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2023.05.19

ナノ結晶表面に配位した有機分子が光で可逆的に脱離する現象を解明‐触媒活性・導電性・光機能を光で自在に変調できる新ナノ材料創成に資する新たな発見‐

R-GIRO 第4期研究プログラム「物質の時空間制御を実現する有機資源の有効活用」プロジェクトのグループリーダー 小林 洋一教授(生命科学部 応用化学科)らの研究チームが、半導体ナノ結晶表面に機能性有機分子を配位した複合ナノ材料において、可視光線を照射することで有機分子が脱離し、その後数秒以上かけて再度表面に配位する現象を発見、解明しました。
本研究成果は、2023年5月9日(米国時間)に米国化学会誌「ACS Nano」に掲載されました。

詳細はこちら(LINK: https://www.ritsumei.ac.jp/news/detail/?id=3171


小林洋一先生プレスリリース_概念図_20230519(本文用)
ナノ結晶表面の有機分子が光照射によって脱離することを表した概念図