教員紹介

小溝 優子嘱託講師
Komizo yuko
研究室 / 医療薬学教育支援
専門分野 / 医療薬学系
担当科目 / 実務前実習

経歴概要

Profile

1987年 名城大学 薬学部 薬学科 卒業 

薬剤師について

私が臨床薬剤師として勤務した間に「薬剤師の業務」は大きく変化しました。医薬分業が広がりつつある時期に「より患者に寄り添う」ことを目指し、病院から調剤薬局の管理薬剤師へ転向しました。調剤薬局では様々な法律や要件等を網羅する必要があり、法律も学ぶ必要があります。その中で患者に寄り添うことは時に相反することがあり、様々な問題に遭遇しました。その中で変化を受け入れ対応する、トラブルシューティング、かつ患者ニーズを満たすことを模索してきました。また薬局運営にも携わりIT化や危機管理、また患者やその家族のみでなく多職種連携にはコミュニケーションが重要であることも学びました。それらの知識や経験は全て、患者に寄り添える薬剤師業務に大変役立っています。DX化など取り巻く環境は目覚ましく変化しますが、目の前の患者や家族に真摯に向き合うことは不変だと思っています。

学生へのメッセージ

知識、スキル、コミュニケーション力が大切

 これからの薬剤師は、厚生労働省の「薬局ビジョン」で示されているように、法改正・IT・DX化など多くの変化の中「対物から対人」化が必須です。診療報酬面でもそれらがますます反映されていきます。つまり、いかに必要とされる存在でいられるか?がポイントなのです。そのために臨床では常に「患者のベストは何か?」を考えてチームで行動することが最重要課題です。当然「患者のベスト」は薬剤師のみでは担えず、高い「コミュニケーション能力」が求められます。いかにIT化が進んでも、「多職種」と連携し、患者に寄り添い「患者のベスト」を目指すことには変わりがありません。「信頼のおける選ばれる薬剤師」になることが必要なのです。 また、学びに無駄はありません。直接的ではなくて、また意識下でなくても、学んだ事や経験した事は、いつか必ず皆さんの人生や業務の役に立つ機会が来ます。この貴重な学びの時間に、私の経験が少しでもお役に立てればと思います。