YOSHIKAWA Toru
吉川 達 准教授
- 教員データベース
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- 所属学部
- 情報理工学部
- 職位
- 准教授
- 専門
- 日本語教育学
- 主な担当科目
- 留学生向け日本語科目
- 研究分野・テーマ
- 日本語教育学・第二言語習得論
- 過去の部活動
- ソフトテニス部、総菜部(バイト先)
- 得意な科目
- 生物、社会
- 苦手な科目
- 数学
- おすすめの書籍
14歳からの哲学 考えるための教科書池田晶子著、トランスビュー 日本人の知らない日本語蛇蔵&海野凪子著、KADOKAWA
Message
情報理工学の魅力・面白さとは、どのような点にあると思われますか?
情報理工学は私たちの生活や社会に密接に関わるので、さまざまな分野との接点を考えることが一つのおもしろさではないでしょうか。私の専門は情報理工学ではなく日本語教育学ですが、例えば、単純なドリル練習はAI先生に任せられるんじゃないかとか、機械翻訳の技術がさらに発達したら外国語で読解練習をする意味はなくなるんじゃないかなど、情報理工学と言語教育の往還を考えることに興味が尽きません。
先生の代表的な研究・活動内容、現在の研究テーマについて、お教えください。
留学生など日本語を母語としない人の日本語学習を研究するのが日本語教育学で、私はそれが専門です。その中でも特に読解能力に注目して、日本語学習者がどのように日本語の読解能力を獲得していくのか、効率的な読解教育は何か、読解能力はどのように測定すれば妥当かなどを主に研究しています。
これから入学する学生に、どんなことを期待されますか?どう成長してもらいたいですか?
専門性を追究することは重要ですが、それにとどまらず、一歩引いた広い視野で自分の専門性を捉え直す視点を持ってほしいと思います。また、日本語教育を担当している立場から、学生には学内で積極的に留学生と交流してくれることを期待します。異文化交流の機会は、学内にもたくさんあります。
今、注目している技術・テクノロジーについてお教えください
情報理工学との関連で言えば、メタバースでの授業や生成AIを取り入れた教材作成に注目しています。例えば、メタバースは物理的な場所を選ばず同じ空間を共有できることから、世界中に学習者がいる日本語教育など語学の教育との親和性が高いと言えます。メタバースで日本語教育を行うならどのような形になるのかということについては、特に興味を持っているテーマです。