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2023.04.28

泉朋子准教授の研究に、株式会社はれコーポレーションが協力企業として連携

泉朋子准教授の認知機能改善のための「思い出工学プロジェクト」に、株式会社はれコーポレーションが協力企業として連携することになりました。

泉朋子准教授は、R-GIRO 第4期拠点形成型プログラム「高齢者の認知的コミュニケーションの支援に向けた学際的研究拠点の形成」のグループ3において「記憶の想起を促すシステムの開発と認知機能に与える影響の検証」に取り組んでいます。

「思い出工学プロジェクト」では、高齢者の思い出を語る場を提供し、回想法を用いた認知症ケアに着目。「ICT技術を活用した高齢者が思い出を語る場の実現」を目指しています。

ここでの研究内容は、対話ロボットなどを用いて高齢者が思い出を語る場を作り、その様子を家族や介護者と共有するということで、人手に頼らない持続可能な支援を目指すというもので、はれコーポレーションの運営する有料老人ホームでヒアリングや検証を行い、プロジェクトの有効性や実現可能性を確認します。

「ICTの技術は急速に高度化していますが、高齢者支援の場ではICT技術の活用が進んでいるとはまだ言えません。高齢者にとって使いやすく有用な機能等についての検討や、実現可能性の検証を行い、得られた知見を社会に提供し、持続可能な高齢者支援の実現に向けた成果発信をしたい。」と泉准教授は語ります。

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