博士課程後期課程特徴的な学び

博士号の取得と進路の確定を研究科全体で支援

社会の高度化とともに、高度な学識を持った人材が要請されています。博士学位取得者は、研究者として、大学およびそれ以外の研究機関、国際機関などへの就職が期待されます。本研究科博士課程後期課程では、一人あたり複数の専任教員(主担当・副担当)が指導を行う複数指導体制をとっているほか、年に2回、後期課程院生の研究報告会を開催し、指導教員以外の教員から研究に対して助言を受けられる機会を設けています。また、博士課程後期課程院生には、関連学会での研究報告や学術雑誌への論文投稿を促すとともに、毎年、研究報告書の提出を義務付けて、博士論文の執筆へ向けて着実な進歩がみられるかどうかを客観的に判断し、個々の院生に対するサポート体制の充実を図っています。

また、立命館大学全体の取り組みとして、博士課程後期課程に在籍する院生のキャリア形成を支援するとともに、キャリアパスの構築を図るために、博士キャリアパス推進室を設置しています。キャリアオフィス、研究部等の機関とも連携しながら、院生の皆さんが修了後社会で活躍するために必要な情報提供やスキルアップの支援を行っていきます。

主な進路・就職先
[教授職・研究職]
  • 立命館大学 産業社会学部、国際関係学部、衣笠総合研究機構研究員 等
  • 東京大学
  • 筑波大学
  • 千葉大学
  • 北九州市立大学
  • 関東学院大学
  • Indonesia University
  • 中国安徽省国際貿易学院(財経大学)
  • ジェトロ アジア経済研究所 等
[その他の専門職]
  • 立命館大学 国際部専門職員 等
立命館大学博士キャリアパス推進室による様々な取組(2013年度実績)
  • キャリア形成を支援する講座、セミナー等の企画および開催
  • キャリアカウンセリング
  • 若手研究者学術・キャリア情報検索システム(Ri-SEARCH)の運用管理
  • 奨学金および研究助成制度の運営
    学振特別研究員申請支援、博士課程後期課程院生を対象とする奨学金の給付(研究奨励奨学金、国際的研究活動促進研究費、学会発表補助制度など)。
  • 進路拡大を目的とした企業・研究機関とのネットワーク構築
  • キャリアパス形成に関する情報の収集、蓄積および分析
  • 各種セミナー開催・求人情報の提供

Student Voice

刺激的な環境で有意義な留学生活を送っています

SHIPITKO Ulianaさん
SHIPITKO Ulianaさん

国際関係研究科
博士課程後期課程
(ロシア連邦出身)

立命館大学への留学を決めたのは、英語で授業が受けられること、国際的な雰囲気の中で学べることが大きな理由。ですが、世界各国から多数の留学生が在籍し、想像以上に国際的だったので驚きました。留学生同士のコミュニティもあり、異国で生活する寂しさやストレスなどを感じることはあまりありません。

大学院では、19世紀前半のロシアと日本の近代化・国民化について研究しています。立命館大学には、ロシアに関する研究者は多くありませんが、指導教員である山下範久先生が、専門である歴史社会学をはじめ、研究のアプローチなど様々な面でフォローしてくれるので、学ぶ環境はとても刺激的。ロシアでは手に入らない日本の文献を手にすることもできるし、何より母国を外から見る、貴重な時間を過ごしています。

卒業後の最終目標は研究者なので、今はそれに向けて、研究テーマに関連する他学部の研究会に参加したり、専門家の大学での講演会にも足を運んだりと、積極的に行動する日々を送っています。

様々な研究報告の場

院生に開かれた様々な研究報告の場

国際関係研究科では、院生に対して研究指導のプロセスで実施される様々な研究報告会に加えて、国内外を問わない学会発表やジャーナルへの投稿を推奨、支援しているほか、「立命館大学国際関係学会」が発行している下記の論集の発行や、各種のフォーラム、研究会の実施を通じて、院生の研究成果の報告機会を設けています。これらのジャーナルの掲載論文表題等については、国際関係研究科のウェブサイトで閲覧することが出来ます。その他、学内で実施される国際シンポジウム等の場でも、博士課程前期・後期課程の院生がその知見を報告する機会があるほか、立命館大学国際関係学会院生部会を中心とした院生研究会も、それぞれの研究成果を報告し、ブラッシュアップする機会になっています。

2010年度 国際シンポジウム「新しい平和学の構築に向けて」でコメンテーターを務める前期課程院生

国際関係学会が発行している論集・ジャーナルなど
国際関係研究(和文論集)、Ritsumeikan Annual Review of International Studies (英文論集)
国際関係研究科教員に加えて、博士課程後期課程院生もその研究成果を報告しています。
国際関係論集(院生論集)
博士課程後期課程の院生に投稿機会が開かれた論集です。
ワーキングペーパー・シリーズ
本学部教員および研究科院生、研究員による研究成果を公表する場であり、研究科の活発な研究活動を公表するものです。大学院GPプログラムの実施を機に、博士課程前期課程を含む院生の投稿を積極的に支援、推奨しています。
「優秀修士論文集」
国際関係研究科博士課程前期課程では、修士論文の執筆指導に特に力を注いでおり、提出された修士論文のうち、とりわけ優れた論文を編集して『優秀修士論文集』を発行しています。