博士課程前期課程特徴的な学び

インターンシップ

充実した海外および国内のインターンシップ

国際関係研究科では、理論研究等に加えて、フィールドで(から)学ぶことを重視しています。

本研究科では、国内外の企業・マスコミ・国際機関などとインターンシップに関する協定を結び、博士課程前期課程の院生を中心に実習生(インターン)として派遣しています。インターンシップの目的は、実習先の機関や企業で実務経験を積みながら、仕事の内容について学び、組織の理念に触れることで、自らの進路や研究についての深い洞察力を培うとともに、国際的に活躍する社会人に求められる実践的な力量を養うことです。加えて、海外の諸機関でインターンシップに従事する場合には、外国での社会生活の経験を通じて、異文化理解を含む国際人としての基礎的素養や高度国際職業人として求められる実践的な語学力の習得も期待されます。

フィールド・リサーチ

それぞれの院生の研究対象地域におけるフィールド・リサーチを支援

国際関係研究科では、院生が実際に現地(フィールド)に赴いて調査・研究を行うことを支援しています。科目「フィールド・リサーチ」は2011年度より発展的に展開し、経験豊富な講師を通じて、平和構築や復興・開発の途上にある地域その他、それぞれの院生の研究対象地域において、フィールド・リサーチを行うための調査法等の教授や、実施に向けた計画作りを支援しています。また、様々な研究領域、地域を専門にする教員が所属し、院生の研究・学修を支援します。

国際機関ワークショップ

国際機関を志望する院生を支援

本研究科で学ぶ院生の中には、将来、国際連合や地域協力機構といった国際機関で働くことを志望する院生が数多くいます。そのような院生を支援するため、本研究科では「国際機関ワークショップ」を開設しています。ワークショップ参加者は、「国際機関セミナー」を履修し、現職の国際機関職員や国際機関で長く働いた経験をもつ人たちによる講義を受講し、少人数のセミナー形式でのディスカッションや、プロジェクト・マネジメントに関する演習などを行なって、さまざまな国際機関の活動内容や国際機関職員となるためのキャリアパス形成について具体的に学びます。このワークショップは、国際連合や世界銀行などでの勤務経験豊富な本研究科の専任教員がコーディネーターを務めるほか、国際機関で長く活躍され、現在もご活躍中の方々にも顧問として就任いただき、協力を頂いた上で実施しています。

*2012年度から、日本語で実施されている科目「国際機関セミナー(2単位)」、英語で実施される科目「International Organizations Seminar (2 単位)」が開講されます。

DMDP

海外7大学院とのDual Master’s Degree Program: DMDP

共同修士学位プログラム(DMDP: Dual Master’s Degree Program)とは、立命館大学大学院に所属しながら提携する海外の大学院に1年間留学することにより、最短2年間で2つの大学院の修士号を同時に取得できる制度です。グローバル化する国際社会で活躍する人材を育てる仕組みを持った画期的なプログラムとして、1992年の開始以来、これまでに58名の派遣実績(2011年1月現在)があります。DMDPの募集要項、各大学の詳しい情報や担当者からのメッセージ、修了体験談は国際関係研究科ウェブサイトで確認できます。

様々な研究報告の場

院生に開かれた様々な研究報告の場

国際関係研究科では、院生に対して研究指導のプロセスで実施される様々な研究報告会に加えて、国内外を問わない学会発表やジャーナルへの投稿を推奨、支援しているほか、「立命館大学国際関係学会」が発行している下記の論集の発行や、各種のフォーラム、研究会の実施を通じて、院生の研究成果の報告機会を設けています。これらのジャーナルの掲載論文表題等については、国際関係研究科のウェブサイトで閲覧することが出来ます。その他、学内で実施される国際シンポジウム等の場でも、博士課程前期・後期課程の院生がその知見を報告する機会があるほか、立命館大学国際関係学会院生部会を中心とした院生研究会も、それぞれの研究成果を報告し、ブラッシュアップする機会になっています。

2010年度 国際シンポジウム「新しい平和学の構築に向けて」でコメンテーターを務める前期課程院生

国際関係学会が発行している論集・ジャーナルなど
国際関係研究(和文論集)、Ritsumeikan Annual Review of International Studies (英文論集)
国際関係研究科教員に加えて、博士課程後期課程院生もその研究成果を報告しています。
国際関係論集(院生論集)
博士課程後期課程の院生に投稿機会が開かれた論集です。
ワーキングペーパー・シリーズ
本学部教員および研究科院生、研究員による研究成果を公表する場であり、研究科の活発な研究活動を公表するものです。大学院GPプログラムの実施を機に、博士課程前期課程を含む院生の投稿を積極的に支援、推奨しています。
「優秀修士論文集」
国際関係研究科博士課程前期課程では、修士論文の執筆指導に特に力を注いでおり、提出された修士論文のうち、とりわけ優れた論文を編集して『優秀修士論文集』を発行しています。

国際協力の即戦力となる人材育成プログラム

国際関係研究科では、2008年度より2010年度まで、大学院教育改革(GP)プログラムに採択され、正課カリキュラム、正課外サポートの両面から、既存プログラムの充実や新規プログラムを展開し、院生の国際的研究発信やキャリア形成の支援を進めてきました。国際関係GP採択期間終了後も、その成果をより発展・充実させていけるよう、DMDP制度のより一層の実質化、拡充、インターンシップ制度の充実、フィールド・リサーチ科目の発展的展開、院生の国際的発信の支援、GCP科目を中心とした国際協力人材育成に関わるコースワークの充実など、プログラム実施体制を強化しながら取組みを進めていく予定です。