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SGH キャンパスSDGs at NKC から見えたもの

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Super Global High School (SGH)
キャンパスSDGs at NKCの取組み

 

SGH  キャンパスSDGs at NKC から見えたもの

 ~アンケート結果 分析と検証~

 

1110日(土)~24日(土)まで実施したSGH企画「キャンパスSDGs at NKC」でしたが、事前事後アンケートから見えてきたものはなんだったのでしょうか。

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11月に実施されたRSGFRits Super Global Forum2018における生徒実行委員会・アクション部署が主催し、学校中にSDGsに関わる広報と中高生にもできることとしてSDGs17の目標に関わる行動をわかりやすいかたちで具体的に提示したポスターを作成し、張り出しをおこなってきました。SDGsの認知度やこの取り組みによる意識と行動の変容を知ることで今後の学びに活かしたいとして、事前事後アンケートも実施しました。以下、その効果検証を生徒作成報告書より抜粋しながら報告したいと思います(詳細については下記URLを参照)。

     キャンパスSDGs at NKC 事前事後アンケート結果分析報告書 本文 は、こちら

     URL: http://www.ritsumei.ac.jp/fkc/common/file/news/181220CampusSDGsResult.pdf

 

事前アンケート:中学336(/721), 高校574(/935) 総計910(有効回答数)

事後アンケート:中学354(/487),高校559(/935) 総計913(有効回答数)

*回収率 事前55%、事後64%910,913/1656,1422


① SDGs認知度の変化について 

事前事後アンケートからは、認知度が11%44%4倍以上に向上した。特に中学では顕著であった(中学:6%40%、高校:13%46%)。
 仮説として、早期からの教育が認知度向上等のより一層の効果を生む可能性があると考えられる。

 ② 事前にどこでSDGsを知ったのか

学校の授業が最も多かった(46%)。しかし中学生で授業と答えた生徒が三学年合わせて6名しかおらず、中学の授業でほとんど扱っていないことが今回の結果からうかがえた。また、研修の機会で知ったとの意見も多く、これは多くの研修機会がある国際系コースとそれ以外のコースで認知度の差が生まれる理由の一つなのではないかと推測される。

 ③ 標語の取り組み

「取り組んだ」が42.7%、「取り組まなかった」が57.3% で、事前アンケートで取り組む意欲を見せていた生徒の割合より12.1%も下がった。
 仮説として、この結果からは意識と行動の間の乖離を埋めることができなかったことがうかがえたが、一方、人間の行動要因は複雑な要素が絡み合っているので、行動自体によるメリットが明らかで、例えばインセンティブ効果など行動経済学的な観点を含んだ取り組みを検討するなどの工夫が必要だと考えられる。

④今後世界をよくするためにできることをしようと思うか

 「取り組む」が85.5%、「取り組まない」が14.5%で、事前アンケートで取り組むと答えた生徒の割合より30.7ポイント増加した。
 今回の取り組みが意識の向上に大きく寄与したことがうかがえる。仮説としては、国際問題に対する興味関心がその課題解決に対する意欲の向上にはつながったものの、今回の企画が生徒にとって取り組みやすいものではなかったことがうかがえる。それは、具体的に何のためにどうすればよいのかということが明確でないものも多かったことが関係していると考えられる。

 ⑤最後に

意識向上の種まき段階という主旨からはこの企画は成功だったと思う。また、国際系コース以外の生徒のなかにも世界の課題のために何かしたいという意欲が生まれたことに関してはよかったと思う。しかし、一方でまだまだなところも多く、今後継続的に、そして具体的なかたちとしてみんなを巻き込んでいくことが必要だと思われる。SDGsの趣旨である持続可能な社会をつくる必要があることをさらに理解してもらう努力をしていきたい。


 

 本校では、このような生徒の活動を今後も支援していきたいと思います。

 

高校3年生による「課題研究」成果発表会を実施

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Super Science High School (SSH)
Super Global High School (SGH)
課題研究成果発表会

 

SSH SGH

高校3年生による「課題研究」成果発表会を実施

 

 1214()、高校3年生全員(MSコース除く)が取り組む「課題研究」の成果発表会が行われました。

 この課題研究の授業は、「自ら課題を設定」し、「自ら仮説を立」てて、調査研究に取り組み、そのプロセスや成果を発表する取り組みです。大学・社会で役立つ「自主性」や「探求力」を伸ばすことを目指して、高校2年から2年間で取り組んでいます。2年生前半ではデータ収集や分析、発表など課題研究に必要なスキルを学び、2年生の後半からは各自(あるいはグループ)が独自のテーマを設定して、約1年間にわたって研究を行います。この日は高校3年生による計268テーマの研究成果の発表が行われました。

 前半の口頭発表の部では,学年から選ばれた14テーマが2会場に分かれて研究成果のプレゼンテーションを実施しました。発表の中には英語で行われたものも多くみられました。

 後半のポスター発表の部ではコース毎に会場に分かれ、自分たちの研究をまとめたポスター用いて,前半・後半に分かれて計30分ずつ発表を行いました。また、あとに続く高2の生徒も聴衆および一部発表者として参加しました。

 「与えられたものをこなす」だけの生徒ではなく、「自ら課題を発見し、新しい価値を創造できる」人間を育てる学校に。

Beyond Bordersをめざす立命館高校の挑戦はまだまだ続きます。

<口頭発表の部>

第1会場(CEコース、GLコース)文社国際系

① 女子高校生から知る!ファッション雑誌における重要性とは

② 初等教育の重要性

③ なぜスポーツにおける差別はなくならないのか

④ How to Solve Child Labor in Democratic Republic of the Congo: The Relationship between Child Labor and Developed Countries

⑤ 障がい者スポーツ(陸上)の義足の開発技術による記録の変化とそれらがもたらすもの

⑥ 教師の過酷な労働環境 ~部活動顧問から考える~

⑦ Labor Conditions and Environmental Costs of the Fast Fashion Industry第2会場(SSコース)理数系

第2会場(SSコース、SSGコース)理系

① ボウリングでストライク・スペアを安定して出すにはどうすればよいか

② 植物に音楽を聞かせると成長速度は変わるのか

③ 毛細管現象と溶液の濃度と温度の関係性

④ 入浴剤の効果の調査

⑤ 超電導コイルを用いた新型アクチュエータ

⑥ 液状化による被害削減可能な杭開発

⑦ カフェインの植物成長阻害作用ーコーヒー粕の再利用ー


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SSH 第16回高校生科学技術チャレンジ(JSEC)で「協力社賞」を受賞

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Super Science High School (SSH)
「第16回高校生科学技術チャレンジ(JSEC)」で入賞

 

 

「第16回高校生科学技術チャレンジ(JSEC)」(朝日新聞社、テレビ朝日主催)

3年生の萩原孝紀くんが、協力社賞“竹中工務店賞”を受賞

 

 1289日に日本科学未来館でJSECの審査会と表彰式が行われ、本校から3年生の萩原孝紀くんが“新機構「ギロアクチュエータ」の開発”の研究で参加し、協力社賞である“竹中工務店賞”を受賞しました。JSECは世界で活躍する科学者や技術者をめざす高校生たちが研究成果を競うコンテストで、今年度は全国から247作品の応募があり、その中から30作品がこの審査会に進出しました。それぞれこの日までに力を注いできた研究で、オリジナリティや熱意のあふれるものでした。各々の課題に対して、様々なアプローチがされ、非常に優秀な作品が集い、高校生同が大きな刺激を与え合い、今後の日本の科学技術の明るい未来を期待させる集いとなりました。

※立命館高校では、これまでにもJSECで文部科学大臣賞、アジレント・テクノロジー賞、朝日新聞社賞(2回)の受賞があり、今回が5回目の受賞となります。

 JSECについて、詳しくは以下のURLをご参照ください。
   ⇒ http://manabu.asahi.com/jsec/

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以下は、参加した萩原くんの感想です。

 JSEC最終審査会に参加した2日間は、私にとってかけがいのない経験となりました。多くの発表作品が独創的なアイデアのもと、新しい方法によって研究されていました。そしてこれらの研究が「これからの未来に大きな影響を与えるかもしれない」と考えると感動を覚えました。そしてそんな素晴らしい発表を行ったファイナリストの皆さんと意見交換する中で、一番共感したことは、

「研究で一番大切なのは、あきらめることなく貫く」ということです。

私は将来、災害から未然に守ってくれるケアロボットを作りたいという目標があります。その為、まずそのロボットの筋肉となる部分、アクチュエーターの研究を始めました。自ら名付けた「ギロアクチュエーター」は素早く正確に力強く動くことを目標にかかげ、2号機の試作品は超電導コイルを使用したものとなりました。超電導線材の入手や、試作品の製造段階や実験段階で何度も諦めなければならないのではという場面に遭遇しました。しかしいつもその難題をクリアする努力を怠りませんでした。そのことが今回の受賞にもつながったのではないかと思います。

審査員の方からは「研究の中で、目標を発見するのではなく、目標のために研究をするということがすばらしい」とお褒めの言葉をいただきました。プレゼンテーションで大事なのは、複雑な内容の説明などではなく、どれだけこの研究がすごいのか、それを誰にでもわかりやすく端的に説明することだと教えられました。アドバイスも多くいただけ、今後の研究では、より広い視野を持って、研究を行うことが出来るのではないかと考えています。

私の研究はまだ始まったばかりです。道のりは長いですが諦めなければ、いつか完成する日が来ると信じ、努力し続けようと思っています。そして、私自身も未来に影響を与えられるような人物になれたらと思います。また、完成した暁には今まで支えてくださった皆様に恩返しがしたいと考えています。

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