NAGASE Ryotaro

永瀬 亮太郎 特任助教

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所属学部
情報理工学部
職位
特任助教
専門
音声情報処理
担当コース
メディア情報コース
主な担当科目
メディア実験、卒業研究
研究分野・テーマ
音声情報処理、パラ言語情報処理(感情など)
過去の部活動
合唱部
得意な科目
数学、技術
苦手な科目
国語、体育
おすすめの書籍

現代語訳 学問のすすめ福澤 諭吉 (著)、斎藤 孝 (訳)、ちくま新書

自助論S・スマイルズ(著)、竹内均(訳)、三笠書房

Message

情報理工学の魅力・面白さとは、どのような点にあると思われますか?

情報理工学の魅力は、音や画像、自然言語などを数値化し、コンピュータで扱える点にあると思います。様々な事象を数値化し適切に処理することで、例えば、音声からテキストとして書き起こしたり、テキストから音声を合成したりできます。そして、学びを深めるほどコンピュータで扱える事象の幅が広がるため、非常に学びがいのある分野だと思っています。

卒業後、情報理工学部で学んだことはどのように役立つでしょうか?

情報理工学部で学んだことは、仕事や日常生活で直面する課題の解決に役立つと思います。本学部で情報科学の専門知識や技術を学ぶことで、コンピュータを課題解決の道具として活用できるようになります。また、プログラミングや専門科目を通じて論理的思考力を鍛えることで、より適切な解決策を考えられるようになるでしょう。

先生の代表的な研究・活動内容、現在の研究テーマについて、お教えください。

私はこれまで音声が伝える感情を自動で推定する音声感情認識の研究に取り組んできました。特に、近年話題のAI技術を応用した手法を提案してきました。音声から感情をコンピュータで処理できるようにすることで、人間のように感情を理解できる対話ロボットやハラスメントなどの自動検知の実現が期待されます。将来の目標は、音声が伝えるあらゆる感情をコンピュータで処理できるようにすることです。

これから入学する学生に、どんなことを期待されますか?どう成長してもらいたいですか?

様々なことを学んでください。大学生活では専門的な知識や技術を深めるだけでなく、人間関係や趣味を通じて多くのことを学ぶ機会があります。そして、関心のあることには本気で取り組んでください。その過程で得た経験は卒業後にも役立つはずです。

今、注目している技術・テクノロジーについてお教えください

生成AI技術に注目しています。特に近年では、テキストから人間が作成したかのような画像や動画、音楽を生成できるようになり、入出力の自由度と出力の質が大きく向上しています。私自身、AI技術を応用した研究に取り組んでおり、今後の動向から目が離せない技術の一つです。

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