Voices for future leaders修了生紹介

3期生

松沢 邦彦

松沢 邦彦Matsuzawa Kunihiko

住友電設株式会社
営業本部 理事 東部営業部 第一グループ
グループリーダー

  • 営業本部 東部営業2部 第一グループ グループリーダー
  • 営業本部 理事 東部営業部 第一グループ グループリーダー

立命館西園寺塾を通じてのご自身の変化や成長について

新聞やニュースの見方、そして当然仕事についても、その考え方に対して変化があったように思います。ただ漠然と捉えるのではなく、塾の講義で得た知識のフィルタを通して考えることができるようになりました。
今考えると、この塾の素晴らしいところは、知らなかった分野は当然ですが、知ってそうで知らなかったことをあらゆる文献を通して気づかせてくれたこと、また読むだけでなくレポート作成を通して知識を深め、素晴らしい講師陣がさらに考えさせてくれるシステムでしょうか。それについて各分野のスペシャリスト(塾生)が意見を出し合う、毎回非常に刺激的な時間でした。受講している期間は必死でしたが、非常に素晴らしい時間を過ごさせていただいたと感じています。

特に印象に残っている講義・フィールドワーク・出来事はどのようなことでしょうか。また、その理由についてお教えください。

どれかに絞ることは非常に難しいです。開講式直後の和歌山・熊野でのフィールドワークの「日本の神=海外のGODではない」という解説に衝撃を受けました。また、知っているようで意外と知らなかったアメリカ・韓国・中国・台湾、さらにはイスラム、そして宇宙も衝撃的でした。また、中川毅先生の講義[課題図書の『チェンジング・ブルー―気候変動の謎に迫る』大河内 直彦(2008)]も素晴らしかったです。
また、経営者の方々の講義では、コマツの坂根正弘相談役の「ダントツ経営」、JR九州の唐池恒二会長の「柔軟性」が対象的で、双方から多くを学びました。様々な厳しい局面をどのように乗り越えてきたか、そのお考え・手法、まさに「生きた話」をうかがうことができました。共通していたのは、信念がぶれていないところでしょうか。
フィールドワーク(熊野・九州・京都・福島)は全て楽しかったです。今後、出張や旅行に行ったとしても、あのように突っ込んだ触れ方は出来ないと思います。早々に福島が本当の復興を果たされることを心から願っております。

今後の夢や目標を教えてください。

目標は高いほうがいいので、社長を目指します。それは偉くなりたいという意味ではなく、真の意味で頼りにされて、また自分の考え・行動がほんの少しでも社会に貢献できれば・・・という思いからです。
カッコ悪い、ダサい生き方はしたくないので、ロックな生き方を追求していきたい。それによって周りのみんなが少しでも幸せになるような、そんな生き様が理想です。

未来の西園寺塾 塾生にメッセージをお願いします。

受講の最中は次から次へ展開される様々なジャンルの学びに圧倒されてしまうと思いますが、一つ一つ本気で捉えると全てが捨てがたい知識の集合体だと思います。仕事をしながらの受講は本当に厳しいと思いますが、毎回毎回の戦いから逃げず、素晴らしい同期生・仲間と頑張ってください。全てがいい経験になると思います。