TANAKA Kenichiro

田中 賢一郎 准教授

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  4. 田中 賢一郎 准教授
所属学部
情報理工学部
職位
准教授
専門
コンピュータビジョン・コンピュテーショナルフォトグラフィ
担当コース
メディア情報コース
主な担当科目
デジタル信号処理
研究分野・テーマ
コンピュテーショナルイメージング、コンピュータビジョン、光学センシング、機械学習
過去の部活動
野球・水泳・ボート
得意な科目
数学・物理・化学
苦手な科目
読書感想文

Message

情報理工学の魅力・面白さとは、どのような点にあると思われますか?

コンピュータを用いれば、現実社会に存在する様々な問題の解決を図ることができる、ということは多くの人がイメージしていることと思います。情報理工学を学べば、どのように様々な問題を解決すればいいのか、コンピュータをどのように用いればうまくいくのか、論理的に物事を捉えることができるようになります。こうした能力は、様々な場面で広く活用ができるため、自らの力で、人生や社会を豊かにできるということが、情報理工学を学ぶ魅力の一つであると思います。

卒業後、情報理工学部で学んだことはどのように役立つでしょうか?

今や、日常生活から仕事に至るまで、コンピュータなしで成り立つような場面はほとんどありません。情報理工学を学んでいれば、世の中にある様々なシステムが、どのような仕組みで動いていて、それらをどのように使えば人の生活を向上させることができるのか、ということを理解できるようになります。あなたの知識や経験が、仕事やプライベートにかかわらず、様々な場面で存分に活かせることは間違いないでしょう。

先生の代表的な研究・活動内容、現在の研究テーマについて、お教えください。

コンピュータビジョンと呼ばれる分野で、機械に視覚(目と脳)を与えることを目的としています。その中でも、コンピュテーショナルフォトグラフィとよばれる、ハードウェアとソフトウェアの両面から新しい画像を撮影する方法を研究しています。
これまでは、撮影された画像を、どのようにうまく処理して、写真に写っているシーンを理解するのか、という機械学習的アプローチに主軸が置かれてきました。しかしながら、そもそも、カメラで撮影するということ自体が機械の目としての機能を制限していると考え、光の計測から情報解析の方法に至るまでのすべてを考えた、人が見る世界とは全く異なるあたらしい機械の視覚を実現することを目的としています。

これから入学する学生に、どんなことを期待されますか?どう成長してもらいたいですか?

これまでは、学校や塾で与えられた課題に取り組むという、受け身の学習スタイルだったかもしれません。大学に入ると、自らの知的好奇心に応じて、主体的に学び続けるというパラダイムシフトが必要です。つまり、知識やスキルは、自らが獲得しに行かなければ得ることができません。ぜひ、高いモチベーションで色々チャレンジし、キャリアを積み上げて、人生を豊かにしてもらえればと思います。

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