ゼミ詳細

不自由のない大学生活を獲得する手引き!

ゴール
大学について、参加者が意見を持てるようになること。 不自由をなくすために、どのような理論と実践があるか考えられるようになること。 不自由がなくなった後、どんな大学になるかも考えてみましょう!!
開催期間
2024年01月31日~2024年03月27日
頻度
開催頻度:週1回 ゼミ時間:1時間~1時間半 開催方式:対面とオンラインの併用
使用言語
日本語
キーワード
    学生の自由・大学・主体性、

ゼミを立ち上げたいひと

文学部日本史学域 3回生

なぜ、このゼミを立ち上げたいのか(思いのたけ)

多くの学生が大学生活において何処かしらで『不自由さ』を感じている現状を分析し、具体的に私たちはどのような手段をもってこれを解決すべきか、考えてみようと思いました。  (以下大学生活における不自由さの定義)不自由さとは平易に言えば、好奇心が妨げられる構造が存在すること。自由とは人間の意志の発露の必然性を享受しえるか否かであり、それゆえ形成された意志を妨げるべきではないと考える。

 ポイント:どんな学生のどのような好奇心も妨げられるべきではないと考える。(以下例) ・非公認サークルでも教室を使用できるようにしたい。

・大学を24時間使いたい 
・図書館を遅い時間まで開けて欲しい 
・多様な背景を持つ学生が存在する共同体である大学に於いて、自身や自身のアイデアの少数性によって自身のしたいことができない。
・自身が不満に思ってることがあった際に、それを相談し、解決してくれる柔軟性を持つ機関が存在しない(あるいは存在しているか分からない)。

どんな人たちとゼミに取り組みたいか

・大学で窮屈さを感じたことがある人 
・大学に対してモヤモヤを抱えている人
・大学に入ったものの、自分自身の成長をあまり感じられなかった人。 こういう事を考えたこともなかった人でも大歓迎です。 予備知識一切必要なし、一人一人の思いがまずは重要です。

どんなことに取り組みたいか

私たち学生がまず何をすべきか共に考えましょう。 議論がベースですが、ゲストスピーカーの招待や輪読会なども行う予定です。 先クオーターでは「二◯二四年、自治の時期。」というシンポジウムを学内で開催し、白井聡先生/崎山政毅先生/小関素明先生に登壇、君島東彦先生に協賛して頂きました。 基本的には対面開催の予定ですが、オンラインでの参加も可能です。 学生間の繋がりを大事にしたいので、しっかり自己紹介などの場を設けます。 

読んだ本 
・富永 京子 著『みんなの「わがまま」入門』/デヴィッド・グレーバー 著(酒井隆史 訳)『官僚制のユートピア』/竹内 洋 著『教養主義の没落』/斎藤幸平、松本卓也、白井聡、松村圭一郎、岸本聡子、木村あや、藤原辰史 共著 『コモンの「自治」論』