研究テーマ

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理工学部都市システム系(環境都市工学科・建築都市デザイン学科)の学生の皆さんへ。

小川は現在、研究室の卒論生・修論生たちと一緒に、交通や都市に関連するこんな研究テーマに取り組んでいます。

興味のある方は、ぜひ「都市交通研究室(小川研究室)へ来てください。

なお、今後の研究テーマにつきましては、詳細が決まり次第、掲載いたします。

 

2025年度 卒業論文・修士論文 研究テーマ (暫定版)

 

2025年度の研究テーマの予定(あくまでも予定)です。詳細が決まり次第、随時更新していきます。

研究室紹介資料 2025年度研究室紹介資料(都市システム系3回生向け)

研究テーマ(1)【自動車交通に関する研究】

 自動車交通は非常に便利である反面、交通渋滞、交通事故といったさまざまな問題も抱えています。交通渋滞や交通事故をできるだけ少なくするためには、それらの原因となるドライバーの運転行動を分析し、そのような行動が少なくなるような道路整備や、交通管理、交通制御をすることが必要になります。
 この研究では、自動車利用者や横断歩行者の行動分析を通じて、自動車交通の渋滞対策、安全対策などについて考えます。

研究テーマ(2)【自転車・二輪車交通に関する研究】

 立命館大学BKCでは、多くの学生が自転車や二輪車で通学しています。このためBKC周辺では、通学時間帯に大量の自転車や二輪車が集中し、交通渋滞、交通事故なども発生しています。
 自転車や二輪車の行動特性は歩行者、自動車とは異なるため、その行動予測や安全対策の考え方も異なります。この研究では、自転車や二輪車の走行特性についての分析をおこない、安全な自転車交通、二輪車交通のための道路空間整備について考えます。

研究テーマ(3)【歴史都市防災に関する研究】

 多くの文化遺産をもつ歴史都市では、災害時においても文化遺産を適切に守ることが必要になります。また、歴史都市は観光都市でもあり、災害時には市民とともに観光客の安全を図ることも重要になります。
 この研究では、歴史都市における観光客の交通行動分析や、避難誘導方法の検討をおこないます。また、歴史都市や文化遺産の防災の重要性について考えるため、それらに対する社会的な着目度の分析や、観光資源としての文化遺産の評価をおこないます。

 

2024年度 卒業論文・修士論文 研究テーマ

 

2024年度には、以下のような研究テーマで卒業論文、修士論文の作成をおこないました。

研究テーマ(1)【交差点構造による右折車のギャップアクセプタンス挙動の比較】

 信号交差点において右折をおこなう際、対向車が直進車あるいは左折車であればその車間(ギャップ)を選択して右折をおこなうことになりますが、その判断は交差点構造や対向車の状況によって異なります。本研究では、停止線間距離の異なる2箇所の信号交差点における右折車のギャップアクセプタンス挙動の調査をおこない、その比較をおこないました。また、対向車が直進車の場合と左折車の場合との比較をおこない、その差異について分析をおこないました。

研究テーマ(2)【自動車走行挙動からみたロードダイエットの実現可能性の検討】

 京都市内には往復4車線(片側2車線)道路が多くありますが、その中には交差点の右折車線が整備されていない道路や、路上駐車が多く存在する道路もあります。このような道路では、右折車の滞留を避けるため右側の車線が利用されなかったり、路上駐車を避けるため左側の車線が利用されなかったりするため、実質的には1方向あたり1車線分の交通量しか通過していない状況になります。本研究では、京都市内の往復4車線道路について自動車走行挙動の調査をおこない、自動車交通量、右折車線の有無、路上駐車の状況などの視点から交差点付近と交差点間の車線利用率の比較をすることにより、往復4車線道路におけるロードダイエット(車線削減)の実現可能性の検討をおこないました。

研究テーマ(3)【豊田市の公共交通サービスの課題調査と地域バス導入の検討】

 日本の多くの地域では自動車交通に依存しており、公共交通が不便な状況になっています。本研究では愛知県豊田市を対象に、国土交通省による市町村カルテを用いて公共交通サービスの利便性評価をおこなうとともに、地域バスの導入による自家用車からの転換を想定し、利用者の移動コストとCO2排出削減量の視点から地域バスの導入効果の検討をおこないました。

研究テーマ(4)【利用者属性を考慮したエスカレータの輸送能力に関する研究】

 観光客の多い地域では、大きな荷物を持って移動する人が多くいます。このため、エスカレータを利用する際もより多くのスペースを必要とすることになり、大きな荷物を持たない通勤・通学客などが多いエスカレータよりも利用できる人の数が少なくなることになります。本研究では、京都市内のエスカレータで利用者属性(荷物の有無、大小)ごとの占有面積の調査をおこない、利用者属性ごとの占有面積の違いがエスカレータの輸送能力に及ぼす影響について分析をおこないました。

研究テーマ(5)【利用者の経済損失額からみた鉄道路線の代替経路と振替輸送の効果に関する研究】

 鉄道路線における列車の遅延や運休は、利用者に時間的、金銭的な損失をもたらします。これは代替路線のある経路と代替路線のない経路とでは異なります。また代替路線のある経路の場合、振替輸送によって利用者の損失を減らすこともできます。本研究では京阪神地区の鉄道路線を対象に、列車運休時に代替路線を利用した場合の時間や費用を調査し、代替路線の存在による効果、振替輸送の利用による効果の分析をおこないました。

研究テーマ(6)【信号切り替わり時の歩行者の横断行動に関する研究】

 交差点における歩行者と自動車との交通事故の中には、歩行者の無理な横断行動により発生する事故も多く含まれています。本研究では、草津市内の信号交差点の横断歩道を対象に、信号切り替わり時のフライングや駆込み進入といった歩行者の横断行動について調査をおこないました。また、自動車の走行挙動との比較をおこなうことにより、歩行者の無理な横断行動による危険性の定量化をおこないました。

研究テーマ(7)【往復4車線道路における歩行者空間確保のための道路空間再配分の検討】

 観光客の多い地域では、歩道に多くの歩行者が通行します。観光客が多く利用するバス路線のある道路では、バスを利用する観光客の滞留のため、より多くの歩行者空間が必要になりますが、限られた道路空間の中で歩行者空間を確保するためには、車道幅員を削減する必要があります。本研究では、京都市内の東大路通を対象として、実際の自動車交通量と交差点の交通容量とを比較し、車道幅員や車線数の削減による歩行者の通行・滞留空間の確保の可能性の検討をおこないました。

研究テーマ(8)【大津市における災害時の避難誘導経路の抽出方法に関する研究】

 多数の観光客が訪れる歴史都市、観光都市では、観光客はその土地の土地勘がないことから、大規模な地震災害等が発生した場合にも道に迷ってしまい避難経路から逸脱してしまうなど、迅速に避難することができない可能性があります。そのため歴史都市、観光都市の避難計画の検討においては、市民だけでなく観光客の避難も考慮に入れた対策が必要となります。本研究では、これまで京都市、金沢市、奈良市などを対象として検討をおこなってきた避難経路の抽出方法を、異なる都市特性や道路ネットワーク特性をもった歴史都市、観光都市である大津市に対しても適用し、その応用可能性の検討や課題点の抽出をおこないました。

研究テーマ(9)【人身事故の影響範囲を考慮した鉄道路線のホームドア導入に関する費用便益分析】

 鉄道路線におけるホームドアの設置は、人身事故の防止やそれにともなう列車遅延の防止などに大きな効果がありますが、一方で必要となるコストも大きく、導入が進みにくい原因の1つとなっています。適切な導入の優先順位を考えるためには、ホームドアの設置による便益を定量的に把握する必要があります。本研究では、鉄道路線のホームドア導入による人身事故の削減と列車遅延の減少について、人身事故による列車遅延の影響範囲を考慮した費用便益分析をおこないました。これにより、今後のホームドア導入の効果評価や、導入すべき駅や路線の優先順位の検討のための有用な知見を得ることができました。

 

2023年度 卒業論文・修士論文 研究テーマ

 

2023年度には、以下のような研究テーマで卒業論文、修士論文の作成をおこないました。

研究テーマ(1)【信号化踏切における道路の交通容量と列車本数との関連分析】

 鉄道と道路が交差する踏切は安全性の問題とともに、道路の交通容量が低下することから渋滞の原因にもなります。また、都市部では踏切と交差点とが連続していることも多く、踏切の交通容量と周辺の交差点の交通容量とを比較して、踏切による交通容量への影響を考える必要があります。本研究では、JR東海道線支線と大阪府道41号(なにわ筋)が交差する浄正橋踏切を対象に、踏切通過時の自動車の車頭時間と列車通過時の踏切遮断時間を計測し、踏切の交通容量と列車本数との関係を分析しました。また、周辺の交差点の交通容量との比較をおこない、列車本数が増加した場合における道路の交通容量への影響について検討をおこないました。

研究テーマ(2)【CVMを用いたホームドア導入に対する利用者の支払意思額の分析】

 鉄道路線におけるホームドアの設置は、人身事故の防止やそれにともなう列車遅延の防止などに大きな効果がありますが、一方で必要となるコストも大きく、導入が進みにくい原因の1つとなっています。また、列車遅延による利用者への影響は、代替路線のある都市部と代替路線のない郊外部とで異なると考えられ、ホームドア導入による効果も異なると考えられます。本研究では、ホームドア導入に関する費用便益分析をおこなうため、CVM(仮想市場評価法)を用いて仮想的なホームドア導入を想定した利用者の支払意思額を調査し、利用者属性や利用地域による支払意思額への影響の分析をおこないました。

研究テーマ(3)【ロードダイエットの適用条件に関する研究】

 道路の車道幅員や車線数を減らし、歩行者・自転車など他の交通手段のための空間にする「ロードダイエット」と呼ばれる方法があります。多くは往復4車線(片側2車線)の道路を往復2車線(片側1車線)と右折車線(右側通行の場合には左折車線)の3車線の道路とするものです。本研究では、アメリカで用いられているロードダイエットの適用条件となる交通量の基準と、日本で交差点の右折車線やバス停のバスベイを設置する際の道路構造の基準とをあわせ、日本でロードダイエットを実現するための適用条件について検討をおこないました。また、京都市内の往復4車線道路について、交通量、交差点密度、バス停密度などから、ロードダイエットの適用可能性の検討をおこないました。

研究テーマ(4)【滋賀県の幹線道路における交通事故発生件数予測モデルの構築】

 近年、交通事故の死傷者数は減少傾向にありますが、依然として自然災害や他の人為災害と比較しても多くの死傷者が発生しています。効果的に交通安全対策をおこなうためには交通事故が発生しやすい箇所を特定し、集中的に交通安全対策を実施する必要があります。そのため、交通事故が発生しやすい道路構造や交通特性などの要因を分析し、道路構造、交通特性と交通事故発生件数との関係を明らかにする必要があります。本研究では、滋賀県内の交通事故発生状況のデータをもとに、幹線道路の交通事故発生件数予測モデルの構築をおこないました。

研究テーマ(5)【立体駐車場における混雑状況のシミュレーション分析】

 商業施設などの立体駐車場では、駐車場内で車両が滞留し、スムーズな入出庫ができないことがあります。これらは、駐車場内のレイアウトや車両の出入口、店舗への出入口との位置関係によって影響を受けます。また立体駐車場では駐車場内に柱が存在するため、柱に隣接した駐車マスでは入出庫に時間が掛かり、これが混雑状況に影響を及ぼすことも考えられます。本研究では、標準的な立体駐車場の1フロアを対象にシミュレーションモデルを構築し、駐車場内の混雑状況の分析をおこないました。また、柱に隣接した駐車マスでは入出庫に時間が掛かることを想定し、駐車場内の柱の数や位置による混雑状況への影響についても分析しました。

研究テーマ(6)【大阪中央環状線織込み区間における錯綜挙動の分析と交通安全対策の検討】

 大阪中央環状線(大阪府道2号)は、大阪市の外縁部を結ぶ環状道路ですが、交通量の多い多車線道路であり、他の道路との接続箇所で多くの織込み区間があります。本研究では、万博外周道路(大阪府道1号)と名神高速道路・吹田ICとの間にある織込み区間を通行する自動車の走行挙動の分析をおこない、錯綜指標(PTTC)を用いた危険性の定量化と、万博外周道路から吹田ICに流入する自動車の誘導を考慮した交通安全対策の検討をおこないました。

研究テーマ(7)【往復2車線道路における片側交互通行区間のシミュレーション分析】

 往復2車線道路で工事がおこなわれる場合、1車線を規制し、片側交互通行となることがあります。誘導員による誘導や信号による制御がおこなわれますが、工事区間長や両方向の交通量、待ち行列長などから適切なサイクル長や青時間比を設定する必要があります。また道路工事を工区ごとに区分しておこなう場合、工事期間中の影響を小さくするために適切な工事区間長を設定する必要もあります。本研究では、往復2車線道路における片側交互通行区間のシミュレーションモデルを構築し、両方向の交通量と待ち時間長、待ち行列長との関係の分析をおこないました。

研究テーマ(8)【カーシェアリングの導入に対する利用者の利用意向に関する分析】

 本研究では、自動車保有状況の異なる日本の複数の地域を対象に、カーシェアリングの導入に対する利用者の利用意向の分析をおこないました。交通手段選択における自家用車固定層と自家用車・シェアカーの選択層の特性の差異について分析し、選択層における自家用車・シェアカーの選択要因について非集計行動モデルを用いて分析することにより、今後のカーシェアリングの普及に向けた検討において有用な知見を得ることができました。

 

2022年度 卒業論文・修士論文 研究テーマ

 

2022年度には、以下のような研究テーマで卒業論文、修士論文の作成をおこないました。

研究テーマ(1)【自転車利用者の経路選択行動分析と自転車通行環境整備による経路誘導の検討】

 立命館大学びわこ・くさつキャンパスでは、多くの学生が自転車を利用して通学をしています。しかしながら、キャンパス周辺の道路における自転車通行環境は十分なものではなく、多くの自転車が住宅地内の細街路に流入しています。本研究では、学生に対するアンケート調査にもとづき、RLモデルを用いた自転車利用者の経路選択行動の分析をおこないました。これにより、キャンパス周辺の自転車通行環境整備による自転車利用者の経路誘導の可能性について検討をおこないました。

研究テーマ(2)【国道1号・国道161号織込み区間における錯綜挙動の分析と交通安全対策の検討】

 滋賀県大津市にある国道1号・国道161号の織込み区間は、流入部が信号制御されているものの、交通量の多い国道の織込み区間であること、合流後に短距離で複数の方向に分岐することから、危険な車線変更が多くみられます。本研究では、織込み区間を通行する自動車の走行挙動の分析をおこない、錯綜指標(PET)を用いた危険性の定量化と、方向別・車線別交通量と危険性との関係にもとづく交通安全対策の検討をおこないました。

研究テーマ(3)【エスカレータの利用方法による輸送能力の比較分析】

 多くの地域では、急ぐ人のためにエスカレータの片側を空けて利用する習慣が存在します。しかしながら、混雑時にもこのような利用がなされると、急ぐ人がほとんどいないにもかかわらず片側を空けて利用するため、実質的にはエスカレータが1列でしか利用されないことになり、非効率になってしまいます。本研究では、エスカレータの利用方法、利用者数と輸送能力との関係を分析し、エスカレータを安全かつ効率的に利用するための利用ルールの検討をおこないました。

研究テーマ(4)【国道1号・国道170号織込み区間における錯綜挙動の分析と交通安全対策の検討】

 大阪府枚方市にある国道1号・国道170号の織込み区間は、流入部が信号制御されているものの、交通量の多い国道の織込み区間であること、織込み区間内にも信号交差点が存在することから、危険な車線変更が多くみられます。本研究では、織込み区間を通行する自動車の走行挙動の分析をおこない、錯綜指標(PTTC)を用いた危険性の定量化と、方向別・車線別交通量と危険性との関係にもとづく交通安全対策の検討をおこないました。

研究テーマ(5)【地方都市における鉄道駅までの交通費用の分析と公共交通の改善案の検討】

 地方都市では多くの人が、自動車で移動することを前提とした日常生活をしています。また鉄道を利用する場合でも、最寄駅までは自動車で移動することが多くなっています。一方、バスなどの公共交通は利用者が少なく、路線の維持が困難になっています。本研究では、滋賀県野洲市を対象に、住宅地から鉄道駅までの交通費用を算定し、公共交通と自動車の交通費用を比較することにより、公共交通の改善案の検討をおこないました。

研究テーマ(6)【国道171号・西河原交差点における歩車分離式信号の導入の検討】

 交差点における横断歩行者の安全性を向上するため、歩車分離式信号の導入がおこなわれています。しかしながら、車両の青時間が減少することから交通量の多い交差点では交通処理能力が不足することになり、導入が進まないことが多くあります。本研究では、横断歩行者が多く、かつ自動車交通量も多い国道171号・西河原交差点を対象に、交差点の交通容量の解析をおこない、右折専用車線の整備や右折専用現示の導入、歩車分離式信号の導入などによる効果の検討をおこないました。

研究テーマ(7)【大阪環状線におけるホームドア導入に関する費用便益分析】

 鉄道路線におけるホームドアの設置は、人身事故の防止やそれにともなう列車遅延の防止などに大きな効果がありますが、一方で必要となるコストも大きく、導入が進みにくい原因の1つとなっています。適切な導入の優先順位を考えるためには、ホームドアの設置による便益を定量的に把握する必要があります。本研究では、JR西日本・大阪環状線を対象として、ホームドアの設置による人身事故の削減と列車遅延の減少にもとづく便益と費用を推定し、ホームドア導入に関する費用便益分析をおこないました。

研究テーマ(8)【交差点の道路形成順序が道路構造と交通事故発生状況に及ぼす影響に関する分析】

 古くからの生活道路を横断するように新しい幹線道路ができることにより、地域住民がこれまでの生活習慣にしたがって新しい幹線道路を横断することから交通事故が発生しやすくなるといわれています。また、道路形成の時期や順序はこのような地域住民の行動だけではなく、交差点の道路構造にも影響を及ぼしていると考えられます。本研究では滋賀県、京都府の直轄国道を対象に、交差点の道路形成順序が道路構造と交通事故発生状況に及ぼす影響について分析をおこないました。その結果、道路形成順序、道路構造、過去の土地利用が交通事故発生状況に影響を及ぼしていることがわかりました。たとえば、道路形成順序では従道路が先に存在する交差点、過去の土地利用では幹線道路の整備前に農地部であった交差点が交通事故多発地点になりやすいことがわかりました。また、従道路が先に存在する交差点は交差角度が鋭角となり、交差点面積が大きくなりやすいことがわかりました。このことから、道路形成順序が道路構造に影響を及ぼし、それが交通事故発生状況に影響を及ぼしていることがわかりました。

研究テーマ(9)【Indonesia国Bogor市における公共交通の利便性とゲーテッドコミュニティとの関連分析】

 本研究では、Indonesia国Bogor市の公共交通の利便性とゲーテッドコミュニティとの関係について、公共交通の接続性とアクセシビリティの視点から分析をおこないました。Bogor市の市域全体における公共交通の接続性と、市内の各地域における公共交通のアクセシビリティに対して、ゲーテッドコミュニティの存在やその規模、数が及ぼす影響を分析することにより、今後の現地における都市計画、交通計画に関する有用な知見が得られました。

 


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