人材育成目的・ポリシー(博士課程後期課程)

■スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程概要
研究科・課程名称 スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程
専攻名称 スポーツ健康科学専攻
学位名称 博士(スポーツ健康科学)
定員 入学定員8名/収容定員24名
標準修業年限 3年
設置場所 びわこ・くさつキャンパス(BKC)

Ⅰ.人材育成目的(博士課程後期課程)

博士課程後期課程は、スポーツ健康科学の教育・研究における智の融合を通して、人々の健康、幸福な社会、ならびに平和な世界を創造するとともに、スポーツ健康科学に関する高度な専門性を有し、志高く未来を拓く人材を育成することを目的とします。

Ⅱ.アドミッション・ポリシー

スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程では、教育目標を達成するために、以下のような人材を求めます。

  1. 論理的に深く考える力および高い教養を身につけ、スポーツ健康科学分野に関する専門的知識及び基礎的研究能力を有する者。
  2. 多様な価値観を持った人々及び異分野の人々と融合した学びに、意欲的に取り組み、独創的な研究成果を社会に還元することに意欲をもつ者。
  3. スポーツ健康科学分野に関する高度な専門的知識を活用し、多様な人々との協働及び異なる研究分野を融合して、新たな研究領域を開拓し、研究成果を社会実装することに主体的に挑戦する者。
  4. 自身の持ち味を理解し、自身の持っている人間的魅力を発揮できる者。

Ⅲ.カリキュラム・ポリシー

スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程では、教育目標を達成するために、以下の教育課程を編成しています。また、スポーツ健康科学分野の高度な専門的知識を獲得するために、「スポーツ健康科学専攻」の1専攻を設定しています。

  1. 先端的な研究を遂行するために、高度な専門知識を学び、最新の研究動向から課題を探求・創造するカリキュラムを設定します。
  2. 異なる分野を融合(文理融合)させ、社会実装を踏まえた新たな研究領域を開拓することができる力を獲得するためのカリキュラムを設定します。
  3. 最先端で独創的な研究の遂行と博士論文の執筆のためのカリキュラムを設定します。
  4. 研究成果を実装するために、国際連携、地域連携、国内外のスポーツ健康産業界と連携した研究活動に主体的に粘り強く挑戦するカリキュラムを設定します。

Ⅳ.ディプロマ・ポリシー

スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程では、人材育成目的の達成に向けて、以下の通り修了時点において学生が身に付けるべき能力(教育目標)を定めます。所定単位の修得および本研究科博士課程後期課程が定める論文評価基準に基づく審査に合格することをもって教育目標の達成とみなし、博士(スポーツ健康科学)の学位を授与します。

  1. 論理的に深く考える力および高い教養を身につけ、スポーツ健康科学分野の高度な専門的知識を理解して活用することができる。
  2. スポーツ健康科学分野に関する高度な専門的知識を活用し、多様な人々との協働及び異なる研究分野を融合して新たな研究領域を開拓し、研究成果を社会実装することができる。
  3. スポーツ健康科学分野に関する高度な専門的知識を活用し、責任を持って社会課題を解決していくために、高い志にむかって主体的に粘り強く挑戦することができる。
  4. 自分が属する組織並びに社会の魅力及び価値を高めるために、自分の魅力を発揮するとともに他者の魅力を生かしながら、独創的な研究成果を社会に還元することができる。
論文評価基準について

本研究科後期課程では、以下の博士論文評価基準を明示し、論文評価の客観性および透明性を図るとともに、博士論文が備えるべき基準を明示し、その基準に基づいて論文評価を行っています。

  1. 論文の独創性
  2. 論文の信頼性・妥当性
  3. 論文の意義・有用性
  4. 論文の体裁
  5. 論文の全体構成の体系性