野間 春生 教授
- 教員データベース
- メディアエクスペリエンスデザイン研究室
- 所属学部
- 情報理工学部
- 職位
- 教授
- 専門
- VR-HI
- 担当コース
- 実世界情報コース
- 主な担当科目
- バーチャルリアリティ
- 研究分野・テーマ
- バーチャルリアリティ、触覚インタフェース
- 過去の部活動
- 放送部、物理部
- 得意な科目
- 数学、物理
- 苦手な科目
- 化学、生物、英語、国語
- おすすめの書籍
星を継ぐものジェイムズ・P・ホーガン著
Message
情報理工学の魅力・面白さとは、どのような点にあると思われますか?
無限の可能性
計算機は人類史上初めて特定の目的にむけて開発された機械ではなく、あらゆる使い方が考えられます。もちろん未知の使い方もまだいくらでもあるはずです。情報理工学とは、この未知の使い方を発明する学問であり、無限の可能性を秘めています。その可能性を実現するのが、情報理工学に携わる学生諸君のミッションです。
卒業後、情報理工学部で学んだことはどのように役立つでしょうか?
ITは、現代では基盤技術として全ての産業分野で利用されています。これは、情報理工学部で学んだ知識や技術を活かせる場所が,他の学問に比べて極めて多様であることを意味します。学生諸君には、情報理工学部の特定の分野だけでなく、ひろく多くの分野の学習をして、自分自身が社会で活躍できる可能性を可能な限り広めることを勧めます。
先生の代表的な研究・活動内容、現在の研究テーマについて、教えてください。
ヒューマンインタフェースやバーチャルリアリティ技術を道具として使って、われわれに計算機が上手に働きかけることで、日常の問題を解決する技術の研究をしています。いつまでも健康を維持するための運動促進技術、グループでの買い物を楽しく過ごすための技術、医療技術のトレーニングを効果的に行う技術、災害救援隊の支援技術など、多方面に渡った実際の課題を、実際に困っている人と解決する研究活動を進めています。
これから入学する学生に、どんなことを期待されますか?どう成長してもらいたいですか?
まず大学に行くことの価値とデメリットをよく考えなさい。貴重な4年間と巨額の費用を使って、君たちは何をしたいのか?勉強することはもちろんです。当たり前ですが,受験勉強とは全く異なります。今まで以上の勉強が必要です。そして、同時に実社会を常に見据えなさい。実社会に根ざした知識や技術は必ず将来の助けとなります。最後に、10年後を常に見据えなさい。なんの勉強するか迷ったら、この10年後になりたい自分を思い浮かべなさい。そうすれば、今すべきことが見えてきます。迷ったら、いつでも我々教員の所に来て、話をしましょう。いつでもドアは開いています。