子ども社会専攻 ランチタイムコンサートが開催されました!

Posted on 2015.09.24

子ども社会専攻所属の教職員および学生による「ランチタイム
コンサート」が以学館1号ホールにて開催されました。
子ども社会専攻2回生、3回生は、「音楽Ⅰ」、「音楽科教育法」
それぞれの授業内で混声合唱に取り組み、その成果を発表する
ことが出来ました。合唱曲の他、有志学生、専攻教員による楽
器演奏等、大変充実したプログラムになりました♪


子ども社会専攻 笹野恵理子教授によるソプラノ独唱
曲名:「ヴォカリーズ」



子ども社会専攻2回生による混声合唱
曲名:「MY OWN ROAD~僕が創る明日~」



子ども社会専攻3回生による混声合唱
曲名:「明日へ」



子ども社会専攻 岡本尚子准教授によるアルトサックス演奏
曲名:「千本桜」



フィナーレ
曲名:「とんぼ」



なお後期(2016年1月)にもランチタイムコンサートの開催が予定
されていますので、是非みなさん聴きに来て下さい。
今後も子ども社会専攻では様々な企画、イベントが実施される
予定です。
随時SanShaの風景に掲載していきますので、お楽しみに!


文責:産業社会学部事務室


ひらめき☆ときめき サイエンス ~ようこそ大学の研究室へ~

Posted on 2015.09.09

8月8日(土)に、以学館において「ひらめき☆ときめき
サイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」を開催
しました。同事業は、科研費(科学研究費助成事業)に
よる研究成果の社会還元・普及事業の一つで、日本学術
振興会と大学との協力によって実施されています。小学
校5年生から高校生までの児童・生徒の皆さんに、実際の
研究機関で科研費の研究成果に直に触れ、体験してもら
うことで、科学のおもしろさを感じてもらう事業です
https://www.jsps.go.jp/hirameki/index.html参照)。
今回は、『「見ている」ものから見えること~みんなで
探ろう!<視線>のふしぎ~』と題し、主に小学校5・6
年生を対象とした1日のプログラムを実施しました。受講
生は、兵庫県、奈良県、大阪府など、京都府外からも集
まりました。また、当日スタッフとして子ども社会専攻
の学生が運営に携わりました。
本プログラムでは、体験をとおして、生理学的なデータ
を記録する有用性や、個々人の思考方法の違いを科学的
に分析する楽しさを理解してもらうことを目的にしまし
た。そこで、午前は、受講生一人ずつがサングラス型の
視線計測装置をつけ、写真を見るとき、ゲームをすると
きの視線計測を体験してもらいました。体験後は各自が、
自分自身がどこを見ていたのかが記録された動画データ
を見ながら「よく見ていたところはどこだろう?」「ど
んな順序でどこを見ていただろう?」「なぜそのような
結果になったのだろう?」などの観点で分析を行い、ワ
ークシートに結果をまとめました。

<視線計測体験>


<親子でデータ分析>

午後は、大学教員による講義を挟んで、受講生がワーク
シートにまとめた分析結果を1名ずつ発表し、他の受講生
との違いを考えました。こうした活動により、記録しな
ければ分からない生理学的データの有用性や、思考方法
がそれぞれで異なっていることに気付いてもらいました。
最後に、プログラム終了証書を授与し、視線計測を記録
した各自の動画データはお土産として持ち帰ってもらい
ました。

<みんなで「見る」ことを考える>

視線計測と分析の体験を通じて発見したこととして、受
講生から「ゲームをしているときは意識していなかった
けど、データを見て、こんなところを見ていたのだと思
った。」「間違い探しゲームでは、見ているのに間違い
箇所に気付かないことがあるのだと、データを分析して
分かった。」などが挙がりました。また、保護者からは
プログラムについて、「普段なら何も考えないことに興
味がもてた。」「研究するということや、大学という所
を知れる良い機会だった。大学に来ることで、子どもが
将来の方向性を考えているようだった。」「実験成果の
お土産は、自由研究にも良い。」などの感想が寄せられ
ました。今後も研究成果を広く還元し、科学の魅力を伝
えられるよう、アウトリーチ活動を積極的に実施してい
きたいと考えています。

文責:子ども社会専攻 岡本尚子 准教授


2015年度 産業社会学部オープンキャンパス

Posted on 2015.09.01

8月1日(土)、2日(日)立命館大学オープンキャンパスが
開催されました。暑さの厳しい中ご来場いただいたみなさん、
誠にありがとうございました!
また各企画をご担当いただいた先生方をはじめ、ご協力いた
だいた在学生のみなさん、オープンキャンパススタッフの方
々、ありがとうございました。

産業社会学部では、学部紹介を皮切りに、各専攻(現代社会
専攻、メディア社会専攻、スポーツ社会専攻、子ども社会専
攻、人間福祉専攻)紹介、ゼミ紹介、AO入試説明会を実施。
また昨年に続き、学生企画-さんしゃの学びはこんなに楽し
い!-も実施しました。

各企画ともにたくさんの方に来場いただき、産業社会学部で
の学びに対し、大変興味深く聞き入っている来場者の方々の
姿が印象的でした。



<学部紹介の様子>


<専攻紹介(協力学生によるスピーチ)の様子>


<学生企画の様子>

また以学館地下には、「個別相談会場」が設けられ、専攻に
関わることやカリキュラム、資格に関すること等、様々な質
問にオープンキャンパススタッフや産業社会学部事務室の職
員がお答えしました。

<個別相談会場の様子>

産業社会学部は、「社会学部」という名の通り、社会全般に
ついて幅広く学べ、他専攻の授業を受けられるダブルメジャ
ー制度等も充実しています。つまり、みなさんの興味や関心
に応じて専攻の枠にとらわれず、自らの学びを自由にデザイ
ンすることが出来るのです。自分の行動、意識しだいできっ
と充実した大学生活を送れることでしょう。

みなさんのご入学を産業社会学部教職員一同お待ちしています!


文責:産業社会学部事務室



「自ら創り、学んだ、調査研究の旅:インドネシア・ジャカルタ」

Posted on 2015.08.26

去る8月5日(火)~7日(金)の3日間に渡り、現代社会専攻
3回生専門演習「江口ゼミ海外研修班」(代表:冨岡奈央さん)
と、英語副専攻者のグローバルフォーカス科目「国際セミナー
」前年度受講生らで構成した3回生自主ゼミ「中進国を探る」
(代表:竹村洋三さん)が、合同調査団(団長:安藤健太さん)
を組織し、11か所の現地企業等で調査を実施しました。
参加者14名は、訪問国の決定に始まり、調査先の選定と依頼、
そして質問項目の特定や事前の学習に至る一連の準備全てに、
自主的・主体的に取り組む形で、当日に臨みました。そして、
大学インドネシア校友会の皆様からの特別の計らいで、交流
会も開かれ、学生たちは、諸先輩から海外で働くことやその
心構えなどを聞かせて頂く機会にも恵まれました。

5日:現地でご活躍される校友会の諸先輩の方々と共に


6日:PT. TERUMOインドネシアにて


7日:PT. Amerta Indah Otsukaにて

以下は、参加した学生の感想です。
「今回の海外研修は、自分たちで企画から運営まで行いまし
た。準備は大変でしたが、自主的に進めていくことで、自分
たちの力になったと思います。研修では、普段なかなかお会
いできない方とお話し出来、貴重な体験が出来ました。」

「3日間という短い時間だったけど、非常に有意義な時間にな
りました。同時にもっと沢山質問を考える力を身につけてい
く必要性も、今後の課題として感じました。」

「自分達で準備し、海外に行くことは大変だったけど、その
他の活動とは異なる多くの経験が出来ました。大学生だから
出来ること、学べることが沢山あることを気づく良い機会に
なりました。」

「様々な業種の企業を訪問し、実際にどのような仕事をされ
ているのか知ることができました。また、海外で働くことに
対して、自分が今まで漠然と抱いていたイメージを覆された
部分もあり、この研修での経験を自分の今後の選択に生かし
ていきたいと思います。」

この様に、参加者たちには、総じて、海外を直接肌で感じつ
つ、各自の学びを深めることは勿論のこと、今後の人生やキ
ャリアも考える機会になった様です。同行した教員としては、
この経験をきっかけとして、学生たちが、さらに一層たくま
しく成長していくことに期待しています。最後になりました
が、訪問を快くお引き受け頂いた、写真に挙げた2箇所ならび
に、以下順不同で、在インドネシア日本国大使館、さとレス
トランシステムズ、花王インドネシア、AEONモールインドネ
シア、日立インドネシア、インドネシア三井物産、ジャカル
タジャパンクラブ、共愛メディカルサービス、そして、P.T
ヤクルトインドネシアの皆様に、この場を借りて、一言御礼
を申し上げます。


文責/担当教員:現代社会専攻 江口友朗 准教授


スポーツ社会専攻企画講演会「東京オリンピック・パラリンピック2020を見据えたASICSの研究開発戦略の方向性」

Posted on 2015.08.20

スポーツ社会専攻では、学部生の皆さんに、本専攻の教学
内容や研究内容を広く知っていただき、また早い時期から
将来のキャリアイメージを形成してもらうことを意図して
各種プログラムを提供しています。その一つとして例年お
こなっているのが、スポーツの様々な現場でご活躍されて
いる方をゲストにお招きし、スポーツ界の現状と課題につ
いてお話いただく講演会です。
今年度は、「将来、スポーツに関わる仕事がしたい」とい
う目標をもつ学生が多いことから、7月2日(木)にスポー
ツ用品業界で成長著しいアシックスから田崎公也氏をお招
きし、「東京オリンピック・パラリンピック2020を見据え
たASICSの研究開発戦略の方向性」と題してご講演いただ
きました。

近年、人びとの健康志向やマラソンブーム等を背景に、ア
シックスのシューズを履いて運動する市民を国内外でよく
見かけますが、その一方でアシックスはオリンピックや世
界陸上のようなメガイベントで奮闘するトップアスリート
のために専用のシューズを開発し、自社商品やブランドの
価値を世界にアピールしてきました。そして現在、アシッ
クスはスポーツシューズ産業を中心に、スポーツ用品業界
のビック3といわれるナイキ、アディダス、プーマを脅か
す存在として世界から注目を集めています。
田崎氏は、そうしたトップアスリートために特別に開発さ
れるシューズ、いわゆる「特注シューズ」の開発チームの
リーダーであり、これまでもオリンピック金メダリストの
高橋尚子選手や野口みずき選手らを陰でささえてきた人物
です。今回の講演では、2012年のロンドン・オリンピック
を事例にし、シューズ開発と最先端テクノロジーの関係、
幾度にもわたるシューズの試作と検証の様子、さらには二
人三脚で開発に取り組んだ日本代表選手らとのエピソード
などについて、映像資料も交えて多いに語っていただきま
した。

いまやオリンピックのような舞台でメダルや栄光を手にす
るには、選手の肉体だけではなく、新しい用具の開発や技
術革新が不可欠となっています。そんな時代にシューズ開
発の最前線についてお聞きする機会はたいへん貴重であり、
会場の以学館1号ホールにはスポーツ社会専攻以外の学生
も多く訪れ、熱心に耳を傾けていました。とくに、立命館
大学出身の田崎氏からスポーツ業界に関心を持つ後輩に向
けて発せられた言葉は、学生たちの胸に大きく響いたよう
であり、たとえば語学力の重要さや、将来のキャリアを念
頭において学生生活をデザインすることの重要性を気づか
せるなど、キャリア企画としても有意義なものとなりまし
た。


文責:スポーツ社会専攻 松島剛史 准教授


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