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2024.02.02小林GLらの研究成果が”Materials Advances”に掲載
R-GIRO 第４期研究プログラム「物質の時空間制御を実現する有機資源の有効活用」プロジェクトのグループリーダー
小林 洋一教授（生命科学部 応用化学科）、グループメンバー 岡安 祥徳（立命館グローバル・イノベーション研究機構 研究教員（助教））らの研究チームが、超分子ゲルを用いて酸素敏感な光反応を制御することにより、光照射開始に対して遅れて着色するフォトクロミック反応の開発と、それを利用した多段階的な光現像に成功しました。
本研究成果は、英国王立化学会の学術誌「Materials Advances」に掲載されました。
今回、均一な光照射時間によって段階的に像が変化する光着色材料の開発が成功したことにより、内容が時間変化する印刷技術や、時間的にプログラムされた光機能材料への応用が期待されます。
・論文名： Photochromic Clock Reaction of Anthraquinone in Supramolecular Gel and Its Application to Spatiotemporal Patterning
・著者： 藤﨑壮太（立命館大学生命科学部）、永井邑樹（立命館大学生命科学部）、岡安祥徳（立命館大学立命館グローバル・イノベーション研究機構）、小林洋一（立命館大学生命科学部、JST さきがけ）
・発表雑誌： Materials Advances
・掲載日： 2024年1月15日（月）16:45（日本時間）
・DOI: 10.1039/D3MA00821E
・掲載URL: https://pubs.rsc.org/en/journals/journalissues/ma#!recentarticles&adv