プロフェッショナルに学ぶ
PROFESSIONAL

孫 石熙 客員教授
- ジャーナリスト
- 元MBC・アナウンサー局局長
- 元JTBC・総括CEO社長
- 元誠信女子大学校メディアコミュニケーション学科教授
プロフィール
1956年韓国生まれ。国民大学校国語国文学科卒業、ミネソタ大学大学院(アメリカMinneapolis、M.A.Journalism and Mass Communication)卒業
1984年にMBC(韓国の代表的な公共放送)にアナウンサーとして入社。報道局記者、メインニュースキャスター、報道ディレクター、『100分討論』『孫石熙の視線集中』など時事・討論番組を進行。MBCアナウンサー局局長、延世大学校新聞放送学科兼任教授、誠信女子大学校メディアコミュニケーション学科教授などを経て、JTBCメインニュース『ニュースルーム』のキャスター、JTBC 総括CEO社長などを歴任。
JTBCニュースでは、国家情報院コメント事件(大統領選挙直前に国家情報院がネットの政治的な書き込みに介入して情報工作を試みた事件)、セウォル号沈没事故報道、チェ・スンシル国政介入・国政壟断と朴槿恵韓国大統領の弾劾関連の深層報道、ろうそくデモと市民社会、MeToo運動などの報道を通じて全国民的な関心を受けた。特に、朴槿恵前大統領スキャンダルや韓国大統領弾劾の決定的証拠となったタブレットPCについて独占報道し、世界から注目を浴びた。
単純にニュースを伝えるのではなく、事件の痛みを共にする真心が込められたニュースを報道することを通じて、国民的な関心と信頼を引き出したという評価を受けている。また、JTBCニュース『ニュースルーム』では、「アンカーブリーフィング」「ファクトチェック」「ビハインド·ニュース」「文化招待席」「エンディング曲」など、既存放送のニュースで試みなかった新しい形式をニュースに導入し、扇情的で刺激的なニュースが溢れる現代で、ニュースの品格を向上させ、ニュースの人文学的拡張を試みることにより、硬い時事報道の新しい活路を開いたという高い評価を受けた。
『時事IN』(韓国の代表的な週刊誌) 調査で、「最も信頼できる言論人」1位(2007年~2024年)、『時事ジャーナル』(韓国の代表的な週刊誌) 調査でも、韓国で最も信頼度の高い言論人、最も大きな影響力を持つジャーナリスト部分の1位として18年間選ばれている。
1995年韓国放送大賞アナウンサー賞をはじめ、2012年韓国放送大賞ラジオ進行者賞、2014年宋建鎬言論賞、2017年Shim San賞(Sung Kyun Kwan University)、韓国カトリックマスコミ大賞など、ジャーナリズム関連で多くの賞を受賞
主な著作に、『孫石熙のアンカーブリーフィング』(歴史批評社、2022年)、『場面』(創作と批評社、2021年)【ソウル】など。その他、ジャーナリズム関連の共著多数
本学での開演実績
- 講演会「産業社会学部創設60周年記念プレ企画 孫石煕客員教授講演会『三つの戦争- トゥキュディデスの罠』」(2024年度)
- 専門特殊講義「韓国社会激動の10年~現場で解き明かしたジャーナリズム~」(2024年度)
- 「グローバル社会論」(2024年度)