吉田 則裕 教授
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- 情報理工学部
- 職位
- 教授
- 専門
- ソフトウェア工学
- 担当コース
- システムアーキテクトコース
- 主な担当科目
- ソフトウェア工学
- 研究分野・テーマ
- ソフトウェア工学、IoT、セキュリティ
- 過去の部活動
- ニューメディア同好会(いわゆるコンピュータクラブ)
- 得意な科目
- 数学
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- 古文
- おすすめの書籍
ライ麦畑でつかまえてJ.D.サリンジャー 白水社 アルジャーノンに花束をダニエル・キイス 早川書房 海辺のカフカ村上春樹 新潮社
Message
情報理工学の魅力・面白さとは、どのような点にあると思われますか?
社会から必要とされ、学問的・技術的に進化し続けている分野である点だと思います。コンピューターは社会から必要とされており、社会に変化にあわせてコンピューターに関する学問や技術も進化することが求められています。比較的新しく進歩が早い分野であるため、学生時代から活躍しやすいことも魅力の一つです。
卒業後、情報理工学部で学んだことはどのように役立つでしょうか?
みなさんが卒業してからも、コンピューター技術はどんどん進歩していくでしょう。次々に登場する新技術を理解したり応用したりする際に、情報理工学部で学んだコンピューターやソフトウェアの動作原理に関する理解や知識が役立ちます。研究開発を行う研究者になる人にとっても、このような理解や知識があることは新しい技術を創出するにあたり強みになります。
先生の代表的な研究・活動内容、現在の研究テーマについて、教えてください。
スマート家電等、インターネットに接続されたIoTデバイスがどんどん普及してきています。IoTデバイスを開発するメーカーはバグが存在しないように、十分に検証を行ってからリリースします。しかし、IoTデバイスが複数のユーザーや他のデバイスを識別しつつ、ユーザーやデバイスに合わせた複雑な動作をするため、バグを発見・修正することは容易ではありません。安全なIoTデバイスを実現するためには、コンピューターが自動的にバグを発見したり、自動的にバグを修正したりしてくれたら便利だと思いませんか?私は、このような自動バグ発見・自動修正技術の実現に向けた研究を行っています。
これから入学する学生に、どんなことを期待されますか?どう成長してもらいたいですか?
みなさんの能力は、自分自身が思っている以上に伸びしろがあります。今の自分自身の能力ではできないんじゃないかと不安に思っても、自分自身の能力が伸びることを信じて、背伸びして挑戦してみてください。やりきったあとは、自分自身が思っていたより成長しているはずです。学生時代は、挑戦することのリスクが低いので、失敗を恐れず挑戦すると良いと思います。挑戦したあとは、なぜうまくいったのか、なぜうまくいかなかったのかを整理すると、次につながります。