Feature #01

タイプ別レポート 図書館活用
Good Practice

松野 光喜

TYPE #02

データベースや電子書籍をフル活用して、
大学の学びを豊かにする

松野 光喜

情報理工学部情報理工学科 4回生

所属学部で勉強していることや研究テーマについて教えてください。

情報理工学部 システムアーキテクトコースに所属しています。学習場面における行動変容を促すための、国民性の違いを反映したナッジについて研究しています。これだけではよくわからないと思うので、簡単に説明いたします。私の研究は、日本人とベトナム人の国民性の違いに注目して、学習場面でより良い学習に導くことができる刺激を見つけることです。より良い学習かどうかを判断するためには、エンゲージメントという指標をアンケートから取得するのですが、私の研究ではセンサなどを用いてエンゲージメントを求める方法を研究しています。

週に何日大学へ来ていますか? よく利用する図書館とその利用頻度を教えてください。

今年の春セメスターは、週に3回大学に来ていました。よく利用する図書館は、メディアセンター、メディアライブラリーとOICライブラリーです。メディアセンターは週1回利用しています。メディアセンターは、よく利用していた時には、週に2回ほど利用していました。OICライブラリーは月に1回~2回ほど利用しています。

図書館の「データベース」や「電子書籍」はどんな時に利用しますか?具体的な利用の方法を教えてください。

データベースは、主に研究室でのゼミ活動の時に利用しています。ゼミでは、自分の研究に関係する論文をデータベースから探し出して、書かれている内容をまとめて発表をしています。英語で書かれた論文を探すときには、「ACM Digital library」を使用することが多いです。ACM Digital library は、コンピュータ分野全般を対象とする国際学会が提供するデータベースで、研究に関係する論文がたくさん見つかるため、よく利用しています。また、日本語で書かれた論文を探すときは、主に「CiNii Articles」を利用しています。CiNii Articlesは、日本語で書かれた論文を分野に関係なく検索できるので、自分の研究に役立ちそうな論文を偶然発見できたりもします。

Maruzen eBook Library」は、ゼミや授業で必要な本や教科書を入手するときに利用しています。必要な本はMaruzen eBook Library からダウンロードできる場合が多いので、書籍代や教科書代を節約することができて、とても助かっています。

大学のVPNを利用することで、大学で使える電子資料を閲覧することができます。研究活動をする上で、非常に役立つと思うので、図書館のデータベースと一緒に使ってみてください。

図書館の「データベース」や「電子書籍」を活用して自己の成⾧につなげている点を教えてください。

図書館のデータベースを活用して、研究活動に役立てています。ゼミ活動のときは、発表で取り上げられている論文をデータベースから探して、自分の研究に応用できるか考えてみたり、関係する論文を探し出したりするときに活用しています。また、論文を書くときには、データベースで自分の研究テーマに関するキーワードを検索して、参考文献を探すときにも活用しています。

また、研究活動以外にも、英語力や教養を身につけるために活用しています。英語の経済ニュース「Financial Times」で英語のニュースに挑戦してみたり、 通学中に電子書籍で読書をしたりしています。また、「日経テレコン21」は最新のニュースが配信されているので、すきま時間に今日のニュースを読んだり、最近のIT業界の動向を確認したりしています。

あなたにとって、図書館とはどんな存在ですか?

私にとって図書館とは、知りたいことをなんでも知っていて、頼ることのできる心強い存在です。ゼミや研究活動では、ほぼ毎回と言っていいほど図書館のデータベースを利用します。何か知りたいことがあったら、まずはデータベースで調べてみようといった感じで、スマホやパソコンを片手にレポートを書いたり研究活動を行っています。図書館という頼ることのできる心強い存在のおかげで、大学での学びが豊かになっているのではないかと感じています。

2020年と2021年(コロナ禍)を振り返って、あなたが学生として苦労していること、また、工夫していることなどがあれば教えてください。

コロナ禍を振り返って、一番苦労していることは、他の学生とのコミュニケーションの取りづらさだと思います。大学でのコミュニケーションがなくなってしまうと、友だちや誰かと会って直接話す機会がなくなったり、ちょっとした繋がりから新しい人間関係を作ったりすることが難しくなります。「最近、授業が難しくてわからないけど、みんなはどうなんだろう...」なんて思ったときに、オンライン授業だと他の学生に聞きにくくて、どうすれば良いのか不安になるときがあります。そこで私は、もしかしたら相手も同じかもしれない、と思って誰かに話しかけることがあります。ブレイクアウトルームなど少人数で会話ができるようなときに、「最近難しくなってきたけど、ついていけてますか?」と話しかけると、「私も難しくて困ってました」のように、共感してもらえるときがあります。このようにして、自分と相手の状況を知ることで、自分だけじゃないんだ、と感じて安心できることが多いです。

私の図書館活用ビフォア、アフター

図書館をうまく使えるようになる前と使えるようになった後で時間の使い方や学修の習熟度などに変化はありましたか?変化があれば教えてください。

図書館をうまく活用できるようになって、大学での学びにより熱心になりました。図書館を活用する前は、分からないことは諦めたり、適当に解釈したりして、良い成績をとるのにはなかなか苦労しました。しかし、図書館をうまく活用できるようになった後は、知りたいことをデータベースや本から探し出せるようになり、分からないことをもっと知りたいという気持ちが強くなりました。また、空いた時間にニュースを読んだり、電子書籍を読んだりして、すきま時間を有効に活用できるようになりました。図書館の本やデータベース、電子書籍などを活用することで、大学での学びに良い影響を与えてくれていると思います。

TYPE #03

目標をもって努力する学生を
応援してくれる存在が図書館です

柳本 瀬玲奈

経済学部経済学科 4回生

Next
柳本 瀬玲奈
2/4