教員紹介
高橋 慧助教
TAKAHASHI Satoshi
研究室 / 腫瘍病態制御学研究室
専門分野 / 生物系
学位 / 博士(医学)
経歴概要
- Profile
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2011 京都大学医学部 卒業 2022 京都大学大学院 医学研究科 博士課程修了
研究者になったきっかけ
実臨床を通じて造血器腫瘍の診察、治療を経験してきました。難治性腫瘍に対する新規治療が次々に提案、実践されていく現状の中で、自分自身も基礎研究の見地から難治性腫瘍に対する新しい発見に携わりたいと考えるようになりました。 世の中で認められていることが真実ではなく数年後には忘れ去られていることが多々あるのが研究の醍醐味です。自分の手で事実を見極めて研究成果を積み上げていき、将来の実臨床に応用されるような研究成果を残すことが自分の目標です。
研究について
研究分野・テーマ
造血器腫瘍に対する新規治療提案
小児白血病は一定の確率で生じる造血器腫瘍です。近年、遺伝子変異により予後の層別化が進んでいます。特にMLL融合遺伝子関連の急性骨髄性白血病においてKRAS点変異の付加が予後増悪に寄与することが統計学的に判明しています。一方でその分子学的機序は判然とはしていません。当研究においてKRAS変異とMLL融合遺伝子の白血病における協調性の解明を目指します。さらには治療標的の作出ができれば幸いと考えます。
研究テーマへの想い
研究とは既知を前提にして仮説立案と検証実験を繰り返しながら未知の領域を一歩ずつ開拓することだと考えます。そのためには実験結果に真摯に向き合い、前提や仮説の検証を様々な角度から繰り返していくことが重要であると考えます。 現在、難治性腫瘍に対する実臨床では古典的な治療を軸にしながら、基礎研究から提案された様々な治療標的が実臨床に用いられています。その一方で、ADLや予後を大きく改善するような革新的な治療が求められているのも現状です。アンメットニーズが存在する疾患領域に基礎研究の見地から新しい治療提案ができれば幸いです。