の群れのように自然界には複数の個体が集まって生活している生き物がたくさんいます。これは群れを作ることによって、1つの個体だけではできないことができるようになるためです。例えば、アリは隊列を作って自分たちよりも大きなエサを巣まで運び、ハチは大きな巣を作って外敵から身を守れるようになります。このようなたくさん集まることで大きな働きができるメカニズムをコンピューターの中で再現することで、今まで解けなかった問題が解けようにできないか、また既存のシステムがより効率的にならないか研究しています。
これから入学する学生に、どんなことを期待されますか?どう成長してもらいたいですか?
情報理工学はまだまだ発展途上であり、これからどんどん発展し変化していく学問だと思います。その変化を恐れずに、むしろ楽しめるような好奇心を期待したいです。そして、変化に対して受け身の姿勢ではなく、自分自身で変化を生み出していこうとする攻めの姿勢、挑戦心を育んでもらいたいです。