Feature #01

タイプ別レポート 図書館活用
Good Practice

みんな、学生生活で図書館をどう使っているのだろうと思った経験はありませんか?図書館が提供しているサービスは書棚に並ぶ資料だけではありません。電子書籍やデータベース、ぴあらやセミナールームなどの施設、レファレンスや他大学資料の借用・複写、図書館で実施している企画・イベントなどさまざまなサービスを提供しています。今号では、図書館を上手く学生生活の中に組み込んで、自己の成長につなげている方にスポットをあてました。ぜひ、みなさんにとっての図書館の使い方をみつけてください。

黒川 依菜

TYPE #01

図書館イベントの参加で、
自分の世界を広げています

黒川 依菜

文学部人文学科 1回生

所属学部で勉強していることや研究テーマについて教えてください。

文学部で日本史を専攻しています。特に、鎌倉時代後期に興味があるので、その時代を研究したいと思っています。

週に何日大学へ来ていますか? よく利用する図書館とその利用頻度を教えてください。

大学で授業があるときは、毎日大学に来ています。図書館は、平井嘉一郎記念図書館をよく利用していて、週3回ほど利用しています。

図書館の企画はどんな時に活用しますか?具体的な活用の方法を教えてください。

7月に開催されたOIC学生ライブラリースタッフ企画、ぴあら講演会 「何気ない日常に彩りを ~色彩の魅力と不思議~」に参加しました。図書館で行われるライブラリースタッフ企画は申し込みをすれば簡単に参加できるため、これからも少しでも興味のある企画があると参加しようと思っています。また、図書館でのピアサポーターにも興味があったため、学生ライブラリースタッフ企画募集説明会にも参加しました。

私は図書を検索するために図書館のホームページは活用していますが、図書館が主催する企画やスタッフ募集などのお知らせは、主にmanaba+Rから情報を得ています。また、図書館に行ったときには、興味のある企画の情報を得るために館内のポスターにも注意を払っています。

図書館の企画を活用して自己の成長につなげている点を教えてください

普段は経験しないことでも、浅く広くものごとを知ったり、挑戦したりすることができるのが図書館主催の企画です。企画を通じて知識を獲得することで、日常生活やレポート作成において理解したことをアウトプットしたり、工夫をしたりして充実した学生生活を送ることができます。未知の世界に飛び込むことを積極的に行っていることも自分の経験値を上げる機会となっています。

あなたにとって、図書館とはどんな存在ですか?

小学生の頃からよく本を読んでいたので、図書館は昔からとても身近な存在です。私は現在文学部で日本史を専攻していますが、ある小説との出会いが日本史を専攻しようと思ったきっかけとなっています。私にとって図書館は、自分の専攻の決定に影響を与えた運命の1冊に出会えた大切な場所です。また、気軽に入ることができ、いろんな本を読んで、自分が経験したことのないことを疑似体験することで、自分の将来や自分の思考が変わったりする機会を与えてくれる場所であり、変化を最も感じやすい場所だと思っています。本を一冊読むごとにもう一つ上の自分にアップグレードされているのを感じます。

2021年春学期(コロナ禍)を振り返って、あなたが学生として苦労していること、また、工夫していることなどがあれば教えてください。

コロナ禍で1番困ったことは、友人作りです。私は京都出身でないため、入学当初の4月は自分の知り合いが全くいない状況でした。また、大学から1人暮らしが始まり、慣れない生活をしていたため、とても不安でした。そのため、早く仲の良い友人を作りたいと思っていたのですが、新型コロナウィルス感染拡大のため授業が始まった直後にオンライン授業に切り替わったため、友人作りに苦労しました。そこで、授業の繋がりだけでなく、他の繋がりも作ろうと思い、早めにサークルに入りました。私が所属しているところは毎週集まって活動が行われているため、すぐに繋がりを作ることができました。

私の図書館活用ビフォア、アフター

図書館をうまく使えるようになる前と使えるようになった後で時間の使い方や学修の習熟度などに変化はありましたか?変化があれば教えてください。

まだ立命館大学の図書館を利用し始めて5ヶ月ほどです。大学図書館の使い方については使いこなせているとは言えませんが、高校までの図書館での読書とは違い、多くの専門書があるので、興味を引くタイトルをみつけると手に取って読んでいます。多くのことを知ることができ、好奇心が刺激されています。しかし、本を探すために図書館内の書架を見ていますが、多すぎるがゆえにどこにどのような本があるのかをいまだに把握しきれていません。自動書庫にも本があり、特定の本を見つけるのはRUNNERS OPACを用いて探すことができるのですが、それ以外の本を見つけるのは少々難しいと思っています。ジャンルごとや書架ごとにおすすめの図書館からの情報があれば図書を探すことがもっと面白くなれるのではないかと考えています。また、自動書庫にある本は検索で見つけられなければ、読むことができないので、どのような本が自動書庫にあるのかが分かるようになればより探したい本に出会えるのではないかと思います。レファレンスサービスを活用するなど利用方法を身に着けて、もっと図書館をうまく使えるようになって多くの本にふれたいです。

TYPE #02

データベースや電子書籍をフル活用して、
大学の学びを豊かにする

松野 光喜

情報理工学部情報理工学科 4回生

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