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2017.10.11 research

2017/10/09本研究科博士課程後期課程2回生水野沙洸さんの研究が国際誌「Frontiers in Physiology」に原著論文として掲載されました。


スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程2回生水野沙洸さん(日本学術振興会・特別研究員DC2)がスポーツ健康科学部教授後藤一成先生と共同で取り組まれた研究内容が、「Frontiers in Physiology」に原著論文として掲載されました。

本研究論文では、成人男性30名を対象に、低強度・長時間ランニング中におけるコンプレッションウェアの着用が下肢筋群の筋パワーおよび筋損傷に及ぼす影響を、着用部位の差異に着目して検討を行いました。その結果、低強度・長時間ランニング中における大腿部に15mmHg着圧を施したコンプレッションウェアの着用は、通常のタイツを着用した条件と比較して、運動終了後における血中の筋損傷マーカーの上昇を有意に抑制することが明らかとなりました。

 

Sahiro Mizuno, Mari Arai, Fumihiko Todoko, Eri Yamada and Kazushige Goto. Frontiers in Physiology, 2017; doi: 10.3389/fphys.2017.00834


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2017.10.10 research

2017/3/23 本学部博士課程前期課程修了生の田中貴大さんの研究が「Scandinavian Journal of Medicine & Science in Sports」に原著論文として掲載されました.


スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程修了生の田中貴大さんが同研究科教授伊坂忠夫先生および教授長野明紀先生,スポーツ健康科学部助教菅唯志先生および助教大塚光雄先生と共同で取り組まれた研究が「Scandinavian Journal of Medicine & Science in Sports」に原著論文として掲載されました.

この研究論文は,磁気共鳴画像法を用いて,陸上短距離走選手および一般者の第1趾および第2趾の足趾骨長を測定し,短距離走選手は,一般者よりも第1趾および第2趾の足趾骨が長いことを明らかとしました.さらに,短距離走選手では,第2趾の足趾骨が長いほど100m自己記録が高いことを明らかにしました.したがって,短距離走選手における長い足趾長は,高いスプリントパフォーマンスを得るために有益な形態的因子である可能性を示唆しました.

 

Tanaka T, Suga T, Otsuka M, Misaki J, Miyake Y, Kudo S, Nagano A, Isaka T. Relationship between the length of the forefoot bones and performance in male sprinters. Scand J Med Sci Sports, Epub ahead of print

http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/sms.12857/full

/file.jsp?id=353427

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2017.10.10 research

2017/10/03本学部博士前期課程1回生の上野弘聖さんの研究が「International Journal of Sports Medicine」に原著論文として掲載が決定しました。


スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程1回生の上野弘聖さんが同研究科教授 伊坂忠夫先生および教授 長野明紀先生、スポーツ健康科学部助教 菅唯志先生と共同で取り組まれた研究が「International Journal of Sports Medicine」に原著論文として掲載が決定しました。

 この研究論文は、長距離走選手における足関節底屈スティフネスがランニングパフォーマンスに関係することを明らかにしました。この結果から、高い足関節底屈スティフネス(つまり筋腱複合体の低い柔軟性)は、優れたランニングパフォーマンスを獲得するために有利に働くことが示唆されました。

 

Ueno H, Suga T, Takao K, Tanaka T, Misaki J, Miyake Y, Nagano A, Isaka T. Potential relationship between passive plantar flexor stiffness and running performance. Int J Sports Med, in press


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2017.10.10 research

2017/6/23本学部博士前期課程1回生の上野弘聖さんの研究が「Scandinavian Journal of Medicine & Science in Sports」に原著論文として掲載が決定しました。


スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程1回生の上野弘聖さんが同研究科教授 伊坂忠夫先生および教授 長野明紀先生、スポーツ健康科学部助教 菅唯志先生と共同で取り組まれた研究が「Scandinavian Journal of Medicine & Science in Sports」に原著論文として掲載が決定しました。

 この研究論文は、陸上長距離走選手を対象として、磁気共鳴画像を用いて測定した腓腹筋内側頭のアキレス腱長がランニングパフォーマンスに関係することを明らかにしました。この結果から、長距離走選手における長いアキレス腱は、高いランニングパフォーマンスを獲得するための有利な形態的因子であることが示唆されました。

 

Ueno H, Suga T, Takao K, Tanaka T, Misaki J, Miyake Y, Nagano A, Isaka T. Relationship between Achilles tendon length and running performance in well-trained male endurance runners. Scand J Med Sci Sports, in press.

http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/sms.12940/full


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2017.10.03 research

2017/09/15 本学部博士課程後期課程4回生の和智道生さんの研究が「The Journal of Physical Therapy Science」に原著論文として掲載されました。


スポーツ健康科学部博士課程後期課程4回生の和智道生さんが同学部教授 伊坂忠夫先生、同学部助教 菅唯志先生と共同で取り組まれた研究が、「The Journal of Physical Therapy Science」に原著論文として掲載されました。

この研究論文は、これまでに一般者を対象として、超音波法を用いて測定した体幹筋の筋厚が磁気共鳴画像法を用いて測定した筋断面積と強い相関関係を示すことを明らかにしてきましたが(Wachi et al. J Phys Ther Sc, 2017)、さらに野球競技選手を対象として、超音波法を用いて測定した体幹筋の筋厚が磁気共鳴画像法を用いて測定した筋断面積と高い相関関係が得られることを明らかにしました。これらの結果から、スポーツ競技者においても体幹筋サイズの評価に超音波法が有用であることが明らかとなりました。

 

Wachi M, Suga T, Higuchi T, Misaki J, Tsuchikane R, Tanaka D, Miyake Y, Kanazawa N, Isaka T. (2017). Applicability of ultrasonography for evaluating trunk muscles size in athletes; a study focused on baseball batters. J Phys Ther Sci, 29: 1534–1538.

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28931982

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2017.09.19 research

2017/09/13 本研究科博士課程前期課程2回生 生友明穂さんの研究論文の「European Journal of Sports Science」への掲載が決定しました。


 スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程2回生 生友明穂さんがスポーツ健康科学部教授 後藤一成先生、博士課程後期課程2回生笠井信一さん(日本学術振興会・特別研究員DC2)と共同で取り組まれた研究論文の「European Journal of Sports Science」への掲載が決定しました。この論文は、間欠的な全力ペダリング時のセット間に比較的長い休息を挟むことで、従来の方法に比較してより一層のトレーニング効果が生じることを報告したものです。

 

Ikutomo A, Kasai N, Goto K. Impact of Inserted Long Rest Periods during Repeated Sprint Exercise on Performance Adaptation. Eur J Sports Sci, 2017 (In press)


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2017.09.15 research

2017/09/11 本学部・後藤一成教授の研究の「Applied Physiology, Nutrition, and Metabolism」への掲載が決定しました。


 スポーツ健康科学部・後藤一成教授が同研究科・笠井信一さん(博士課程後期課程2回生、日本学術振興会・特別研究員DC2)、小島千尋さん(博士課程後期課程2回生、日本学術振興会・特別研究員DC2)、石橋彩さん(博士課程後期課程3回生)と共同で取り組まれた研究内容の「Applied Physiology, Nutrition, and Metabolism」への掲載が決定しました。

 

 この研究は、間欠的な全力ペダリング運動に対するヘプシジン(鉄代謝を抑制するホルモン)の分泌動態を、通常酸素環境下と低酸素環境下で比較したものです。

 

Kazushige Goto, Nobukazu Kasai, Chihiro Kojima, Aya Ishibashi

Post-exercise serum hepcidin response to repeated sprint exercise under normoxic and hypoxic conditions. Appl Physiol Nutr Metab, 2017 (ahead of print)


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2017.09.11 research

2017/8/18-20日本スポーツ栄養学会第4回大会にて、スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程修了生、佐藤 愛さんの「日本スポーツ栄養学会誌」奨励賞の受賞式が行われました。


2017/8/18-20東京都千代田区にて開催されました日本スポーツ栄養学会第4回大会にて、スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程修了生の佐藤 愛さんが、博士前期課程在学中に同研究科教授 海老久美子先生の指導の下で行われた論文で「日本スポーツ栄養学会誌」奨励賞を受賞されました。

 

論文のタイトルは、「大学生アスリートの食生活における変容ステージ及びセルフエフィカシー尺度の作成」です


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2017.09.11 research

2017/8/18-20日本スポーツ栄養学会第4回大会にて、スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程2回生の堀居直希さんが調査・研究発表部門、優秀演題賞に選ばれました。


2017/8/18-20 東京都千代田区にて開催されました日本スポーツ栄養学会第4回大会にて、スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程2回生の堀居直希さんが、同研究科教授 家光素行先生の指導の下で行われた研究発表で調査・研究部門にて優秀演題賞に選ばれました。

 

発表演題は、「アスリートのトゲドコロ摂取がレジスタンストレーニングによる筋量・筋力に及ぼす影響」です。


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2017.09.11 education

生理学研究所の定藤 規弘 教授による集中講義が実施されました。


 9/4 () -9/7 () に、生理学研究所の定藤 規弘 教授による集中講義 (先端スポーツ健康科学特論 II) が実施されました。定藤教授は、PET (陽電子放射断層撮影法) fMRI (機能的核磁気共鳴法) を用いた神経科学・脳科学研究で世界的に著名な研究者です。


研究分野は、「脳内における点字の認識」、「複雑な手運動の脳内機構の解明」、「寄付行為の認知的基盤」など多岐に渡っています。その研究成果は、
Nature を始め、これまで数多くの雑誌 (総引用数 2万以上) に掲載されています。今回の集中講義では、運動制御に始まり、脳の可塑性、社会的認知に至るまで、サル・類人猿・人間でどのような行動が見られるかとその脳内における神経基盤について、PET fMRIを用いた研究を紹介しながら幅広く講義がなされました。


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2017.09.07 research

2017/09/06 総合科学技術研究機構専門研究員の塚本敏人先生の研究が「PLoS One」に原著論文として掲載されました。


 

総合科学技術研究機構専門研究員の塚本敏人先生が本学部教授 伊坂忠夫先生、同学部教授 橋本健志先生、同学部助教 菅唯志先生と共同で取り組まれた研究が、「PLoS One」に原著論文として掲載されました。

 有酸素性運動は、状況判断能力に関わる認知機能である実行機能(抑制能力)を高めることが知られています(Tsukamoto et al. Med Sci Sports Exerc. 2017)。一方で、レジスタンス運動が認知機能におよぼす効果に関する知見は少なく、とりわけ局所的なレジスタンス運動(つまり様々な筋群に対して複数種目のレジスタンス運動を、時間をかけて行うのではなく、1種目のみ実施する短時間のレジスタンス運動)だけをした時に、認知機能に有益な効果をもたらすかについて、これまで明らかにされていませんでした。この研究論文では、膝関節伸展運動のみを用いて局所的にレジスタンス運動を実施することで、実行機能を急性的に高められることを明らかにしました。さらに、この効果は、運動強度依存的に高まることも明らかにしました。

 

Tsukamoto H, Suga T, Takenaka S, Takeuchi T, Tanaka D, Hamaoka T, Hashimoto T, and Isaka T (2017). An acute bout of localized resistance exercise can rapidly improve inhibitory control. PLoS One, Vol.12(9): e0184075.

 

http://journals.plos.org/plosone/article/file?id=10.1371/journal.pone.0184075&type=printable


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2017.09.04 research

2017/08/22 本学部・後藤一成教授の研究が「PLOS ONE」に掲載されました。


 スポーツ健康科学部・後藤一成教授がスポーツ健康科学研究科博士課程後期課程・角大地さん(博士課程後期課程1回生)、小島千尋さん(博士課程後期課程2回生、日本学術振興会・特別研究員)、石橋彩さん(博士課程後期課程3回生)と共同で取り組まれた研究が、「PLOS ONE」に掲載されました。

 

 この研究は、低酸素環境下で実施する持久性運動後におけるヘプシジン(鉄代謝を抑制するホルモン)の分泌動態は、同一の運動を通常酸素環境下で実施する場合と同様であることを示したものです。

 

Kazushige Goto, Daichi Sumi, Chihiro Kojima, Aya Ishibashi

Post-exercise serum hepcidin levels were unaffected by hypoxic exposure during prolonged exercise sessions. PLOS ONE, 12 (8): e0183629, 2017.


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2017.09.01 research

2017/08/28本研究科博士課程後期課程3回生石橋 彩さんの原著論文が、日本体力科学会奨励賞を受賞しました。


スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程3回生の石橋彩さん、同研究科 海老久美子教授、後藤一成教授と共同で取り組まれ、「体力科学」に掲載された論文が「日本体力科学会奨励賞」を受賞しました。なお、916日~18日まで愛媛で開催される、第72回日本体力医学会にて表彰式および受賞講演が予定されています。

 

石橋 彩,佐々木 裕人,松宮 さおり,池戸 葵,海崎 彩,浜岡 隆文,後藤 一成,海老 久美子 (2016)4週間のn-3系多価不飽和脂肪酸摂取が運動時の脂質代謝に及ぼす影響.体力科学,65 (2)p.225-235.


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2017.09.01 research

2017/07/30本研究科博士課程後期課程3 回生石橋 彩さんの研究が、国際誌「Nutrients」に原著論文として掲載されました。


スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程3回生、石橋 彩さんがスポーツ健康科学部教授、後藤 一成教授と共同で取り組まれた研究内容が、「Nutrients」に原著論文として掲載されました。この論文では、3日間連続のトレーニング(12回)がヘプシジン(鉄代謝を抑制するホルモン)に及ぼす影響を検討しました。その際、トレーニング時に中程度の鉄サプリメントを摂取するグループとプラセボグループの2群に分けて検証しました。その結果、鉄サプリメントを摂取したグループにおいて、4日目(トレーニング終了翌日)に安静時のヘプシジンの上昇がみられました。この結果は、トレーニング時に鉄サプリメントを摂取することは、必ずしも鉄欠乏の改善に寄与するわけではないことを示すものであると考えられます。

Aya Ishibashi, Naho Maeda, Akiko Kamei, Kazushige Goto. Iron Supplementation during Three Consecutive

Days of Endurance Training Augmented Hepcidin Levels. Nutrients. 2017, 9, 820.


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2017.08.30 research

2017/07/06本研究科博士課程後期課程2回生 笠井信一さんの研究の国際誌「International Journal of Sports Medicine」への掲載が決定しました。


スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程2回生 笠井信一さん(日本学術振興会・特別研究員DC2)がスポーツ健康科学部教授 後藤一成先生、国立スポーツ科学センター高橋英幸先生、鈴木康弘先生と共同で取り組まれた研究内容の「International Journal of Sports Medicine」への掲載が決定しました。この論文は、陸上競技短距離選手を対象に、低酸素環境下における5日間連続でのスプリントトレーニングの効果を検討した結果、通常酸素環境下で同様のトレーニングを実施する場合と比較して、全力ペダリング時における発揮パワーを有意に改善したことを報告したものです。この結果は、短期間の低酸素トレーニングが陸上競技短距離選手におけるパフォーマンスの向上に有効であることを示唆するものと考えられます。

Nobukazu Kasai, Chihiro Kojima, Daichi Sumi, Hideyuki Takahashi, Kazushige Goto, Yasuhiro Suzuki. Impact of 5 Days of Sprint Training in Hypoxia on Performance and Muscle Energy Substances. International Journal of Sports Medicine, 2017 (In press)


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2017.08.29 research

2017/05/31本研究科博士課程後期課程2回生水野沙洸さんの研究が、国際誌「PLOS ONE」に原著論文として掲載されました。


スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程2回生水野沙洸さん(日本学術振興会・特別研究員DC2)がスポーツ健康科学部教授後藤一成先生と共同で取り組まれた研究内容が、「PLOS ONE」に原著論文として掲載されました。

本研究論文では、成人男性8名を対象に、低強度・長時間ランニング中におけるコンプレッションウェアの着用が下肢筋群の筋パワーおよび筋損傷・炎症反応に及ぼす影響を、着圧の差異に着目して検討を行いました。その結果、低強度・長時間ランニング中における15mmHgの着圧を施したコンプレッションウェアの着用は、30mmHgを施したコンプレッションウェアと比較して運動終了後における下肢筋群の筋パワーの低下を抑制すること、5mmHg以下の着圧を施したウェアと比較して運動に伴う心拍数の上昇や炎症反応を抑制することが明らかとなりました。

 

Sahiro Mizuno, Mari Arai, Fumihiko Todoko, Eri Yamada and Kazushige Goto. PLOS ONE, 2017; 12 (5): e0178620


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2017.08.29 research

2017/08/01 本研究科博士課程後期課程2回生の小島千尋さんの研究の「Journal of Strength and Conditioning Research」への論文掲載が決定しました。


 スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程2回生の小島千尋さん(日本学術振興会・特別研究員DC2)が同学部教授の後藤一成先生、海老久美子教授と共同で取り組まれた研究が、「Journal of Strength and Conditioning Research」に原著論文として掲載されました。

 この研究論文では、女性アスリートを対象に、低酸素環境下における高強度間欠的運動に伴う食欲調節ホルモンや食事摂取量の変化を検討しました。その結果、低酸素環境および通常酸素環境下での高強度間欠的運動により、グレリン(食欲亢進に作用する消化器由来ホルモン)が有意に低下し、運動終了30分後の食事摂取量が同時間の安静に比較して有意に低値を示すことが明らかになりました。

 

Chihiro Kojima, Nobukazu Kasai, Aya Ishibashi, Yukako Murakami, Kumiko Ebi and Kazushige Goto. (2017) Appetite regulations after sprint exercise under hypoxic condition in female athletes. Journal of Strength and Conditioning Research. [Epub ahead of print]


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2017.08.28 research

2017/08/23 総合科学技術研究機構専門研究員の塚本敏人先生が日本体力医学会「2016-2017年度 国際学術交流奨励賞(第1位)」を受賞しました。


総合科学技術研究機構専門研究員の塚本敏人先生が、一般社団法人日本体力医学会において、本学部教授 橋本健志先生、東洋大学理工学部教授 小河繁彦先生、コペンハーゲン大学教授 Niels H. Secher先生らと取り組んでいる国際的な研究活動に対して「第二回日本体力医学会国際学術交流奨励賞(第1位)」を受賞しました。

本奨励賞は、2016年8月から2017年7月の期間に国際学会で活躍した40歳以下の日本体力医学会員の中から厳正なる審査の上、体力科学領域への貢献が高いと考えられる優れた国際学術活動に授与されます。


http://www.jspfsm.umin.ne.jp/topic/20170823.htm

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2017.08.28 research

2017/07/31 本研究科博士課程後期課程の和智道生さんらの研究が「京都滋賀体育学研究」に資料として掲載されました。


スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程の 和智 道生さんをはじめ同期の院生が同学部教授、伊坂忠夫先生と共同で取り組まれた研究が、「京都滋賀体育学研究」に資料として掲載されました。

この研究論文は、前十字靭帯再建術、半月板部分切除術を行ったスポーツ選手における心理、栄養状態の変化を縦断的に調査しました。その結果、術後リハビリテーションがプロトコルよりも遅延している症例では、心理面の改善も遅延していることを明らかにしました。

 この研究のきっかけは、研究科での授業で取り組んだプロジェクトがもとになっており、授業研究から研究成果へ発展した良い事例です。


和智道生,亀井誠生,福原祐介,今川新悟,高村裕介,伊坂忠夫.ACL 再建術後および半月板部分切除術後の心理・栄養学的変化について.京都滋賀体育学研究33,1-7,2017


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2017.08.07 activity

伊坂学部長が日本科学未来館 毛利 衛館長を訪問しました



先週、スポーツ健康科学部長の伊坂忠夫教授が、日本科学未来館を訪問し、毛利 衛館長と面談しました。
ご存じのように、毛利館長は、宇宙飛行士として活躍され、現在は日本の科学技術の素晴らしさを次世代のこどもたちへ伝えること、ならびに海外の方々へ最先端の科学技術を紹介することを念頭に館長として未来館を運営されています。


今回は、伊坂学部長が研究リーダーを努めている文部科学省革新的イノベーション創出プログラム・COIアクティブ・フォー・オール拠点に関わる展示がされており、その展示を含めた科学研究の意見交換がされました。毛利館長からは、「研究者は社会との接点を得て、そして批判も受けながら自らの研究を強くしなければならない。」というメッセージならびにエールを頂きました。まさに、本学部が掲げる「グローバルな視野」をもって、世の中に貢献する研究にするためのスタンスを教示いただきました。

今回の展示は、日本科学未来館の「メディアラボ」(情報科学技術を手にして、自らが世界を変えることができることをコンセプトとする展示スペース)にて、
第18期「アクティブでいこう!ものぐさ⇒アスリート化計画」というタイトルで展示を開催しております。

今年の11月22日まで開催されています。

東京に行く機会がありましたら、お台場の日本科学未来館を訪問してみてください。

https://www.miraikan.jst.go.jp/exhibition/future/lab/medialabo.html

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