「伝える」ゼミレポート

Tourbillon(トゥルビヨン)

ゴール
<団体として> 小学校高学年での授業を共同開発するパートナー校を一つ獲得し、授業実践先を二校獲得すること。
<参加者の方が活動を通して得られるもの> 目の前の問題を社会構造と結びつけて考えられるようになる。そして、その問題を解消するために、一つの切り口から手立てを講じ、実現するまでの道筋を体験できる 。また、性やジェンダーに関する問題を真剣に語り考え行動する場が得られる。
開催期間
2022年7月~2022年9月
頻度
・週1回の定例ミーティング(全10回を想定)
上記とは別に、 以下の活動を予定している。
・外部から人を招く勉強会を少なくとも2回
・全国性教育研究大会への参加
・基礎知識定着のための輪読会の開催(5回ほど)
・パートナー校獲得のための渉外活動(適宜)
使用言語
日本語
キーワード
    ジェンダー、性教育、教育社会学、フェミニズム、性暴力、出張授業
メンター
柳原恵(産業社会学部教授) 教員紹介はこちら

ゼミレポート

 私たちTourbillonは、義務教育課程での包括的性教育の実現を長期的な目標としている団体です。2大学計6学部から15名が参加しており、性教育が専攻でないメンバーが大半を占めています。
 メインの活動としては、横展開できる授業案を教員の方と共同開発することを目標としています。そのために、外部講師による講演会や輪読会を開催することで知識の獲得を図ったり、定例ミーティングで今後の活動方針の明確化を行っています。また、前クォーターでは東京で開催された全国性教育研究大会に参加し、学習指導要領の位置づけや教育現場での取り組みについて学びました。
 これらの活動を通して、現行の性教育の問題や現代社会にある歪みを自覚し、問題解決のためにどのように行動していけばよいのか、論理的に考え、伝える力が向上しました。
 今後の活動としては、「パートナー校獲得のために渉外活動を行うこと、実際に授業案を作成すること、他団体や外部との関係づくりを行うこと、性教育に関する問題の認知度を向上させるために情報発信を行うこと」を予定しています。