博士課程前期課程カリキュラム

ユニークな5つのプログラムで国際社会の諸問題に様々な角度からアプローチします

グローバル・ガバナンスプログラム

現代のグローバル化の進展は、国家のガバナンス能力の危機を生み出しています。本プログラムは、各地で勃発する民族・宗教紛争、テロや麻薬などの国際犯罪、環境破壊や感染症などの一国では対処不可能な課題に、国際社会はどう取り組み、平和と正義と民主主義を保障していくべきかを研究し、グローバル・ガバナンスの全体構造と動態を政治・経済・社会の側面から迫ります。

国際協力開発プログラム

世界の圧倒的多数の人々は貧困と飢餓に苦しんでおり、今ほど「南北問題」の解決と、新たな国際経済システムの構築が求められているときはありません。本プログラムは、持続的な開発政策、貧困削減、国際援助、地域経済統合、市場経済の展開を研究し、それらの政治的・社会的背景とインパクトを理解することで、21世紀の世界の行方を総合的に追究していきます。

多文化共生プログラム

情報通信技術(ICT)の飛躍的な進歩によって、「世界は一つ」になりつつあります。本プログラムは、世界の一体化が、各国・各社会の文化にどのような影響を与えているのか、文化の変容をどう考えればよいのか、文化の衝突ではなく共生のために、我々は何を努力していくべきか、について研究します。

GCP (Global Cooperation Program)

グローバル化を通じて、世界にはこれまでにはないかたちで様々なボーダーを超える結びつきが生まれています。それは国際的な諸問題に新しい次元の複雑さをもたらすとともに、そうした問題を解決するための新しい協力の可能性を開いてもいます。本プログラムでは、世界約20カ国以上の人たちが「国際協力と開発」をキーワードに英語で国際関係学を学んでいます。既に開設から10年以上の実績があり、世界各国の行政官など国を代表するリーダーとして多くの修了生が活躍しているほか、多くの日本人学生も本プログラムを経て実務家として活躍しています。

GJP (Global and Japanese Perspectives Program)

グローバル化の進展にともなって、実践的な英語の力や多文化的な組織で活躍する素養をもつ人材を求める社会のニーズが高まっています。学部までの学びからもう一歩踏み込んで「グローバル人材」を目指したい。本プログラムは、そんな方に向けて英語でのコア科目と演習を主体としつつ、日本語による科目を組み合わせて無理なくステップアップできる「育成志向」のカリキュラムで構成されています。日本から世界への発信を担う真のグローバル人材の育成を目指し、多文化時代に必要とされる国際関係学の基礎と、国際社会を日本の視点から捉える能力を身につけます。