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所蔵資料の閲覧/日本十進分類法(NDC)
所蔵資料の閲覧
図書
日本十進分類法に基づいて主題別に分けられ、請求記号の順に並んでいます。
館内での利用が済んだ後は、書架に戻さず、館内の返却台に置いておいてください。
雑誌
タイトル読みのアルファベット順に左から右へ並んでいます。
和雑誌は、ヘボン式ローマ字表記の順です。洋雑誌は、冒頭の冠詞を外した順序です。
館内での利用が済んだ後は、書架に戻さず、館内の返却台に置いておいてください。
貴重資料
貴重資料を閲覧される際は、貴重書閲覧願を所蔵館のカウンターに提出してください。
学部学生・大学院学生の方は、貴重書閲覧願に指導教員印が必要です。
閲覧できる時間は、月-金の9:00-17:30です。閲覧受付は17:00までです。年末年始、夏期集中休暇中は利用できません。
他キャンパスの貴重資料の取寄せはできません。所蔵館で閲覧してください。
視聴覚資料
視聴覚資料等(付属資料含む)は「館内利用」資料です。貸出しておりませんので、図書館内でご利用ください。他キャンパスにある「館内利用」資料の取寄せについては こちら を参照ください。
日本十進分類法(NDC)
図書館では、分類記号の順番に本が並んでいます。 たくさんの資料の中から目的の本を探し出しやすくするために、書かれている内容によって本を分類し、並べる場所を決めています。 こうすることで、同じ内容の本を集めたり、似たような内容や関係の深い内容の本を近くの場所に置くことができるようになります。 分類記号の役割や意味が分かると、もっと早く本を探すことができるようになります。日本十進分類法(NDC:Nippon Decimal Classification)では、本の内容を3桁の数字で表現することを基本とし、"000"から"999"までの1,000項目に分類します。 しかし、1,000項目だけではとても足りないので、「.」以下にも分類項目を設定しています。分類記号は、本を並べるための記号ですから、数字そのものには意味はありません。 本を整理するために考案された分類法の一つで、本の分類をする時の基準となるものです。 日本の図書館の多くで採用されており、本学では2020年以降、『NDC第10版』を採用しています。
類目表 (1次区分表) |
細目表(2次区分表) |
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0:総記 General works |
010:図書館 Libraries 020:図書.書誌学 Books. Bibliography 030:百科事典 General encyclopedias 040:一般論文・講演集 General collected essays 050:逐次刊行物.年鑑 General serial publications 060:学会.団体.研究調査機関 General societies. Academies 070:ジャーナリズム.新聞 Journalism. Newspapers 080:叢書.全集 General collections 090:貴重書など Rare books, Local collections etc. |
1:哲学 Philosophy |
110:哲学各論 Special treaties on philosophy 120:東洋思想 Oriental thought 130:西洋哲学 Western philosophy 140:心理学 Psychology 150:倫理学 Ethics. Morals 160:宗教 Religion 170:神道 Shintoism 180:仏教 Buddhism 190:キリスト教 Christianity |
2:歴史 History |
210:日本史 General History of Nippon 220:アジア史.東洋史 General History of Asia 230:ヨーロッパ史.西洋史 General History of Europe 240:アフリカ史 General History of Africa 250:北アメリカ史 General History of North America 260:南アメリカ史 General History of South America 270:オセアニア史 General History of Oceania 280:伝記 General biography 290:地理.地誌.紀行 General geography. Description and travel |
3:社会科学 Social sciences |
310:政治 Political science 320:法律 Law 330:経済 Economics 340:財政 Public finance 350:統計 Statistics 360:社会 Society 370:教育 Education 380:風俗習慣.民俗学 Customs and folklore 390:国防.軍事 National defence. Military science |
4:自然科学 Natural sciences |
410:数学 Mathematics 420:物理学 Physics 430:化学 Chemistry 440:天文学.宇宙科学 Astronomy. Space sciences 450:地球科学.地学.地質学 Earth sciences. Geology 460:生物科学.一般生物学 Biology 470:植物学 Botany 480:動物学 Zoology 490:医学.薬学 Medical sciences |
5:技術 Technology |
510:建設工学.土木工学 Construction. Civil engineering 520:建築学 Architecture. Building 530:機械工学.原子力工学 Mechanical engineering. Nuclear engineering 540:電気工学.電子工学 Electrical engineering. Electronic engineering 550:海洋工学.船舶工学.兵器 Maritime engineering. Weapons 560:金属工学.鉱山工学 Metal and mining engineering 570:化学工業 Chemical technology 580:製造工業 Manufactures 590:家政学.生活科学 Domestic arts and sciences |
6:産業 Industry |
610:農業 Agriculture 620:園芸.造園 Horticulture. Landscape gardening 630:蚕糸業 Sericulture. Silk industry 640:畜産業.獣医学 Animal husbandry. Veterinary medecine 650:林業 Forestry 660:水産業 Fishing industry. Fisheries 670:商業 Commerce 680:運輸.交通 Transportation services 690:通信事業 Communication services |
7:芸術 The arts |
710:彫刻 Sculpture. Plastic arts 720:絵画.書道 Painting. Pictorial arts. Shodo 730:版画 Engraving 740:写真.印刷 Photography and photographs 750:工芸 Industrial arts 760:音楽.舞踊 Music. Theatrical dancing 770:演劇.映画 Theater. Motion pictures 780:スポーツ.体育 Sports and physical training 790:諸芸.娯楽 Accomplishments and amusements |
8:言語 Language |
810:日本語 Japanese 820:中国語.東洋の諸言語 Chinese. Other Oriental languages 830:英語 English 840:ドイツ語 German 850:フランス語 French 860:スペイン語 Spanish 870:イタリア語 Italian 880:ロシア語 Russian 890:その他の諸言語 Other minor languages |
9:文学 Literature |
910:日本文学 Japanese literature 920:中国文学.東洋文学 Chinese literature. Oriental literatures 930:英米文学 English and American literature 940:ドイツ文学 German literature 950:フランス文学 French literature 960:スペイン文学 Spanish literature 970:イタリア文学 Italian literature 980:ロシア文学 Russian literature 990:その他の諸文学 Literatures of other languages |
詳しい分類記号の調べ方
分類記号を詳しく知っていなくても、本を探すことはできます。でも、探している分野やテーマの分類記号がわかれば、もっと早く本を探せるようになります。分類記号は、次のような方法で調べることができます。
- 書架に並んでいる本の分類記号を確認する
- 図書館のレファレンスカウンターで聞く
- 『日本十進分類法(NDC)』の索引を利用する
『日本十進分類法(NDC)』の索引を使った「分類検索」
図書館での本の分類の基準となっている『日本十進分類法(NDC)』は、分類の基準やルールが書かれている「本表」と分野やキーワードから分類記号を探すことができる「索引」(《相関索引》といいます)とで構成されています。索引は、本表に収録されている項目を五十音順に並べ、各項目に対応する分類記号が書かれています。この索引を使えば、探している本の分野やテーマの分類記号がすぐにわかります。蔵書検索には「分類検索」という機能があり、分類を特定して資料を検索することができます。
(参考図書)『日本十進分類法』もり・きよし原編(日本図書館協会、2014年)