教員紹介

吉田 徳之専任講師
Yoshida Noriyuki
研究室 / 薬学教育支援センター
専門分野 / 医療薬学系

経歴概要

Profile

北海道大学 理学部 生物学科 卒業 北海道大学大学院 理学研究科 生物科学専攻 博士課程 修了 

研究者になったきっかけ

学生時代にイトミミズの螺旋卵割に出会ったのがきっかけで研究の世界に足を踏み入れました。ひとつの細胞が複雑な高次構造を作り出す仕組みに興味を持ったのを想い出します。また、ヒトという個体を構成している多くの体細胞は、個体の死と共に消滅してしまいます。しかしながら、卵細胞や精子という生殖細胞の途切れない連続性によって、人類を含む多くの生物の世代交代や、更には進化が担保されて現在に至っています。その魅力を感じながら生殖生物学で研究を継続しました。

研究について

研究分野・テーマ

多職種連携を意識した「逆引き型」生物学教育の実践と臨床的思考力への影響評価

薬剤師、管理栄養士や看護師を目指す大学生が、生物学を楽しく、かつ実践的に学ぶための新しい教え方を研究しています。これまでの生物学は、ミトコンドリアや細胞膜の名前を暗記する「積み上げ型」が主流でした。この研究では、実際の医療現場を想定し、「なぜ足がむくむのか?」「なぜこの薬は食後に飲むのか?」といった「体の変化」を入り口に、その原因を細胞の仕組みまでさかのぼって考える「逆引き型」の授業を研究開発しています。この教え方で、学生たちの「現場で考える力」がどう伸びるかを分析し、職種を超えてチームで活躍できる医療人の育成を目指しています。

研究テーマへの想い

有機体とはいえ、物理・化学的法則に従いますが、階層性などからあいまいさも生まれてくると思います。これらの枠組みを体系的に理解し、さらに考える力を涵養していきたいと思っています。

学生へのメッセージ

「教育」とは

授業では、主に生物などを担当しています。そこでは、次の3つを目標に授業を行っています。 1.専門科目の基礎となる生物学 2.薬剤師国家試験に合格するための基礎学力としての生物学 3.生物学を通した、生きるための教育 3に関しては、アインシュタインの有名な次のことばがあります。 "Education is what remains after one has forgotten everything they learned in school.” (教育とは、学校で学んだことを一切忘れてもなお、覚えているもの。)  この意味するところに関しては、授業などで触れたいと思います。しかしまだまだ1と2のところで奮闘中で、学ぶことばかりで、修行中です。 学生時代は、好きなことを一つでも多く作り、それに集中できる期間ができればいいのではないでしょうか。多くの面で学生の皆さんをサポートしたいと思いますので、気軽に声をかけて下さい!