産業社会学部 ゼミナール大会2013 始まりました!

Posted on 2013.11.28

広い産社の学びの中から「自分の学び」を発見し、
発表する「ゼミナール大会」が11月26日(火)より
スタートしました!

今年度より上回生の部と1回生の部の二部に分かれて実施
されます。
基礎演習・ゼミ・企画研究などを中心に、今年も166団体
が集まりました。

聴講生も随時募集していますので、産社の学術的イベント
を学部全体で盛り上げていきましょう!

■上回生の部<第Ⅰ部>
11月26日(火)~11月29日(金)
5限~7限(16:20~21:10) 小教室にて開催

■上回生の部<第Ⅱ部>
12月12日(木)
3限~5限(13:00~17:50) 以学館ホールにて開催
※第Ⅰ部での順位が高い上位5団体が発表を行います

■1回生の部
12月16日(月)~12月20日(金)
5限~7限(16:20~21:10) 小教室にて開催


主催:産業社会学会学生委員会

産業社会学部 津田ゼミがドキュメンタリー上映会を開催しました!

Posted on 2013.11.25

私たち津田ゼミ(メディア社会専攻)は11月17日(日)、
京都市役所前地下街のゼスト御池の広場をお借りして、
春から制作に取り組んできたドキュメンタリーの上映会
を開催しました。発表した作品は、在日コリアンの苦労
と喜びの人生を描いた『小さな世界~ハルモニたちの笑
い声~』をはじめ、年々広がる摂食障害者たちを支援す
る団体「SEEDきょうと」を追った『芽生えを願う~SEED
きょうと~』、ラーメン店・第一旭店主の、客席からは
想像できない苦労の日々を描いた『ラーメン屋だって苦
労してます』、プロ/アマ・ジャンル・国籍を問わない
音楽好きをユニークなママがむかえる『音楽のつなぐ場
所~ライブレストラン音や~』、カンヌ国際映画祭で高
い評価を受けた是枝裕和監督に取材し、なぜ今家族を描
くのか・是枝監督の見つめる家族とは何なのかに迫る
『家族を描くということ~是枝裕和の世界~』、そして、
炊き出しなどの活動でホームレスを支援する団体「京都
寄り添いネット」とホームレスの人々との日々を追う
『寄りそう、おいしさ~鴨川トークで繋がるいのち~』
の全6作品。私たちならではの視点で精一杯取り組んで
きた活動の成果を、無事発表することができました。

私たちが当初想像していたよりもはるかに多くのお客さま
に来ていただき、質疑応答やアンケートではたくさんの
ご意見をいただくことができました。これも、各取材先
の方々が快くフライヤーを置いてくださったことや、毎
日・読売・朝日等各新聞社に私たちの想いを載せていた
だけたことなどのおかげだと思い、感謝の気持ちでいっ
ぱいです。公共の広場での上映ということで、知人や取
材先の方々だけでなく、通りがかりの方にも作品を見て
いただくことができ、学外で上映した意味があったなと
嬉しく思いました。
また、コメンテーターには多くの話題作を作ってこられた
MBSディレクターの津村健夫氏にお越しいただきました。
プロのご意見をじかに頂ける機会は滅多にあることでは
ないので、私たちも大きく成長できたと思います。

何もわからない状態から手探りで始めたドキュメンタリー
制作には苦労が絶えず、発表の数日前にデータがすべて
消えてしまった班があったり、肝心要のスクリーンが現地
調達になってしまったり……など、とにかくゼミが始まっ
てから当日まで、ハプニング続きの7か月間でした。しか
し、当日のゼミ生たちの不安ながらも楽しそうな顔、上映
中のコメンテーター津村さんやゼミ担当の津田先生の厳し
くもあたたかいお言葉、そしてなにより、見終わってアン
ケートを渡してくださったお客さまの「おもしろかったよ」
「よくがんばったね」のお言葉と笑顔を頂くことができ、
本当にこの上映会を開催できて良かったと心から思いました。
授業の一環として取り組んだこの一連の作品はまだまだ未完
成であり、納得のいかない箇所も多々ありましたが、さらに
改良を重ね、来年、「地方の時代映像祭」への出品や、近鉄
ケーブルテレビでも放映していただく予定です。これから磨
けるところは磨き、たくさんのことを吸収しながら、より一
層ドキュメンタリーについて学んでいきたいと思っています。

(文責:津田ゼミ3回生 高木紬)

■津田ゼミHPはこちら
※ページ左の「work」をクリックすると各作品の簡単な紹介
をご覧いただけます。

2013年度後期「デジタル/コンテンツ文化・産業論Ⅱ」第8回講義

Posted on 2013.11.22

今年で開設10年目を迎える音楽関連団体共同寄附講座「デジ
タル/コンテンツ文化・産業論」は、一般社団法人コンサー
トプロモーターズ協会、一般社団法人日本音楽出版社協会、
公益社団法人日本芸能実演家団体協議会・実演家著作隣接権
センターの3団体の寄附により運営が成り立つ講座で、音楽
評論家の反畑誠一客員教授のコーディネートによって、コン
テンツ産業界の最前線で活躍されている諸氏をゲスト講師と
して招聘するリレー形式の授業です。この科目では、デジタ
ル化とインターネットがもたらした文化・産業の構造変化を
多角的に現状分析・認識し、次世代の方向性を研究すること
を課題としており、コンテンツビジネスやエンタテインメン
トビジネスに関心を持つ定員400名の学生が受講しています。

11月15日(金)に行われた第8回講義では、本講座のコーディ
ネーターである立命館大学の反畑誠一客員教授により、中間
総括が行われました。

<反畑誠一先生>

ご講義ではまず、テレビなどで放送される楽曲の使用料を巡り、
一般社団法人日本音楽著作権協会の徴収方法が独占禁止法違反
にあたるかどうかが争われた訴訟の判決に関する新聞記事を解
説し、本講座の大きなテーマの一つである著作権に関わる最新
の情報を示すとともに、「情報を正しく認識し、問題点を究明
していく思考回路を持つこと」の大切さについて言及されました。


続いて、「Culture First 推進85団体」について紹介し、記者
会見「新たな補償制度創設に係わる提言について」の趣旨や会
見内容を詳しく解説されました。ほぼその機能を停止してしま
った現行の私的録音録画補償金制度の問題点と解決策について
説明し、私的複製に関係する「利用者」「複製手段を提供する
者」「権利者」の三者の利益のアンバランスを修正するため、
経済合理性を備えた補償制度を新たに創設することが必要であ
ることを示しました。この問題についてグローバルな視点で今
後も学習を深めて欲しいと伝え、学生は問題解決へ向けてどう
すればよいか真剣に考える機会となりました。


最後には、デジタルネットに関する最新の用語を解説すると
ともに、著作権法を整理してビジネス展開することの重要性や、
ネットを利用する側の「モラル」の大切さについて示し、講義
を締めくくりました。

産業社会学会 アドバンストセミナーが開催されました!

Posted on 2013.11.19

10月25日(金)以学館地下多目的ホールにて、産業社会学会
アドバンストセミナーが開催されました。産業社会学部アド
バンストセミナーとは、産業社会学会が始めた産社の新しい
企画です。まだ研究を始めていない人は研究の世界と、研究
を始めている人はいつもと異なる研究の世界と、気軽に触れ
合える場を作り、産社の持つ「学術的学際性」へと飛び込む
きっかけを提供します。
今回は、産業社会学部3回生※「時は今だプロジェクト」に
よる発表が行われ、発表に参加した現代社会専攻の木下さん
に概要を説明していただきます。

私たち「時は今だプロジェクト」は、今回のアドバンスト
セミナーで「小規模分散型エネルギーの地産地消と地域再生
の可能性」というテーマで発表させていただきました。私た
ちは日本が直面するエネルギー問題特に、原子力発電の脆弱
性とそれを代替するエネルギーとして、そして、疲弊する中
山間地域の再生の可能性を秘めた小水力発電に魅力を感じ、
2011年後期から継続して研究を行っています。

研究をするうえで、私たちは岐阜県大垣市上石津町にある時
地区・時山地区をフィールドとして活動をしています。ここ
には、大正から昭和にかけて稼働していた小水力発電のプラ
ントが残されており、このプラントを再稼働させることを最
終目標に、研究を続けています。
発表では、プロジェクト発足の理由や活動の内容(例えば地
元の方へのヒアリング調査、九州で実施された小水力シンポ
ジウムへの参加、全戸対象のエネルギー調査など)、小水力
発電の説明、先行事例研究の中で見えてきたこと、つまり
エネルギーの地産地消を進めることは地域の魅力を高め人々
を元気にさせる!を中心に発表させていただきました。

発表を聞いてくださった方々に、小水力発電の魅力や可能性、
そして中山間地域が持つ自然の魅力や地域の人々との交流の
楽しさを知っていただき、一緒に活動する輪が広がったら
とても嬉しいです。


※「時は今だプロジェクト」とは、東日本大震災をきっかけに
原発依存のエネルギー供給体制に疑問を抱いた学生が集まって
発足したプロジェクトです。

次回のアドバンストセミナーは11月22日(金)に開催されます。
みなさまふるってご参加ください!

「関西4大学広告論ゼミ合同演習」が立命館大学で開催されました!

Posted on 2013.11.14

去る10月19日(土曜日)、立命館大学以学館1号ホールで、「関西
4大学広告論ゼミ合同演習:コミュニケーションプランの企業への
競合プレゼンテーション」が開催されました。

この大会は関西大学・関西学院大学・近畿大学および立命館大学の
広告ゼミ3回生が参加するもので、企業からの与えられた課題に対し、
広告企画案を作成しプレゼンテーションを行うものです。2005年から
スタートし、すでに8年目を迎える伝統ある大会です。本年度は、残
念ながら同志社大学の参加がありませんでしたが、4大学の学生が
熱気あふれるプレゼンテーションを行いました。

本年度は、株式会社マンダム社のご協力を頂き、男性用商品として
主力ブランド「ギャツビー」、女性用商品のビフェスタが課題として
与えられました。それぞれのチームが20分の持ち時間の中、ユニーク
なアイデアを提案し、審査にあたられたマンダム宣伝部、商品企画部
の皆さんからも実社会さながらの厳しい質問がなされました。

2連覇中の立命館大学でしたが、残念ながら優勝は逃し男性部門の準
優勝という結果となりました。優勝したのは、男性部門が、近畿大学
妹尾ゼミナール、女性部門が関西学院大学難波ゼミナールとなりまし
た。大会後、以学館E-Platzで交流会が行われ、マンダムの皆様や他
大学の学生と夜遅くまで楽しい語らいの時間を持つことができました。


文責:小泉秀昭 教授

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