専門分野・ディシプリン

国際経済学、EU経済・通貨統合、国際金融

研究内容

現在取り組んでいる研究テーマは、ヨーロッパにおける金融危機(とりわけユーロ危機)の現状と背景、そして金融危機並びにユーロ危機がヨーロッパの実体経済やEU統合の行方に与える影響についてです。ヨーロッパの場合、深刻な金融危機の背景には、単にアメリカ主導の金融のグローバル化の影響だけでなく、経済・通貨統合を始めとするヨーロッパ固有の要因も存在したと考え、包括的な視点から今回の危機の分析を試みています。

大学院を目指す方へ

国際経済・金融問題は、狭い経済学の枠だけで捉えきれるものではなくて、特にユーロ危機の場合は、政治学や国際関係論、ヨーロッパの統合の歴史や理論といった多面的な分野の知識や分析視角が必要となります。その意味で、国際関係学科は、様々な分野の専門家から学際的な知識や助言が得られ、ユーロ危機のような経済分野だけでなく、ヨーロッパの政治や社会問題とも深い関連を持ったテーマを研究する上で、絶好の環境にあると思います。

指導修士論文(過去5年)

  • グローバル金融危機により露呈した欧州経済の問題点とその対策について
  • サード・イタリアのイノベーションに関する一考察―ビジネスとしての伝統産業のさらなる発展を目指して―
  • 韓米FTAにおける国内交渉プロセスの分析-韓国政府のFTA推進政策の考察および評価-
  • ドイツ労働市場の変容と政府の政策対応-1980年代以降の変化を中心に-
  • イタリアの産業構造の特徴と改革に向けた課題 ―競争力強化に向けた産業政策に関する一考察―
  • EU金融規制監督の改革と今後 -イタリアの銀行救済からの考察-

指導博士論文

  • ドイツの労使関係の変容と課題 ―共同決定制度と産業別労働協約を中心に―