【産業社会学部】川口ゼミ、権ゼミが「4大学合同スポーツ研究発表会」に参加しました!

Posted on 2013.01.30

2012年12月8日(土)、9日(日)の2日間、一橋大学、中央大学、
尚美学園大学、立命館大学のスポーツ社会学を専攻するゼミが
集まり、東京国立オリンピック記念青少年総合センターにて2日
間に渡る大学ゼミ合同研究発表会が開催されました。
この研究発表会に立命館大学からは、メディア社会専攻の川口
ゼミとスポーツ社会専攻の権ゼミの学生、教員26名が参加し、
自分の研究テーマに関する研究発表、参加する他大学の学生や
先生方との活発な意見交換を行いました。

今回の研究発表会へは、約80名のスポーツ社会学を学ぶ学生と
各大学から合わせて6名の教員が一堂に会し、スポーツ産業、
スポーツクラブマネジメント、大学スポーツ、スポーツとメデ
ィア、スポーツと移民など多岐にわたるテーマのもと22組の発
表が行われました。主に3回生の発表者からは、今後の研究展望
について発表がなされ、4回生の発表者からは現在執筆中の卒業
論文に関連した発表がなされました。

1DSC04533.JPG

研究発表会で発表をした権ゼミ4回生の塚本さんからは「普段の
ゼミとはまた違った視点からの質問、指摘を受け、違った角度
から研究テーマを分析することができるなと感じた。自分のテ
ーマと関連した研究を行っている他大学の学生もおり、意見交
換ができたのは本当に良かったし、刺激になった。これから自
分の卒業論文執筆に活かしていきたい。」という感想を語って
くれたように、この研究発表会が4回生の学生の学びの深化に
大きく貢献していることが伺えます。
同じく、川口ゼミ3回生の植西さんからも「4回生の学生の発表
は、やはり内容が充実していて、とても勉強になった。これか
らの研究の参考にするとともに、先輩方の研究を超えられるよ
うに頑張っていきたい。」と語り、参加したすべての学生に
とって有意義な時間となりました。

2DSC04518.JPG

また、1日目の研究発表会終了後には、懇親会も行われ、大学
の枠を超え他大学の学生や先生との交流も深まりました。

研究会の終わりには、今回の研究会へ参加された先生方から講
評を頂きました。各先生からは、「当たり前と考えられている
ことを疑ってみることの大切さ」や、「社会を一歩でも前に前
進させるために、自分にできることを考えることの重要性」な
ど参加学生のこれからを期待するメッセージが送られました。

3DSC04580.JPG

この、4大学合同スポーツ研究発表会は、東京と京都の持ち回り
制で開催されており、来年度は京都で立命館大学の主催で開催
されます。

 

 

 

「読売スポーツ社会学講座」にて女子フィールドホッケー日本代表の林なぎさ選手が講義を行いました!

Posted on 2013.01.17

1月7日(月)、「読売スポーツ社会学講座~スポーツ報道の射程
-イギリス・ロンドン夏季オリンピック大会等を題材に~」の授業
へ立命館大学産業社会学部卒業で、現在女子フィールドホッケー
日本代表の林なぎさ選手が特別ゲスト講師として来校しました。

1DSCN8686.jpg

<女子フィールドホッケー日本代表 林なぎさ選手>

 

この「読売スポーツ社会学講座」は、スポーツという文化を複眼
的に捉えることを目的に掲げ、スポーツ選手、新聞記者、アナウ
ンサー、番組プロデューサー、解説者など第一線で活躍されてい
るゲスト講師の方々と産業社会学部の教員がリレー講義形式で授
業を進めます。

今回特別ゲスト講師として来校された林選手は、立命館大学産業
社会学部を卒業後、ソニーHC BRAVIA Ladiesに入団され、
フィールドホッケープレイヤーとしてご活躍されています。また
2009年からは日本代表選手に選出され、ロンドンオリンピックに
も出場されました。

講義では、林選手がホッケーを始めたきっかけや、立命館大学在
学中のお話、女子フィールドホッケーのプレー環境、支援体制か
らの在り方などについて自らの持論を述べました。
また、現在、日本におけるフィールドホッケーの知名度が低いこ
とや、代表合宿や海外遠征を支援する体制も整っていないことな
どフィールドホッケーが抱える問題や、今後の展望など林選手の
熱い想いを語っていただきました。
そして、フィールドホッケーをより知ってもらうためには、メデ
ィアへ取り上げてもらうなどのPR活動を積極的に行い、何より結
果を残すことで世界に通用する競技へと成長すると述べた林選手
の姿に受講生たちは深く共感していました。

2DSCN8698.jpg

講義へ参加したメディア社会専攻3回生の中村由佳さんは、「代表
の海外遠征費を自分で払わなければならないことに驚きました。
学生でありながら1回15~20万円を払うため、相当な苦労があった
ことだと思います。大学生のスポーツに取り組む環境も厳しいと
いうことを知り、社会人になっても休む暇がなく、練習環境にお
いての課題も多いなど、マイナースポーツの競技者は常に課題と
向き合いながら競技をされていると改めて感じました。また、
メディアには、こうしたマイナースポーツを取り巻く環境を変え
る力があると感じました。」と感想を語ってくれたように、今回
の講義も大変有意義なものとなりました。

スポーツ社会専攻では今後も、スポーツ現場で活躍する方々を
ゲスト講師としてお招きし、日本社会におけるスポーツ現場から
の生の声、現状、課題を知る場を設けていきます。

 

 

 

ゼミナール大会2012 第Ⅱ部が開催されました!

Posted on 2013.01.15

基礎演習・ゼミ・企画研究などのクラスから研究成果を
発表するゼミナール大会。(以下ゼミ大)
12月3日~7日までの約1週間にわたりゼミ大・第Ⅰ部が
開催され、そこで特に評価の高かった7チームの団体が
ゼミ大・第Ⅱ部で発表しました。

1DSCN8580.jpg

■発表団体
①【チーム】筒井ゼミ31(筒井ゼミ)
 【テーマ】人間関係と満足度~なぜコミュ力か~

②【チーム】T☆N☆K(基礎演習22クラス)
 【テーマ】3.11と子ども

③【チーム】小泉ゼミナールB班(小泉ゼミ)
 【テーマ】社会的ジレンマの解決を促すためのコミュニケーション施策
      ~京都市での路上駐輪を事例として~

④【チーム】小泉ゼミ論文A班(小泉ゼミ)
 【テーマ】消費者の社会問題への意識向上におけるテレビCM送り手
            選択の研究

⑤【チーム】Manabian(企画研究)
 【テーマ】地域の中での高齢者の買い物の現状と課題

⑥【チーム】高嶋ゼミ発表班(高嶋ゼミ)
 【テーマ】地域はいかにして地域志向の若者を受け入れるのか

⑦【チーム】浪田ゼミ映画研究班(浪田ゼミ)
 【テーマ】間接広告の日米比較~映画に描かれるたばこの分析から~

なお、最優秀賞には小泉ゼミナールB班による「社会的
ジレンマの解決を促すためのコミュニケーション施策
~京都市での路上駐輪を事例として~」が選ばれました。

2DSCN8583.jpg

3DSCN8592.jpg

今年度のゼミ大も産社の学術的イベントとしてたくさん
の学生が参加し、研究をさらに深める良い機会になった
ように思います。参加されたみなさん、発表お疲れ様でした。

■主 催:産業社会学会学生委員会

 

 

「ニコニコ生放送」にて音楽プロデューサー亀田誠治氏の講義が生配信されました!

Posted on 2013.01.09

11月30日(金)「デジタル/コンテンツ文化産業論Ⅱ」の第10回講義にて、
音楽プロデューサー亀田誠治氏が特別講師として講義をおこないました。
※「デジタル/コンテンツ文化産業論」は、一般社団法人コンサートプロ
モーターズ協会、一般社団法人日本音楽出版社協会、一般社団法人日本レ
コード協会、公益社団法人日本芸能実演家団体協議会・実演家著作隣接権
センターの4団体の寄附により運営が成り立つ講座で、音楽評論家の反畑
誠一客員教授のコーディネートによって、コンテンツ産業界の最前線で活
躍されている諸氏をゲスト講師として招聘するリレー形式の授業です。

本講義では、本学初めての試みとなる『ニコニコ生放送』で講義の生配信
が実現しました。
今回は、『ニコニコ生放送』での配信に携わった産業社会学部現代社会専
攻2回生 兵頭惣介さん、メディア社会専攻3回生 オ・ビョンジンさんに当
日の様子を伺いました。

DSCN8146.jpg

<左:兵頭惣介さん/右:オ・ビョンジンさん>

 

Q.『ニコニコ生放送』で生配信を行い、感じたこと(苦労した点、こだ
わった点、勉強になった点)等を教えてください。
A.今回の『ニコニコ生放送』は、スタッフとして6名の学生が参加しまし
た(内D-PLUS※5名)。当日はカメラを回す担当2名、スイッチング(映像
の切り替え)が1名、配信が1名、配信の確認作業2名で臨みました。

兵頭さん:生配信にあたり、カメラの配置には非常にこだわりを持って行い
ました。リハーサルを実施し、配線図なども自ら作成して、試行錯誤の中で
したが無事に終えることができ満足しています。私は将来、映像関係の仕事
に就きたいと考えているので、終了後、担当の先生方よりカメラのスイッチ
ングや技術面を褒めていただいたことは、自らの自信にも繋がりました。
また、今回の『ニコニコ生放送』での生配信を通して、問題点や改善点等を
見つけることができたので、今後への良いステップになったと思います。

オさん:ゼミ(粟谷ゼミ)で本講義の要員を集っていたため、自ら手を上げ
ました。何か新しいことにチャレンジしたいと思っていたので、非常に良い
きっかけになりました。
私は、カメラに触ること自体初めてでしたが、繰り返し講義の撮影をして
いく上で素人ながらカメラの設置やアングルなど工夫を凝らして行いました。
『ニコニコ生放送』の当日は、プレッシャーや不安もありましたが、どんな
ことでもまずチャレンジすることの重要性を学ぶことができました。また、
私は留学生ということもありコミュニケーションをうまく図れるか心配でし
たが、周りと協力し合うことで成功を収められ、自分自身の成長にも繋がっ
たように思います。

兵頭さん、オさん:『ニコニコ生放送』で講義を生配信するという今回の
取り組みが、これからも継続して行われ、定着していけば良いなと思いま
す。産業社会学部特有のイベントとすることで、産業社会学部のアピール
にも繋がると思います。
また次の機会もぜひ参加したいです。


※D-PLUSとは・・・以学館デジタル工房所属の学生スタッフ団体で、PC
ラウンジの管理運営のほか、デジタル工房の施設やデジタル機器を活用
したデジタルコンテンツの制作や利用者からの相談サポートを行ってい
ます。

 

 

「読売スポーツ社会学講座」にて元女子サッカー日本代表で現在サッカー指導者・解説者の大竹七未さんが講義を行いました!

Posted on 2013.01.07

12月10日(月)、「読売スポーツ社会学講座~スポーツ報道の
射程―イギリス・ロンドン夏季オリンピック大会等を題材に~」
の授業へ元女子サッカー日本代表で現在は、指導者、解説者と
して活躍される大竹七未さんが特別ゲスト講師として来校しま
した。当日、教室に集まった約300名の学生は食い入るように
大竹さんの話を聞いていました。

1DSCN8117.jpg

<元女子サッカー日本代表 大竹七未さん>

 

この「読売スポーツ社会学講座」は、スポーツという文化を複
眼的に捉えることを目的に掲げ、スポーツ選手、新聞記者、ア
ナウンサー、番組プロデューサー、解説者など第一線で活躍さ
れているゲスト講師の方々と産業社会学部の教員がリレー講義
形式で授業を進めます。
今回、特別ゲスト講師として来校された大竹さんの講義では、
女子サッカーがまだ世間から注目を浴びていなかった大竹さん
の現役時代のお話や、当時マイナースポーツであった女子サッ
カーのプレー環境、支援体制から日本のマイナースポーツの抱
える課題などについて自身の考えを紹介してくださいました。
また、現在、日本の女子サッカーが抱える問題や男子サッカー
と女子サッカーの比較、大竹さんの考える女子サッカーの今後
の展望、ワールドカップの金メダル獲得から続くこのブームを、
ブームだけで終わらせないために必要なことは何かなど大竹さ
んの女子サッカーに対する考えや想いを語って頂きました。
現役の選手であった頃、代表合宿や海外遠征を支援する体制も
整っておらず、決して恵まれた環境ではなかった女子サッカー
の世界において、目標達成に向けて粘り強く、熱い気持ちを持
ってサッカーと生きてきた大竹さんの姿に参加者は深く共感し
ていました。

2DSCN8132.jpg

講義に参加したスポーツ社会専攻の小畠菜緒さんは「女子サッ
カーについてはTVなどで注目され、ある程度情報を知っていた
のですが、今日の講義を通じて改めて本当の現実を知ることが
できました。男子サッカーよりも知名度は圧倒的に低く、その
中で選手たちは女子サッカーをメジャーにするべく「勝たなけ
れば」という強い思いの中で戦ってきたことが近年の好成績に
結び付いているのだと思います。そんな選手をサポートし、
ブームをブームで終わらせないために、今、女子サッカーは本
当の意味での岐路に立っていると感じます。」と感想を述べて
くれたように大竹さんの講義は大変実りある講義となりました。

3DSCN8109.jpg

スポーツ社会専攻では今後も、スポーツ現場で活躍する方々を
ゲスト講師としてお呼びし、日本社会におけるスポーツ現場か
らの生の声、現状、課題を知る場を設けていきたいと思います。

 

 

 

このページの上部へ