KATO Masaki
加藤 正輝 理工系基礎教育専任講師
- 所属学部
- 情報理工学部
- 職位
- 理工系基礎教育専任講師
- 専門
- 数学
- 主な担当科目
- 数学1, 数学4, 数学演習1, 数学演習2
- 研究分野・テーマ
- 特殊関数論
- 得意な科目
- 数学、英語
- 苦手な科目
- 美術、体育
- おすすめの書籍
思考の整理学 (ちくま文庫)外山 滋比古
Message
情報理工学の魅力・面白さとは、どのような点にあると思われますか?
私の専門は、情報理工学でなく数学であるため、非専門家による回答となりますことをご容赦ください。情報理工学の魅力は、情報社会を支える学問として、今後目覚ましい発展が見込まれることであると思います。非専門家である私でも、データサイエンスやAIなどの重要性を最近よく耳にするようになりました。このような情報技術に関する知識は、今後飛躍的に発展する情報社会において増々重要性を増すのではないでしょうか。
先生の代表的な研究・活動内容、現在の研究テーマについて、お教えください。
特殊函数について研究しています。特殊函数には様々なものがありますが、私はその中でも、ゼータ函数やそれに関連する特殊函数に興味を持っています。具体的には、二重正弦関数、楕円ガンマ函数、多重ポリログ函数のq-類似や楕円類似などの特殊函数の性質について研究を進めています。
これから入学する学生に、どんなことを期待されますか?どう成長してもらいたいですか?
様々なことを学び視野を広げると同時に、特に興味あることを見つけ、主体的に学びを深めていただきたいと思います。自分の頭で考えることも大切ですが、友人や教員との議論を通して有益なヒントが得られることもあるかもしれません。
今、注目している技術・テクノロジーについてお教えください。
ChatGPTなどの生成AIに注目しています。今後さらに生成AI の技術が発展する中で、数学の研究内容や手法も大きく様変わりする可能性があります。これまで数学者が行っていた証明や計算を、今後は生成AIが担うということもあり得るのではないかと考えています。今後の数学の研究において、生成AIが果たすべき役割は何か、大いに関心があります。